★2/25・(火) 18:00-【☆BIMMミュージック・インスティチュート・サマーコース☆】現地講習会担当者がプログラムについて解説致します!★
BIMMミュージック・インスティチュート・サマーコース
Information Session
~BIMMミュージック・インスティチュート・サマーコースオンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です
ゲストスピーカー:BIMM大学 アジア担当 Alice Wongさん
日時:2月25日(火)18:00-18:30
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度
♪参加ご希望の方は、こちらからオンライン予約フォームを送信して下さい。
※説明会予約を選択→その他ご要望等に“BIMM”とご記入下さい。
お電話・FAX・メールでのご予約も承っております♪
電話:03-5577-4500 FAX:03-4496-4903 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
中華人民共和国

気候 国土が広いため、寒帯から熱帯までの幅広い気候帯に分かれている。 |
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現在の天気 |
ビザ | 観光目的で入国する場合、15日以内の滞在については不要。学生ビザは留学する期間によって異なり、長期留学(181日以上)のX1ビザと、短期留学(180日以下)のX2ビザがある。詳細については大使館にご確認ください。 |
パスポート | 残存期間が6カ月以上が望ましい。 |
大使館などの在日政府機関 | |
中華人民共和国大使館 | Embassy of the People's Republic of China in Japan 〒106‐0046 港区元麻布3丁目4‐33 Tel:03-3403‐3388 03-3403-3065(領事部) ビザ申請・受領受付月〜金 9:30〜11:30、13:30〜15:30 |
在大阪中華人民共和国総領事館 | Consulate‐General of the People's Republic of China in Osaka 〒550‐0004 大阪市西区靱本町3丁目9‐2 Tel: 06‐6445‐9481 |
在札幌中華人民共和国総領事館 | Consulate‐General of the People's Republic of China in Sapporo 〒064‐0913 札幌市中央区南十三条西23丁目5‐1 Tel: 011‐563‐5563 |
在福岡中華人民共和国総領事館 | Consulate‐General of the People's Republic of China in Fukuoka 〒810‐0065 福岡市中央区地行浜1丁目3‐3 Tel: 092‐713‐1121 |
在長崎中華人民共和国総領事館 | Consulate‐General of the People's Republic of China in Nagasaki 〒852‐8114 長崎市橋口町10番35号 Tel: 095-849-3311 |
中国国家観光局 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-5-2エアチャイナ8階 TEL 03-3591-8686 FAX 03-3591-6886 営業時間 9:30〜12:00,13:00〜17:00 休業日 土・日・日中両国の祝日 |
中国国家観光局大阪駐在事務所 | 〒556-0017 大阪府大阪市浪速区港町1-4-1 OCATビル4階 TEL 06-6635-3280 FAX 06-6635-3281 営業時間 10:00〜13:00、14:00〜18:00 休業日 土・日・日中両国の祝日 |
現地日本大使館 | |
在中華人民共和国大使館 | People's Republic of China Embassy of Japan 7 Ri Tan Road, Jian Guo Men Wai, Beijing, People's Republic of China (北京市建国門外日壇路7号) Tel: (86-10) 6532-2361 Fax: (86-10) 6532-4625 |
在重慶総領事館 | Chongqing Consulate-General of Japan 14F, Chongqing Guesthouse Business Mansion, 283 Minsheng Road, Chongqing, People's Republic of China 重慶市渝中区民生路283号 重慶賓館商務大厦14F Tel: (86-23) 6373-3585 Fax: (86-23) 6373-3589 |
在広州総領事館 | Guangzhou Consulate-General of Japan Garden Tower, 368 Huanshi Dong Lu, Guangzhou, People's Republic of China 広州市環市東路368号花園大厦 Tel: (86-20) 8334-3009, 8334-3090 (領事・査証班) Fax: (86-20) 8333-8972 |
在上海総領事館 | Shanghai Consulate-General of Japan 8 Wan Shan Road, Shanghai, People's Republic of China 上海市万山路8号 Tel: (86-21) 5257-4766, 5257-4768(査証問い合わせ専用) Fax: (86-21) 6278-8988 |
在瀋陽総領事館 | Shenyang Consulate-General of Japan 50 Shisi Wei Lu, He ping Qu Shenyang, Liaoning, People's Republic of China 遼寧省瀋陽市和平区十四緯路50号 Tel: (86-24) 23227490 Fax: (86-24) 23222394 |
在大連出張駐在官事務所 | Dalian Branch Office in Dalian, Consulate-General fo Japan at Shenyang, 3rd Floor, Senmao Building, 147 Zhongshan Road, Xigang District, Dalian, Liaoning, People's Republic of China 116011 遼寧省大連市西崗区中山路147号森茂大厦3階 Tel: (86-411) 8370-4077、4081、4082 Fax: (86-411) 8370-4066 |
在香港総領事館 | Hong Kong Consulate-General of Japan 46th & 47th Floors, One Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong Kong 香港中環康楽廣場8號交易廣場第一座46樓及47樓 Tel: (852) 25221184 Fax: (852) 28680156 |
| 大使館などの在日政府機関 | 現地日本大使館 |

近藤富佐子さん/声楽/パリ地方音楽院声楽教授/フランス・パリ
近藤富佐子さん プロフィール
「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回、パリで声楽の教...
永田ひとみさん/バレエ/ビアリッツ国際ダンス講習会/フランス・ビアリッツ
4歳よりバレエを始め、山口美果・松下裕次に師事。2011年よりアシスタント講師として活動。
-略歴を教えていただけますか?
永田 はい,4歳からバレエを始めて中学3年間はほぼサボッてたんですけど高1から先生も変えて、それからは週6のレッスンもちゃんと本格的になって…そのうちにバレエ講師を目指すようになり、今は短大に通いながらレッスンしています。
舞台経験はそんなに多い方じゃなくて、コンクールも1回しか出てないので…留学も今回が初めてになります。
-海外旅行などに行かれたことはありますか?
永田 行ったことなくて…家族も海外に行く家じゃないので。パスポート取ったのも初めてだし、一人旅みたいなのも初めてでした。
-行く前は色々不安はあったと思うんですが、今回初めて海外に行かれてみてどうでしたか?
永田 行く前は本当に不安で、家族もみんなすごく心配してたんですけど、でも行ってみたらすごく良かったです。色々経験になって。
-トランジットで、ヘルシンキへと、フランス以外の所へ行かれていましたけど、実際ヘルシンキとかはどうでしたか?
永田 ヘルシンキはすごくいいところで日本人も一杯いました。多分トーベ・ヤンソン100周年記念で…日本人はムーミンのファンが一杯いるから。
成田とか東京とか名古屋とかと繋がってるというか…日本のいろんな所にヘルシンキから来るのでその分日本人もすごく多くて。ヘルシンキ市内観光しても絶対日本人を見かけるぐらいだったので、ビアリッツよりはヘルシンキの方が日本人がいる“ホーム感”がありました。
-ちょうどムーミンのイベントということもあって?
永田 そうです、“100周年記念”ですごいムーミンをおしていて…美術館も行ったんですけどトーベ・ヤンソンの展示になっててそこでも日本人が一杯いました。(笑)
-現地は建物とかも違いましたか?
永田 そうですね、すごく綺麗でやっぱり西洋独特の建物が…日本だと西洋風の建物があっても絶対近くに日本らしいものがあるし、街の木とかも違うし。でも、意外とヘルシンキは思ったよりも床が汚かったのが印象的ですね。道路とか路地とか雪が降れば様になるのかな?みたいな街並みで。ビアリッツの方がすごく綺麗でしたね。ビアリッツはすごく整備されてて、床もすごく綺麗で…100点って感じだったんですけど(笑)。ヘルシンキは…ヘルシンキでよかったです。
-そうですか。今回はビアリッツに決められましたが、その前にいくつか候補で参加される講習会を選ばれてたと思うんですけど、最終的にビアリッツにした決め手というのは何ですか?
永田 決め手・・・私が応募するのが遅くて、決断するのも遅くてもうどれも締め切りになっちゃってて…消去法みたいなところもあったんですけど、でもビアリッツの講師陣がパリオペラ座とか日本のバレエ界でもトップのレベルのバレエ団の元ダンサーだったり、それに付属する学校の教授であったり、その人達に直接お目にかかれるっていうだけですごいなって思ったので選んだのもあります。
-実際、そういう元パリオペの方とかのレッスンを受講されて、パリオペならではのスタイルっていうのをご自身で体感されてどうでしたか?
