長期音楽留学

1年以上、海外に腰を据える長期留学は、事前の下調べと、万全の準備が重要。
海外の大学や音楽院、音楽学校などに入学する長期間の留学は、簡単にやり直しがききません。だから、事前の下調べが肝心。取得できる学位や、師事する先生との相性、その国の風土や習慣など、どんなに調べても、調べ過ぎるということはありません。

1.大学・音楽院か? 音楽学校か? 専門学校か?
本格的に音楽をやりたい人の留学先といえば、音楽大学や総合大学の音楽学部、そして音楽院。レベルが高く、入学試験があり、卒業までに数年かかります。「~大学」や「~音楽院」ではなく、一般的に音楽学校と呼ばれている学校は、難しい入学試験がなく、入門者やアマチュア、そして、音大・音楽院を目指して勉強中の方向け。比較的短期間のコースがいろいろあるのが特徴です。他にも、ポップスやロック、スタジオ録音などを専門に学べる専門学校や大学・音楽院の専門コースなどもあります。これらは、日本の専門学校と同じく、プロ育成を目的としていますが、大学や音楽院に比べて入学しやすくなっています。

長期留学体験談
渡辺泰人さん
オーストリア・ウィーン国立音楽大学に留学/ウィーン国立歌劇場バレエ学校ピアニスト

きっちり下見をして、有意義な留学に。実は、留学前に下見をする必要はあるなと思っていたんです。そこで、ドイツ・オーストリア周辺を南から北にかけて見てまわったんです。旅行といえば旅行なのですが、僕の中では完全に留学の下見でしたね。はじめからウィーンに憧れはあったんですが、やはり、ウィーンに着いた瞬間に、「ああ、僕はここで勉強するんだ!」っていう強い印象がありました。もう、確信といってもいいくらいでした。そして、留学先は迷わずウィーンに決めました。
 

2.まず、教わる先生から決める。
音楽の勉強は、誰を先生にするか、がとても大事。留学も同じです。先生をよく選ばずに、学校のイメージだけで留学先を決めて後悔するのは避けましょう。先生の情報はなるべく多く手に入れてください。中でも、先生との相性は軽視できないチェックポイント。教え方や人柄が自分に合っているかで、留学の明暗が分かれます。できれば、実際に何回かレッスンを受けてから先生を決めるのがベストですね。最近では長期留学の先生を決めるために、あらかじめ短期の夏期講習会や春期講習会などに参加して、実際にレッスンを受けたり聴講してみるというのがトレンドになっています。

3.甘く見てはいけない、お国柄。
イタリアやフランスなどのラテン系は時間にルーズ、反対にドイツはルールにうるさく融通がきかない、同じドイツ語圏のオーストリアはどうかというと、結構ラテンっぽい適当さがあり、最後につじつまを合わせる感じ、そしてアメリカは個性と自己主張の国……。こんなお国柄が笑い話で済まなくなってくるのが、長期留学です。自分の性格と、その国の習慣が合わないと、ペースを乱され、現地生活は崩壊。音楽の勉強どころではありません。こんなことのないように、やはり下調べは念入りに。もちろん、一番いいのは現