永田 私は日本でロイヤルのメソッドでやっているのでちょっと違うなとか、日本人とフランス人では元々体格も違うし出来ることも違うので、「それは日本人の体では無理だよ」みたいなのもやるんですけど、でもフランスはやっぱりロイヤルよりもみんな女優っていうか、すごく女性らしくって…。ロイヤルはテクニックが確実でどちらかっていうとそんなに思いっきりやるっていう感じではなく“大会命”みたいな感じなんですけど、パリオペのダンサーや先生たちは上体…手の動き一つとってもすごくしなやかで女性らしくて、美しくて、アップの取り方も素敵だなって学べたのはあります。
-いいですね。日本の指導ってコンクールとかテクニック的な指導と雰囲気であったり、女性らしさであったり、美しさの使い方の違いっていうのがあるんですけど、バーの時点からそういったものを心掛けてるなっていうのを感じたりするっていうことですか?
永田 そうですね、日本のスタジオでは、まずは軸の安定を重視するといったレッスンで、バーなどは特に踊ることよりも筋トレに近いのですが、あっちのレッスンでは、「こういう時に顔はこっちで、この顔をこっちからのこういう流れを大事にして」みたいなことを言ってて、「ああ…いいなぁ!」って、それ以外は足とかで言われることは日本と全然変わらないし、テクニック学ぶんだったら日本にいても十分かなとは思いました。
-今年のビアリッツの参加者は何人ぐらいいらっしゃいましたか?
永田 人数は、私は一番上のクラスにいたので…上のクラスは80人ぐらいいたんだと思うんですけど、まだ下のクラスとかに一杯いたので…、まあ130人くらいはいたんじゃないかと思います。
-参加されたコースのスケジュールはどんな感じでしたか?
永田 9時から1時間15分のフロアバーと、10時半から1時間半普通にレッスンがあって、お昼1時間挟んで13時からアダージオクラス。それから男の子の生徒さんと組んで練習したりして、2時45分からレパートリー、バリエーションレッスン。4時半からマランダとコンテ、一番最後に6時15分からキリアンで終わりですね。終ったら7時、8時ぐらい…着替えて出てくるのは8時ぐらいですね。その中で色々削る…自分が取りたいのは取ればいいんですけど…そうするとレッスンは9時間になるので…“死ぬなぁ”って思って、マランダはよく分らなかったんで切っちゃったんです。そんな感じですね。
-なるほど。クラスの間にお昼休憩以外は大体15分ぐらいの休憩ですか?
永田 そうです。15分の休憩を挟みながら。
-アタージオを組むパートナーの男性の方っていうのはどれぐらいいらっしゃるんですか?
永田 男性は15人ぐらいです。その内半分は組んだ経験のないような男の子たちで…14歳とか。向うで14歳だと多分組んだこともないと思うから。女の子も14歳ぐらいだと14歳の男の子について教わるという形で、出来る人は出来る人と組んでという感じです。
-日本では発表会とかでパ・ドゥ・ドゥのご経験があると思うんですけど、向うの男性とパートナーリングやってみてどうですか?何か違いとかありましたか?
永田 そうですね、私は今まで先生としかアダージオやったことしかなかったんですけど、あっちは生徒さんなのでピルエットを回すにしてもすごく回してくるっていうか、すごく持つし、“そんなにやってくれなくても私回るのにな”って思いながら…すごく自分を見せたがるし。友達が留学してた頃にも言ってたんですけど、女の子より前に立っちゃうとか自分を“カッコ良く見せたい感”が凄かったり…多分、国もあるんだろうけど…だからこっちで先生とレッスンしてた時は、先生が私の力で出来るようにサポートしてくれてたんだなっていうのをあっちに行って感じました。あっちの男の子は“俺がやる俺がやる”っていう感じでもうガンガン持ち上げてくれるしガツガツしてました。
-バリエーションは今回は何をやりましたか?
永田 バリエーションは「ローズアダージオの一幕のオーロラ」と「グラン・パ・クラシック」というバリエーションとあとは「ジュエルズのエメラルド」…これはオペラ座の演目だからやったんだろうなって思うんですけど。それと「ラ・ベール」のバリエーション。あとはそのレパートリーを受けてる全員でラ・バヤデールの影の王国のアダージオをなんか1列で出てくるやつを一杯いたからそれをやって、最後は「白鳥の2幕」のオデットのバリエーションもありました。
-永田さん的にこれは楽しかったなっていうのはどれですか?
永田 私はラ・ベールと…そうですねラ・ベールが楽しかった。多分これもパリオペの演目なのかなって思うんですけど…アンデオールしてこういう形が基本のはずなのに…結構インパッセとかでもあって、上体の使い方も本当にパリオペならではだし、すごく嫋やかで女性らしい振り付けで…日本のダンサーで踊ってるのはあまり見たことないなと思ったんですけど…よかったです。
-普段コンテンポラリーとかっていうのはされてるんですか?
永田 今年の発表会で初めてやったぐらいだったので、本当にもう初心者、超初心者です。
-キリアンを受けられてどうでしたか。
永田 楽しかったです。キリアンはすごく楽しくて一番楽しかったと思います。キリアンの先生だけが英語であとの先生方はフランス語で…実際に何言ってるか全然分らなかったのですけどキリアンの先生だけ英語だからニュアンスとかもちゃんと伝わってきて…すごく面白い先生だったし…あと向こうのクラシックとかでは全然“構わなくても立ってるだけ”で綺麗だけどキリアンになったらちょっと人間らしい身体つきの方がリアルだと思うし…あっちの子ってホントに振りを覚えないし音に合せないし先生の言うこと聞かないので…キリアンの時だけは日本人でも前に出ていって出来たので楽しかったです。
-キリアンのワークショップっていうよりはどちらかっていうとレパートリーを何か?
永田 そうですね、2曲。2個の作品を1部ずつ…27'52''とベラ・フィギュラの中から抜粋で1曲ずつやりました。
-赤いスカート履きましたか?
永田 スカート履かなかったですね。あれやってみたかったですね。あんなスカート。
-最終的にプレゼンテーションしましたか?
永田 そうですね、プレゼンテーションも3日目の夜にいきなり劇場に連れて行かれて…ただ学校の持ち物だったと思うんですけど、今日までやったことを舞台でやるみたいな。多分レッスン中に先生は言ってたんだと思うけどフランス語だったので何を言ってるのか全然分らなくて。でも奇跡的にその先生とその日の夜にすれ違って、「あなたこれからショーに行くの?」って言われて、「行きます」って言ったら、「じゃあ乗せて行くから乗りなさ~い」って言われて、その時キリアンの先生がいたから英語で教えてくれて、そのまま乗せられて行っていきなり舞台に立って…本当にハプニングでした。(笑)
あの時先生とすれ違がわなかったら私舞台に出られていなかったし…そのとき靴を持っていたのは奇跡的だったし…すごかったです。あれは奇跡でした。
-受講者はフランス人が多いんですか?
永田 そうですね、やっぱりフランス人が多かったのかな。スペイン人とウクライナ人がいたのは分ったんですけど。
-アジア人は?
永田 アジア人は私と日本人がもう一人居ただけで超アウェイでした…日本人が少なくてw
-今回キリアンが一番良かったっておっしゃってましたけど、やはり印象に残ってるっていうことはバレエよりもキリアンという感じですか。
永田 クラシックは言ってしまえば日本で聞いたことがあることを言われてるなっていう感じもあったし、朝からバリエーションまでずっとクラシックでやってると、キリアンも真新しくて面白いかなという思いが自分でもあるんですけど、こっちでコンテやる機会がなかったから斬新で良かったのかなっていう感じですね。
-鏡が稽古場に無かったと?
永田 無いです。体育館にリノリウム敷いただけの会場だったので。本当に体育館なんです…バスケットボールとかもそこら辺にあって、観客席があってそこに親御さんたちが見に来ている感じです。一部屋だけ鏡があるところがあったんですけど、それは下のクラスの子が使うところなので私達上級者のクラスのところには当然なかったです。
-普段鏡のあるところでお稽古されてると思うんですが、外されてお稽古されることに抵抗とかなかったですか?
永田 ありましたね、先生の動きと自分の動きがどう違うのかも分からないし(舞台に鏡はないですけど)。いきなり鏡なくされて発表会の練習とかだとそれだけで回れなくなったりとかするので、多分いつもよりすごくやりにくかったんだと思うんです。今日の自分のバランスとか確認する時にも「ああ今日は左肩上がってるなぁ」とか。だから「今日は左肩下げよう」とかそういう確認もできない。でも鏡があったらあったで先ず自分の体形を他の子たちと比べちゃうだろうし、その点では無くてよかったかなと思います。鏡が無いからよけいに自分で気を付けるし、無かったら無いでいい経験だったかなとは思う。鏡を見ることに甘えているんだなっていうことに気付きました。
-暑さとか大丈夫だったですか?
永田 向こうは気候が湿気もないしこんなに蒸し暑くならないので。多少酸素が薄いかなと思いましたけど、でも体育館のドアを開けて風通しをよくしていました。そんなに気温とか環境的なことで「えぇー」とは思わなかったです。日本のレッスンの方が汗かきます…湿気高いし湿度が高いし。向こうは快適でした。
-結構夜遅くに終わってという感じだと思うんですけど、レッスン以外の時間というのはどういうふうに過ごされていましたか?
永田 レッスン終わってから海に行ったりとかしてました。あっちは9時ぐらいまで明るくて全然“夜っぽく”ないので。レッスンも後半になるとキリアンとマランダの時間が入れ替わるんですけど、後半の日はキリアンが6時ぐらいに終わったからその後にビアリッツ海岸に行ったり、あと近所の(近所っていっても結構遠かったんですけど)大きなスーパーに行ったりとかして街を堪能してきました。
-ビアリッツの治安とか外観とか人々の感じとかはどうでしたか?
永田 ビアリッツも人はすごく良くって…。みんな本当に優しくって。街にははオシャレなお店が一杯ありますね(表参道なんてカスみたいな感じで)…本当に…本当に綺麗なんですよ。粗探ししようとしても見つからない…お店が本当に綺麗だし…。チョコレート屋さんとかパン屋さんとかカフェとか…写真も撮ったんです。ビアリッツは“栄えてる感じ”。季節的にも海に来てる人が一杯いるからだと思うけど、どのお店にも人が一杯いるし“賑わってる空間”ですね。
それと屋根の色がみんな同じですね。飛行機から見たとき屋根の色が全部同じでした。
-いいですねー。
永田 良かったです、綺麗で。
-パリとかヘルシンキとかの主要都市からちょっと離れてるじゃないですか。行くまでにちょっと時間がかかるなって思ったんですけど、実際行かれてみてその辺は気になったりしませんでしたか?
永田 いゃー全然。海外は初めてでパリとかもよく分らないから、他の所はどうなのかなとも思いましたけど…ビアリッツは東洋人が全然いないなって思いました。フランスの人が休暇を楽しみに来てるとか、スペインの人が来てるとかそういう感じです。
それとフランスではみんな車が道を譲ってくれます。止まって“行けよ”みたいな、バイクの人もみんな道譲ってくれます。一緒に留学してるもう一人の日本人の子は今ドイツに留学してるんですけど、ドイツはみんな結構“嫌な顔するよ”って言ってて…じゃあここは“いいとこ”なのかなって思いました。本当にみんな譲ってくれます…バイクの人とか優しくて感動しました。
-泊まってらっしゃるところからの移動っていうのは徒歩で?
永田 徒歩ですね。
-泊まっていたところは何処ですか?
永田 ユースホステルです。
-ユースホステル…どうでした?
永田 良かったです。想像よりも全然良くって綺麗だし、レセプションの人もふざけてだけど日本語とか話してくれて「ありがとうございます」とか言ってくれるし、私の拙い英語を一生懸命聞いてくれます。街の人もそうですけど拙い英語を一生懸命聞いてくれてちゃんと誠実に対応してくれるし良かったですね。食堂のオッチャンも面白くて良かったです。
-街のフランス人の方も英語を話してくれる?
永田 (基本)話してくれます。全然話せないオジチャンもいたんですけど「いやぁー わかんないよね」って言われちゃうこともありました。スーパーとかに行ってもレジのオネエサン、オバサンは全然英語しゃべってくれないけど、私の前に会計してた男の人が英語で説明してくれたりとかして、優しいなって思いました。
-スーパーに並んでるものとかは日本とは違うと思うんですけどどうですか?
永田 はい、サイズが大きい(笑)。肉とか写真撮っちゃったんです、“こぉ~んなの”だし…市場って感じです…フルーツとかも山積みだし野菜も山積みだし、水買おうと思ったら、150mlペットボトルなんて見かけないし、2リットルで一番小っちゃい。洗剤も大きいし。でも楽しかったですね。日本ほど潔癖じゃないじゃないけど…パッケージとか結構適当だし、簡易包装だし、これが海外のスーパーかなって感じです
-お食事とかはどうされてましたか?
永田 食事は朝、夜はユースホステルで出るので。昼はレッスン場近くにパン屋さんがあってそこで毎日買ってて、クレープ屋さんとかもあってそこでも買いました。
-パンとかクレープとかどうでした?
永田 “すごい”美味しかったです。パン屋さんはホント“外れなし!”って感じで全部美味しかったですよ。お店も綺麗だし…でも高いですね、キッシュこれくらいの1個で3ユーロぐらいするので。3ユーロっていったら500円弱ぐらい。でも美味しかったです。
-ご飯とかで合わないなとか、ちょっと抵抗あったりとかというのは特になかったですか?
永田 そうですね、寮の御飯で当たり外れがすごくてこれは“絶対に冷凍だな”みたいなやつとか、人参グラッセだったか…本当に“これは頂けないな”みたいなのがあったんですけど、でも基本的に味は良くて…今日の御飯は食べられないなって思ってもフランスパンがドサッて置いてあるので食べ物に困ることはなかったです。フランスパンさえ食べられれば。
-他に参加されてたフランスであったりウクライナの方とはお話ししててウクライナっていうことが分ったんでしょうか?
永田 そうですね。アダジオ組んだ男の子に何処から来たのって聞いたら、ウクライナって言っててその子の周りにいた女の子たちも多分ウクライナだと思うから…まあウクライナから来たのかって感じです。
-クラスの中でコミュニケーションは問題なかったですか?
永田 コミュニケーションは私があまりとろうと…出来なかったのかも知れないけど、街の人は優しいけど…バレエのクラスなので元々“きつい”し、目つきとかもフランス勢が“なんだよ東洋人が”みたいなセリフで来る…多分私の被害妄想なんですけど。(笑)
-そういうオーラを?
永田 そう、オーラを出してくる。私たちのホームだからみたいな感じで。多分その子たちは毎年来てるみたいなので。でも結構いいフランス人もいてその子は8年連続でビアリッツの講習会に来てるとか言ってて、そういう子は結構多いみたいでその生徒たちのことは先生も覚えてるし、明らかにこの生徒たちはこの講習会で“トップに君臨してるんだな”みたいな子が一派でいて、踊れる7人の男の子もその一派です。スクールで来てるのかビアリッツの子たちなのか分らないんですけど、そこだけすごくホーム感出してて…その他から来てる男の子たちはアダージオを踊れない子たちばっかりだから…友達の日本人がその一派の中の男の子(トップに君臨してる子)に“組んでもらえない?”って言ったらまわりの女の子の目が凄くて出来なかったんです(笑)…怖いんですよね。でもいいフランス人も居て暑いって扇いでたら一緒に扇いでくれるフランス人とかいて、なんかすごく優しい人もいたし…コミュニケーション?…フランス人同士でもあんまりとってなかったし、結構みんな個人で“やってる”感じです。
-グループもあり個人で参加されてる方もありと。80人いらっしゃいますから結構色んな方がいらっしゃいますよね?
永田 そうですね。
-先程フランス語がよく分らなかったっていうことをおっしゃってましたけどコミュニケーション以外に何か困ったことってございましたか?講習会だけでなく全体を通して。
永田 困ったこと・・・?
-乗り換えとか、“どうしよう”とか?
永田 あまり言葉以外に困ることは実際少なくて…洗濯機の使い方が分らなかったぐらいです。ユースホステルで洗濯機を使えるんですけど、一緒にいた女の子は海外に慣れてるからその子にいつも任せてたんですけど、その日はその子はレッスンに行ってて私はレッスンから帰ってきててっていう状態で、私一人でやらなきゃいけなくて…その洗濯機の開け方も分らないんですよね。
-横向きで回るやつですか?
永田 そう、先ずこの蓋を開けたいんだけど開け方が分らないんですよ。スイッチが何個かあるんですけどもうお金入れちゃってて…多分何か押したら回り始めちゃうだろうし…鍵マークがついてるボタンが1個あって…日本で鍵マークついてるボタンってあんまり押したらいけないじゃないですか。
-そうですね。
永田 ちょっとマズそうな感じがする…それではないなと思って。あとはスタートボタンちっくなやつと時間みたいなマークがついてるやつで、どっちだろうと思ってどっちも押したら回りだしちゃって…何も入ってないのに。ヤバイ!と思って全部押たらその鍵マークがオープンだったんですよね。それでひとしきり焦ってもう一回スタート押したらちゃんと動いてくれたので無事洗濯は出来たんですけどあれはかなり焦りましたね。そんな感じ…本当にダサイです。
-いやぁ、でも分らないですよね。
永田 分らなかったですね。これは押しちゃいけないとか思ったんですけど…それだったんです。先入観ですね
-講習会とホステルの道程は遠かったり近かったり?どうでしたか?
永田 すごく近かったと思います。歩いて10分しなかったという感じですね。坂道一本だから道もすごく分りやすいし。
-天候とかどうでした?
永田 天候はすごく良かったです。私たちがレッスンしている間の時間帯は暑いんだと思うんですけど、朝夜は全然涼しくて湿気もないし、夜窓を開けて寝たらほんとにクーラーいらないというか(クーラー無いんですけど)…すごく涼しくて過ごしやすかったです。雨も一回も降らなかったので、天候に恵まれていい天気の毎日でした。
-今回行かれてご自身で“変ったかな”って言えるところはありますか?
永田 今は実家暮らしだし一人で何かやることって意識しないとあんまりないので。だけど今回一人で初めて海外に行って、自分でやるしかないから…英語もよく分らないけど出来るだけの力を振り絞って伝えようとしてみたり…それでみんなも助けてくれたりして。無事その一週間弱を乗り切れたことはバレエじゃなくて“私、出来るかもしれない”って思いました。自信がついたと思います。
-今回の講習会で参加して良かったなって思った瞬間はありましたか?例えばレッスンやコミュニケーションを含め食べものでも何でも?
永田 そうですね、来て一番良かったなって思ったのは街の人と喋ってるときが一番良かったかな。これ伝わったかな?みたいな英語でも“オー!オブコース”とか言われるとすごく嬉しいですね。伝わってたし承諾された…お店の人や街の人と喋ってて…それでコミュニケーションがとれたっていうか最低ハードルを越えたときが一番嬉しかったですね。
バレエに関しては単純に喜べないっていうか、“でも私あれだしな”とか“まだこれ出来てないしな”とか色々考えちゃうから来て良かったって思わなかったですけど、それでもバレエに関していいなって思ったのは日本へ帰ってきて日本のレッスン受けてから“あぁ、ちょっと変わったな、私も”ってその時になって思ったんです。
向こうでいいなって思ったのは空港とか街とかですね?
-今回色々始めてのことを経験されて、今後留学をされたいなっていう方に何かアドバイスがあったら少しお願いします。
永田 最初は私も行くのをすごく渋ってたんですけど、でも行くお金と周りの支えがあるなら絶対行った方がいいと思う。不安なのはすごく不安だったんですけど…でもアンドビジョンの皆様には私の意味のわからない質問にもいちいち答えていただいて、すごいサポートをして下さったから…それでも不安は尽きなかったですけど、行ってみるまでは不安はなくならないものだから不安は置いといて取り敢えず行ってみたらいいです。上手くなるとかそういうのは自分次第ですけど、それ以外に得るものが絶対にあると思うので絶対に行ってみたらいいと思います。
-なるほど、行く前にこういったことをやっとけばよかったかなということはありますか?
永田 そうですね、簡単な会話ぐらいは覚えていった方がいいかもしれないです。行く土地に合せてやっとけばよかったのかなと。でも現地で喋ってるのを聞いたら分らないので聞くのは無理ですけど、自分から言えるようなことは何個か準備していった方がいいかなと思います。基本的なあいさつとかは覚えていった方がいいと思いました。
-今後永田さんの活動、もしくは進路としてはどういうふうなお考えですか? 冒頭に“教える”とかっていう話しがございましたけど。
永田 そうですね、今はバレエ講師目指して勉強させてもらっててスタジオでアシスタント講師してるんですけど、短大を卒業したら講師として雇ってもらうことになってるので講師になって…あとは私バレエ団を受けるのはもう諦めてたんですけど留学してみて受けるだけ受けてみてもいいのかなと思いました。“教え”は何歳からでも出来るけどダンサーとしての寿命は短いので…受けてどうなるか分らないけど…受けて受かったとしてもその団に入るか分らないんですけど経験としてオーディションは受けてみようかなと思ってます。
-それは国内ですか?
永田 国内です。外国はもう絶対に無理ですね。そこまでの勇気は出てこないです。
-外国でちょっと1年ぐらい生活してみようかな、なんていうことはないですか?
永田 そうですね、いやな話ですけど自分の講師としてのプロフィール欄に経験として書けることが欲しいので。…バレエ団に居たっていうのは多分スクール選ぶときとか先生選ぶときに素人の方々はそこを見て入るんだろうからそういう経験を持っておいてもいいのかなという決断が出来ました。
-国内でとおっしゃいましたけど海外のバレエ団を目指されない理由はなんでしょうか?
永田 それはもう単純に勇気がないというか…向こうで生活するとしたらお金もかかりますし、また、向こうでバレエ団に入ってガンガン踊りたいっていうことではないので。バレエ団に興味があるわけではなく…自分が躍るのもあんまり好きではない方なので“教え”を念頭に置いてやるんだったら日本国内のバレエ団も20いくつかありますので…。
-そうですか、是非頑張って下さい♪本日はお時間いただきどうもありがとうございます。
稲垣文夫さん/チューリッヒ・オペラ・バレエ団/スイス
広島大学 卒業
平櫛安子氏、洲和みち子氏、橘秋子氏、小牧正英氏に師事
チャイコフスキー記念東京バレエ学校1期生
メツセレル、ブアルラモフ、スミルノフ、スミルモワ、タラ・ソワらに学ぶ
フランス、パリに渡り、セルジュ・ペレッティ、ミシェル・レズニコフ、マダム・ノラらに学ぶ
ニコラス・ベリオゾフ氏のチューリッヒ・オペラ・バレエ団に入団
現在、同バレエ学校にてクラシックバレエ教師を務める。
-まずは簡単な自己紹介から宜しいですか?
私はもともとは音楽の大学のピアノ科を卒業してるんですね。それで、大学の2年頃からバレエを始めまして、あとは、以前のタチバナバレエ学校。今は牧阿佐美さん。もうずいぶん昔。それから、そこを経てこまきバレエ団。こまき先生がいらした頃。そこを経て、今度はチャイコフスキー東京バレエ学校ですね。そこの1期生として入りました。そこで、5人ぐらい先生は代わりましたけどね。あとパリに渡りまして、2年勉強してました。そしたら、チューリッヒオペラ劇場のディレクターがダンサーを探しに来て、オーデション受けパスしましたので、それからはチューリッヒバレエオペラ劇団に入ったんですね。それは1967年。あと、ずーっとそこにいまして。あと、もちろん年齢もあれになりましたんで、今度はバレエ学校の方から「教師としてやってくれないか」っていうことで、もう30年ぐらい前ですけれどもね。そこで教えることが始まりまして、今まだ教えております。そういう感じですね。
-スイスにはもう長いこといらっしゃるんですね。
スイスに来たのが67年ですから、もうかれこれ40何年ぐらいですか。あと、その前に2年パリにおりまして。だから、日本を離れてから、もうかれこれ50年近くなりますね。
-では、元々は今のバレエ団でダンサーとして活躍していらっしゃって、そこから教える側に就いたということですね?
そうですね。一番最初のニコラス・ベリオゾフというバレエディレクターの方が非常に世界的に有名な方で、その方が僕を抜擢してくれてバレエ団に来たんですね。あと、その後もいろいろとディレクターが代わりまして、パリオペラからのディレクターとかロンドンロイヤルバレエからのディレクターとか、あとはニューヨークシティの方とか。それで、まぁやっぱりディレクターが来る度に皆さんクビになったりするんですよね。最後は、教師としての試験がまたあって、僕とそれからイギリス人もいたんですが、パトリチエニアリさんが結局僕をとってくれましてね。それ以来、ずーっと続いております。
-ダンスは大学2年生からということですか?
そうです。ですから、年齢的にはもう18才以後です。最初はモダン系だったんですがね。でも、やはり僕はクラッシクがやりたいということの方が強かったんで。
-ピアノはクラシックをなさっていたんですか?
そうです。ピアノはクラシックです。大学の音楽のピアノ科ですからね。パリにいた頃は、生活の為にやはりバレエ教師のピアノで生活をしておりまして、勿論レッスンも取っておりましたが。でも、ベリオロゾフがダンサー探しに来た時に、「あなたピアノ弾いてるけど、ダンサーだろ?」って言ったので「そうですよ」って言って。で、結局オーデション受けてパスしたし、今日に至るんですがね。
-では、子供の頃からダンスをなさっていたという訳ではなかったんですね?
ではないです。やはり、僕はピアノで進もうと思っていたんですが、やはりある時、バレエの公演を見てね。「これは凄い」なんて思って、そっちの方を始めた訳です。一応、大学卒業しましたけれどもね。卒業して就職なんかもありましたけど、全部それはもうとらないで、バレエの方に進んできましたね。
-子供の頃はピアニストを目指していたけれど…ということですね?
そうです。はい。
佐々木忠治さんが東京バレエ団の経営をやってますよね。以前は、林さんっていう方だったんですが。学校の経営が上手くいかなくて、結局誰かに渡さなくちゃいけないっていうことになって、佐々木さんの手に渡ったんですが、経済的に海外の先生方がもう来れなくなってしまって、じゃあ僕が外国で勉強しよう、っていうことでパリに出た訳です。
-それが海外に行こうと思ったきっかけですか?
そうです。もう、今から50年昔ですけど。
-50年前となりますと、海外に出るということに対して今よりもっと敷居が高かったのではないでしょうか?
そりゃあ大変でしたよ。それは、もうほんとに不可能というぐらいでしたね。はい。ですけど、なんかいろいろ口実を作って。あの頃はスポンサーがいなければ、もう外国なんか出られなかったんですがね。ツーリスト旅行のパスポートもらって、パリに入ったんです。ところが、パリに入って1週間ぐらいですぐピアノの仕事が見つかりまして、その時弾いてたピアノの方が下手くそでダメだったんですよ。そうしたら、「弾いてくれないか」ということで、その仕事に就きました。7人位の有名な先生方ばっかりで、パリの凄い優秀なソリストだった方々なんですが、その方達のピアノを2年ぐらい弾いてまして、そうしてるうちにチューリッヒのバレエディレクターが来て、ハレエに入ったということです。それからは、もうピアノは一切なしということで、バレエ専門になりました。
-海外に出た時に、一番苦労したのはどんな点でしたか?
苦労っていうか、最初は、1ケ月ぐらいの滞在費は持ってましたので、一応パリに着いて、パリのバレエ界がどういう状態か見たら、もう帰ってもいいと思ってた訳なんです。1ケ月ぐらいで。ところが1週間後にその仕事が入っちゃって、「しばらくまだいれるだなぁ」と。
-最初は観光ビザで入られてということですよね?
そうです。
-その時、もう既にフランス語の方は?
フランス語は僕、こまきバレエ団にいた時に星野安子さんっていう方。もう亡くなりましたけれども、その方のお父さんが早稲田の仏文の教授だったんですよ。星野安子さんとよく仲良くしてて、「もしどっか行きたいんだったら、うちのパパがフランス語の個人レッスンをしてあげるよ」ということで。でも、パリに着いた時は、僕、全部英語で喋ってました。まだ、そこまではちょっといかなくて。
-いきなりネイティブと対面しても、話すってなかなか難しいですよね。
着いた年の夏休みに、パリオペラ座の大御所が、1ケ月南フランスにバケーションに出ますよ、ということで僕も行ったんです。その時、着いた途端、「今日から英語は絶対喋らない、全部フランス語!」っていうことで、1ケ月間フランス語をとことんとことん仕込まれて、夏休み終わって帰ってきたら、フランス語でも大丈夫だっていうことになりましたね。
-そんな短期間で!凄いですね。
もうとにかく朝から晩まで一切英語は喋られない。みんな全部フランス語でしたので。
-どっぷり浸かったということですね?フランス語に。
そうですね。やっぱり、パリは英語を喋る人っていなかったですからね。
もうなにもかも全部フランス語じゃないといけないし。
-なんとなくフランス人は英語を喋ってくれないイメージがありますよね(笑)
そうですよ。喋ってくれないです。はい。
-お仕事が見つかった時に、諸々の手続きやなんかは全部フランス語だった訳ですよね?
それは、ニコラス・ベリオゾフっていう、ロシア人ですけど当時スイスにいらした方がパリに来て、そのオーデションを受けたら、「もうすぐチューリッヒ・オペラ劇場のバレエ団に来てくれ」っていうことで。ここまでくると、もうバレエ団が全部手続きしてくれますんで。劇場がね。ですから、もうその滞在とかそんな事は全然もう簡単に、サイン一つでバレエ団に入って仕事が始まりました。
-フランスからスイスの方に行かれたということは、スイスでは言語は?
ドイツ語です。
-フランス語をせっかく勉強したのに、ドイツ語を覚え直したということですか?
そうなんですよ。バレエ団にいた時はインターナショナルでしたから、ほんとに外国の人ばっかり。英語でも大丈夫だった訳ですよ。バレエ団はね。2年間は全然ドイツ語喋ってませんでした。
ところが、バレエの教師として教えてくれないかっていうことになって。実はバレエ団にいた時から教えてたんですけど、午前中リハーサルがあって、夜の公演があると、大体バレエ団は午後1時~5時くらいまでは休みなんですね。その中間の休みにバレエ学校の授業があるわけです。それで、「教えてくれないか」って頼まれたんで、「もうこれは大変だぞ」と。ドイツ語をまた個人レッスンで勉強して、それのおかげでドイツ語を喋るようになりました。
-海外と日本はココが違うなぁ、と思うような事は何かありますか?
やっぱり日本には素晴らしい物がありますよね。日本の伝統的な物はね。例えば、歌舞伎とか能とか。踊りにすればね。或いは、芸術的なもの。墨画ですか?そういう芸術。僕、日本を発つ時に、うちの叔父が「とにかく外国に行く前に、日本の芸術をちゃんと見て、それから行きなさい」と言われて、2週間ぐらい京都から何から全部回りまして。僕はその頃、お金がやっぱりよくなかったんで船で渡ったんです。
-船でどこまで?
横浜から南帆とか。その時、ボルショイ、モスクワにも寄りまして、モスクワに寄った時は美術館とか何とか見たんですけど、それからレニーグラードにも行きましてね。そこでも美術館やらなんやら見まして、やはりその時思ったんですが、日本の美術の方がよっぽど深いっていうか、非常に誇りが持てましてね。日本の美術は凄いということ思って。そういう意味で、やはり日本の素晴らしさっていうのは今でも持ってます。ヨーロッパにも、やはりヨーロッパの芸術がいろいろあります。日本の良さっていうのを、やっぱり日本人は忘れちゃいけないと思うんですね。だから、僕たまに日本に帰りますと、必ず日本の京都に行ったりとか、奈良行ったりとか、日本の文化を見て帰ります。いつも。
-素晴らしいですね。海外に出ればこそ分かる日本の良さみたいなものはありますよね。
そうですよ。ほんとです。
-海外にこれから行く人にもそういう事は伝えておきたいですよね?
日本からの若い方が、以前はかれこれ十何人いまして。今、5~6人しかいませんけれども。やはり、日本の良さっていう物に対しての自信がないみたいで。ちょっと中途半端なんですね。勿論こっちの生活に慣れるまでやっぱり1年はかかります。それと、やっぱりバレエのレッスンですか。やはり日本のコンクールで賞獲ったりしてますけど、一般的に、やはりまだ世界から見ると、まだまだじゃないかなあっていう気がします。例えば、生活がやはり違いますし。例えば、眠れる森の1幕とかそういうのを見ますと、やはりヨーロッパの生活ですよね。1幕なんていうのは。日本のバレエ団の、2幕はまあまあ見れますけれども、1幕はやっぱり入ってないですね。そういう、生活からくるもんですから、ちょっとしょうがないかもしれないですね。そういうもの感じます。はい。
-海外に出て良かったなあと思う点は、何でしょうか?
やはり僕は、自分の専門はクラシックバレエですので。モダンじゃないんですよ。クラシックバレエですのでね。伝統的にやはりロシア系のワガノワスタイルやってます。ですから、外国に出たら、アメリカのニューヨークシティスタイルとかフランスのスタイル、ロイヤルバレエスタイルとか、イタリアのチェケッティスタイルとか、ミラノとかね。いろいろの先生方と触れ合うことが出来るんです。いろいろなものをやはり見て、今まではワガノワだけだったんですが、そういう物見て、やっぱりいい物は取り入れていかなくちゃいけないと思うし。やはり外国っていうのは、いろいろありますけれども、ほんとにミックスで、ポーランド人、チェコ人とか、或いはロシア人もいますし、或いはハンガリー人もいます。それぞれの持ち味っていうのがありますので、ですから、非常に視野が広くなるんじゃないかと思います。自分自身ね。
日本にも毎年外国から先生が来ていらっしゃるとは思うんです。2週間とか3週間ね。ですけど、やはり先生方も納得いくまで大変なんじゃないかなあと思うんです。1年ぐらいじゃちょっと分かんないですからね。日本の方は。出てくるなら最低3年ぐらい勉強していかないと、ダメじゃないかと思います。
-日本と海外ではレッスンのスタイルにもだいぶ違いがあるということですね?
そうですね。違います。足の使い方、つま先の使い方から。ここのバレエ学校の校長先生いつも言うんですけれども、「日本の生徒さんはいいスタイルを持ってるのに、いい体もあるのに、レッスンがまだまだだねえ」なんて言ってます。日本から来ると、ほんとに基本が全然なってないという。これはどうしょうもないですね。だから、一年かけて、ほんとにそれはやってもらいます。僕はレッスンの時に。
-日本人の生徒さんは、いま何人ぐらいいらっしゃいますか?
今は5人ですかね。ここの卒業生の皆さんは、ポーランドのカンパニーとかチェコのカンパニーとか、契約されて働いてますよ。
-そういう日本から来てる方々は、日本からダイレクトに?それとも、他の国を経験なさった方も多いんですか?
いえいえ、日本からダイレクトです。はい。でも、才能はほんとにあるんです。日本のダンサーは。ほんとに素晴らしいです。ですけど、やっぱりレッスンの基本がキチンとしてないので、クラシック踊る場合は、やはりもっともっとキチンと訓練しなくちゃいけないなと、僕は思ってます。日本で教えていらっしゃる方も、外国で踊った方もいるんでしょうけれども、やはりプロフェッショナルとしての訓練がちょっと足らないんじゃないかと思うんですがね。
-やはり、バレエを勉強するなら海外に出た方がいという?
そうですね。でもですよ、海外に出て、ミュンヘンとか名前の知れた学校もあるんですけど、ここに来た生徒さんで、今ハンブルグに行ってるんですけど。その人は、僕のここで2年ぐらい勉強して、ハンブルグのバレエ学校に行ったんですけども、やはりそこでも先生方があまり良くなくて、「また、こっちに戻って来たい」なんて言ってます。もう一人ここの生徒さんスイスの生徒さんですけれども、ハンブルグに行きましたけれども、気に入らなくて帰ってきたりして。だから、学校の名前とそれから先生の指導ですよね。だから、人間性とかそういうものがありますので、一概には言えないんじゃないかと思うんですね。
-きっと相性なんかもあるんでしょうね。
こっちの人っていうのは、非常に良い意味でも悪い意味でも徹底してますし、好き嫌いも徹底してるんですよ。ですから、大変難しいですね。情なんていうのは、ほとんど感じないですね。だから、可哀想です。それに、もし一旦嫌われたら、良い人でもダメなんですよ。みんな病気になっちゃうっていうか、厳しいです。
-これから海外にバレエを勉強しに行こうという方々の為にお伺いしたいんですが・・・まず、スイス・チューリッヒはどんな所ですか?
これはもう世界一素晴らしい国です。僕に言わせれば。ただ、フランス・イタリアもバケーションで世界各国旅行しましたけどもね、やはりこのスイスっていう国はほんとに素晴らしい国だと思います。
-気候・風土なんかはどうでしょうか?
気候は北海道と同じぐらいですかね。それと、非常に治安も良いですし、保障もキチンとしてますし、月給は世界一ですから。物価は高いですけれどもね。
-美味しい食べ物なんかも?
そうですね。でも、日本の方はやはり日本食が一番ですから。
-留学前に日本でやっておくべきことはありますか?
どうしても必要なことは、語学を勉強して来て欲しいということ。最低、英語はね。もう会話では不自由ないというぐらい勉強して来た方がいいですね。
ここに来ると、やはり日本人同士ばかりでいるんです。だから、例えば語学が出来てなかったら、いつまで経っても語学がダメだっていう可能性もありますので、日本でしっかり語学を勉強して来て下さい。ドイツ語じゃなくていいんです。英語でいんですよ。
-できないまま行ってしまうと、日本人とばかり仲良くなって、結局語学力が伸びないということですね?
そうですね。そうすると、やはり先生の指導もなかなかパッと入ってこないし、難しいですね。僕は日本語で話してあげますけれど。日本人には。まだ慣れるまではね。
-中には「行けばなんとかなるだろう」と思ってる人もいると思いますが、やはり事前の準備が大事ということですね?
そうですね。まずは、絶対に語学を勉強して来て欲しいと思います。
-他には、これからスイスに留学したい方に何かアドバイスはございますか?
ほんとに外国に出てきたいと思えば、外国のバレエ団のフィルムとか大いに研究して見とく必要があるんじゃないかと思うんですね。それとか、或いは出来れば、出来るだけ外国の生活のドキュメンタリーフィルムとかね。ヨーロッパのとか、そういう物を常々よく見ておく必要があるんじゃないかと思うんです。ほんとに来てビックリするんですね。だから今、僕が、日本人がいるので、僕のところ来ますけど、例えば、ハンブルグとかミュンヘンとか行っちゃいますと日本の先生なんていませんから、ちょっと大変なんじゃないかと思うんですね。
-先程、日本の芸術をたっぷり見てから来るといいとおっしゃってましたけれども、そういう海外に出る上で心構えのようなものというのは?
結局、ヨーロッパでも非常に日本の「道」という、「華道」とか「武道」とかってありますよね?そういう物に対するプライドを持ってくれば、日本人としてのコンプレックスは無くなるんじゃないかと思うんですよ。なんか言葉の面で、みんな日本の人って、コンプレックス持っちゃうんですよね。そうじゃなくて、日本にもこういうのがあるんだと。例えば、生け花とかそういうのをキチンと。僕、お花の1級の免許持ってるんです。教えてますよ。上級生に。時間のある時はね。個人で教室を持ってます。
-生け花教室を?
そうです。でも、僕は春と秋しか。上級生はほとんど忙しいんで。そういう物があるということは、やっぱりこっちでも一目されるということね。日本人としてのコンプレックスは、絶対持っちゃいけないってこと。
-やはり、海外に出ると皆さん周りに馴染むことに必死で、日本人としてのプライドを忘れがちですものね。
そういうのがあったらダメです。こっちでは日本人って非常に一目おかれますけれども、最近の若い方っていうのは、あんまりそういう意識が薄いんじゃないかと思うんですね。日本人としてのプライドというか。それは、絶っ対必要です。気取りじゃなくて、優越感じゃなくて、自信ですよね。日本にもこういうのがあるという自信。だから、プライドも増上慢っていう言葉がありますよね?そういうなんか鼻を高くするとか、そんなんじゃないんですよね。もっと奥深いその自信というんですか?
-矜持と言いますか。
そうですね。日本人としてのそれを失っちゃまずいです。
-自分に自信がないと、やっぱりそういうのもバレエに表れてきますよね?
勉強もダメになってきます。全部そうです。みんなバレエに出てきます。そういうのがないと。遠慮しちゃうんですよ。日本人って、非常に。レッスンでセンターに入って教えてても、みんな後ろに立っちゃって。「なんで後ろに行くの?もっと前にいらっしゃい」なんて言うんですけど。みんな優秀なんですよ。前で踊るべきじゃないですか。でも遠慮して後ろに行っちゃう。もうそれは僕いつもね、日本語で言うんですけれども。こっちの人にはやっぱり「なんでふみおは日本人ばっかりひいきしてるのか」っていう事になりますけど。絶対遠慮はいけません。遠慮だけはしないで下さい。それ、絶対大事です。遠慮はしちゃいけません。
-ジャンルを超えてダンスというものは「表現する」ということですから、遠慮していては・・・という所ですよね?
はい。とんでもない。もっとバレエだけじゃなくって、やっぱり音楽関係。オペラとかそういうのも全部身に付いてると、その人の人間性っていうんですか。やっぱり自分の身体の動きの中には表れますから。ヨーロッパの人っていうのは、ヨーロッパの伝統っていうのがありますので、そういう物も理解できるという事も必要じゃないかと。それでヨーロッパに入ってくると、スーッと入ってこれますよね。そういうのが全然ないと、お茶漬けとかたくあんとかそんなだけじゃ、もうしょうがないですね。
-生活の一部に芸術を取り込むというような意識を持つということですね?
そうですね。そういう人間性の深さっていうんですか。上辺じゃない深さっていうのが大事です。そういうのじゃないと、やはり僕自分で経験として、やはりそういう物で皆さん僕のことを凄く買ってくれてるんじゃないかと思うんですよ。
-次はバレエスクールについて少しお伺いしたんですが、学校の対象年齢というのは?
クラスが午前中のクラスと午後のクラスと夜のクラスとありまして、午前中のプロフェッショナルクラスは、大体もう18才ぐらいまでじゃないですか?15~16才から来ていらっしゃる方もいますし。そして、午後の14時半~16時っていうのがありまして、そのクラスも午前中のプロフェッショナルクラスのポワントのクラスとかキャラクテルクラスとかそういうのがあります。大体、年齢的には17~18才ぐらいですね。もう19才ってなると、オーデションでカンパニーに入らなくちゃいけないですよ。
-入学資格というのは、どのようになってますか?
資格というのは、大体DVDでオーデションやっております。今の所は。わざわざ来てもらうっていっても大変ですので、日本でDVDにバーとセンターとバレーションなんかの踊りを撮って頂いて、それを送って頂ければいんです。
-卒業後に取得できる資格というのは?
ここはロイヤルアカデミースタイルのそういう試験が、初級から段々段々ありまして、ソリスト級の資格までいくにはやっぱり3年かかると思うんですね。資格を取りたい方はね。
まぁ、そういう資格は取れるんですが、でも、資格よりももう1~2年で皆さんカンパニーに入っちゃいますから。だから、とにかく実力を付けるということが物凄く大事ですね。いくら資格持っててもね、例えば日本に帰って教えるということはいいでしょうけれども、外国で踊ろうと思えば、実力が無ければしょうがないですね、いくら資格持ってても。
-このバレースクールの特色と言いますか、どんな所が生徒にとって魅力なんだと思いますか?
やはり、バレエ学校の校長ですね。校長先生というのは、非常によく分かってらっしゃるんですよ。バレエっていうことに関して。だから、その先生に付いていけば、絶対この人プロフェッショナルになれるっていうことがありますね。他所の学校よりも、その辺は優れているんじゃないかと思うんですよ。形式的にパッパッって、事務的に教える先生が多いんですよ、ヨーロッパの場合は。ですけど、ここはそうじゃなくて、「この人を何とかしてあげよう」っていう、そういうのがあります。ですから、例えば、ここからミュンヘンのバレエ学校の試験受けて落ちたと、受け取ってくれなかったという人がいるんです。で、ここで勉強して、今はもう本当ソリスト級でポーランドで踊ったり、今度はまたハンガリアーのソリストで入るんですけども、そういう人が育つということですね。才能があれば。その辺がちょっと違うんじゃないかと思うんです。ほんとにプロフェッショナルダンサーを育てることが出来るということです。この学校は。本人にやる気と才能があれば。
-先生方が深く一人一人を見ているということですね?
はい。他所の学校とちょっと違うみたいです。だから、ハンブルグに行った生徒達も「凄く不幸だ」って、「もう辞めたい」なんて言ってますけど。先生方の違いなんじゃないでしょうか。
-生徒さんは、大体どのように一日を過ごしてらっしゃるんですか?
勿論、朝10時半~12時のクラス、午後は14時半~16時のクラス。それには、いろいろと民族舞踊、モダンもあるし、あと夜は18時半~20時までとか、もう一日中バレエ学校にいます。ここのスイスの人達は、午前中学校に行ってる人は午後のクラスからです。午前中のクラスには来てないです。
-お休みの日なんか皆さんどのように過ごされているんですか?
休みは、僕はいつもここで特別講習をやります。夏は5週間休みですけれども、5週間毎日僕は特別レッスンやってます。皆さん、それに参加しますね。
-日本に戻って来られる予定なんかはないんですか?
最近、4~5年日本に帰ってないです。夏休みはここでサマーコースをやりますし、だから帰れないです。でも、ちょっと見てみたいと思うんです。日本のダンサーのレベルがどれぐらい、どういうレッスンをやっているのかとか。
-是非、日本で講習会を。
もし、誰かが希望があれば、行けないことはないと思います。
-では、是非日本にお越しの際は、是非ご連絡下さい。
そうですね。はい。
-貴重なお話ありがとうございました。
バレエ最新情報【vol.26. 2015-04-01 04:00:00】
┏┿☆.:*:゜☆.:* ☆.:*:゜☆.:・・・
╂┘【1】ごあいさつ&ご案内
┗━☆.:*:゜☆.:* ☆.:*:゜☆.:* ☆・・・
様
こんにちは!アンドビジョンのです♪
いかがお過ごしですか?
今回も様々なバレエ講習会/バレエ学校の情報を配信します♪
※4月1日の配信ですが、エイプリルフールではありませんw
∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵
【2】講習会情報
∴-∵-∴-∵-∴-∵-∴-∵
◆ハリッド・コンサバトリー・サマーコース
アメリカ南フロリダの名門ダンス専門スクールでプロダンサーへの道を開く夏の4週間
世界各地の大手カンパニーに数多くのダンサーを輩出してきた専門学校が開くサマースクール。
長期留学のオーディションとして、また、学校見学を兼ねてトータルな学びを体感できます。
【期間】2015年6月22日〜7月17日
http://www.dance-abroad.com/program/course/summer-course/5942-harid-conservatory-summer-school.html
◆ビーズ夏期集中ダンス&英語コース
イギリスの寄宿学校の伝統を今に残すスクールで英語とダンスの楽しさを味わう2週間
海と田園地帯の美しい静かな町で開かれるクラシックバレエやコンテンポラリーダンスの講習会と英語学習のプログラム。継続して学ぶ力を育みます
【期間】
2週間コース:2015年6月28日〜7月11日
1週間コース:2015年6月28日〜7月5日
※原則として2週間コースをお勧めしております。
http://www.dance-abroad.com/program/course/summer-course/5952-bedes-summer-school-dance-a-english.html
◆デンマーク・ロイヤル・バレエ団サマーコース
デンマーク・ロイヤル・バレエ団サマーコースで体感する1〜3週間のバレエコースが魅力
「北欧のパリ」コペンハーゲンにある世界最古の伝統を持つ名門スクールのサマーコース。
クラシックバレエのレベルアップと、次のステップにつながるチャンスが用意されています。
【期間】
2015年7月13日〜8月1日
第1期:2015年7月13日〜7月18日
第2期:2015年7月20日〜7月25日
第3期:2015年7月27日〜8月1日
子供コース:2015年7月27日〜8月1日
http://www.dance-abroad.com/country/europe/denmark/6143-the-royal-danish-ballet-summer-school.html
/_/_/―――――――――――――――○
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┃学┃ ┃校┃ ┃情┃ ┃報┃
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◆レガート・スクール・オブ・ダンス
イギリスでもっとも古い舞踊寄宿学校で、ダンスを、英語を、イギリスの文化を学ぶ。
美しい自然に囲まれたレガートスクール・オブ・ダンス。ここは70年以上の間、バレエを中心にプロを目指す学生のためにダンス教育を実践してきた素晴らしい実績があります。
http://www.dance-abroad.com/major/6147-legat-school-of-dance.html
◆ハリッド・コンサバトリー
フロリダ・ボカラトンにある若いダンサー育成に優れたバレエ学校で、
自分の才能を開花させる。
優秀な生徒たちを、世界で活躍するダンサーに育て上げる、と評価を受けているバレエ学校、ハリッド・コンサバトリーの正式な生徒になる権利を獲得しませんか。
http://www.dance-abroad.com/major/5924-the-harid-conservatory.html
資料のご請求、ご質問などある方は
TEL:03-3278-3450
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┃ 国内語学レッスン情報
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海┃外┃オ┃ー┃デ┃ィ┃シ┃ョ┃ン┃情┃報┃
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サンフランシスコ・バレエ
プリンシパルダンサー(男性)を募集しております!!
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現地オーディション開催!!
・年間平均公演数110回
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たくさんのご応募お待ち申し上げます。
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【6】編集後記/次回予告
*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*
気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれたら嬉しいです☆
皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪
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先日お隣韓国のユニバーサルバレエへ見学行ってきました♪
公演はナチョ・ドゥアトの”マルティプルシティ”を観てきました。
学校は少人数制でとても贅沢な施設でした。
幼稚園から高校までの一貫校で学生は皆礼儀正しく、明るく活き活き輝いてました☆
カンパニーも日本人の方もたくさんいて、みなさんプロとしてご活躍されていました!!
アジアの一流カンパニーという意味でも今後の活動にも注目ですね♪♪
次回のメルマガは、
4月15日(水曜)発行予定です。
お楽しみに!p(^^)q
情報収集
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入試合格前サポートパック
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ゴールド |
スタンダード | ライト |
|
---|---|---|---|
留学カウンセリング | ★ | ★ | ★ |
国別教育制度の違いとその説明 | ★ | ★ | ★ |
音楽留学全般のプラニングとコンサルティング | ★ | ★ | ★ |
学校決定のプラニングとコンサルティング | ★ | ★ | ★ |
学校カタログ・要項の取り寄せ | ★3校分 | ★2校分 | ★1校分 |
学校カタログ・要項の解説 | ★ | ★ | ★ |
奨学金リスト | ★ | ★ | ★ |
学校および生活費の予算プランニングとコンサルティング | ★ | ★ | ★ |
語学についてのコンサルティング | ★ | ★ | ★ |
学校事務局への問い合わせ | ★ | ★ | ★ |
入試情報案内(説明含む)と学校出願手続き代行 | ★ | ★ | ★ |
受験校1校追加 | ★ | ★ | - |
エッセイおよび志望動機書作成コンサルティング | ★ | ★ | ★ |
エッセイまたは志望動機書翻訳 | ★2通分 | - | - |
音楽家専用英文履歴書作成コンサルティング | ★ | ★ | ★ |
音楽家専用英文履歴書翻訳 | ★ | ★ | - |
オーディションのためのCD作成コンサルティング | ★ | ★ | ★ |
成績証明書など評価換算機関への手続きサポート | ★ | ★ | ★ |
学校奨学金案内サポート | ★ | ★ | ★ |
入試・オーディションのための現地特別受験対策 プライベートレッスン手配 および出発前サポートサービス |
★ 渡航1〜2回分 |
★ 渡航0〜2回分 |
★ 渡航0〜1回分 |
短期宿泊先手配代行 | ★ | ★ | ★ |
練習室手配代行 | ★ | ★ | ★ |
入学試験受験時の学校同行サポート | ★2校分 | ★ | ★ |
留学生保険手配代行(AIG 損保など) | ★ | ★ | ★ |
航空券/ホテルなどの手配代行 | ★ | ★ | ★ |
海外携帯電話レンタル・携帯電話購入のご紹介 | ★ | ★ | ★ |
海外・国内使用コーリングカードのご紹介 | ★ | ★ | ★ |
クレジットカード紹介 | ★ | ★ | ★ |
現地空港送迎手配代行 | ★ | ★ | ★ |
※[入試合格前サポートパック]のサポートは、入試の合否が確認できた時点で終了となります。
PLAN 2.
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ゴールド | スタンダード | ライト | |
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留学カウンセリング | ★ | ★ | ★ |
入学手続き書類解説および入学手続きサポート | ★ | ★ | ★ |
学校事務局への問い合わせ | ★ | ★ | ★ |
合格後の現地学校登録同行サポート | ★ | - | - |
学校奨学金案内サポート | ★ | ★ | ★ |
ビザ申請サポート | ★ | ★ | ★ |
滞在許可申請サポート(ヨーロッパのみ) | ★ | ★ | ★ |
現地住民登録申請コンサルティング(ヨーロッパのみ) | ★ | ★ | ★ |
滞在許可申請同行サポート(ヨーロッパのみ) | ★ | - | - |
SEVIS費用支払い代行(英語圏のみ) | ★ | ★ | - |
短期宿泊先手配代行 | ★ | ★ | ★ |
音楽可能物件のフラット探しコンサルティング | ★ | ★ | ★ |
音楽可能物件のフラット探し・不動産同行サポート | ★ | ★ | - |
インターネット開設サポート | ★ | ★ | - |
銀行口座開設同行サポート | ★ | - | - |
携帯電話購入同行サポート | ★ | ★ | - |
現地語学学校手配代行(提携校) | ★ | ★ | ★ |
留学生保険手配代行(AIG 損保など) | ★ | ★ | ★ |
格安航空券/ホテルなどの手配代行 | ★ | ★ | ★ |
海外携帯電話レンタル・携帯電話購入のご紹介 | ★ | ★ | ★ |
海外・国内使用コーリングカードのご紹介 | ★ | ★ | ★ |
クレジットカード紹介 | ★ | ★ | ★ |
現地空港送迎手配代行 | ★ | ★ | ★ |
国内公共機関届出書の案内(転出届け、年金、国保など) | ★ | ★ | ★ |
出発前長期留学のためのオリエンテーション | ★ | ★ | ★ |
アンドビジョン留学中電話サポート(出発後1ヶ月まで) | ★ | ★ | ★ |
サポートパックには、それぞれ、ゴールド・スタンダード・ライトの3種類があります。スタンダードは、お客様からのご要望が最も多いサポート項目を盛り込んだタイプ。ゴールドは、現地サポートを充実させて不安なく留学生活をスタートできるよう配慮したタイプ。ライトプランは、必要最少限のサービスを当社が行なうタイプです。
[入試合格前サポートパック]と[合格後サポート]パックを、個別にチョイスできます。
[入試合格前サポートパック]のスタンダードと、[合格後サポートパック]のゴールドといった組み合わせも可能です。
[入試合格前サポートパック]と[合格後サポート]パックを、個別にチョイスできます。
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≪特別号!≫ウィーン春期講習会特集!体験談も載ってます♪
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__c0__様、こんばんは!
夏休みのご予定はお決まりですか…?
サマーコース、駆け込み申込み受付中♪
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【本日は特別号!ウィーン春期講習会特集☆】
今週と来週は特別号を配信!今週はウィーン春期講習会特集です。もう春休みの話…?とお思いの方も多いかと思いますが、早すぎることはありません!航空券は早いほうがお得ですし、ゆっくりプランニングできますよ♪
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【無料カウンセリング受付中♪】
アンドビジョンではの無料カウンセリングを行っています!どんな相談でもかまいまえん、お気軽にご利用ください☆遠方の方は電話カウンセリングもできますよ!ご予約はこのメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。まで!
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2019年春は憧れの街【ウィーン】で!!!
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毎年大人気のウィーン春期講習会、その人気の理由をご存知ですか…??オススメポイントがこーんなにたくさんあるんです♪もっと詳しく知りたい…という方は【こちら】をご覧ください!
https://www.andvision.net/program/course/1164-vienna-master-class-in-spring.html
▽オススメPoint 1
オーディションなしで一流講師のレッスンが受けられる!
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お得な航空券 & 少人数クラスできめ細かいレッスン!
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ウィーン国立歌劇場スタッフによる市内ツアーもセット!
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演奏会 & パフォーマンスの舞台に立てるチャンスも!
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選べるオプションプランをセットして、充実の短期留学!
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オススメ!ウィーン春期講習会 体験者の声♪
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ウィーン春期講習会に参加した方の体験談です。
参加しようか迷われている方はぜひ!お読みください!
きっと背中を押してくれる言葉がたくさんあります。
♪迎ゆかりさん/ピアノ
https://www.andvision.net/interviews/testimonial/2081-mukae-yukari.html
♪Mさん/声楽
https://www.andvision.net/interviews/testimonial/2076-my-wien-spring2018.html
♪久保美琴さん/声楽
https://www.andvision.net/interviews/testimonial/2080-kubo-mikin.html
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次回も特別版!アンドビジョンがお届けする【音楽祭】のお話♪
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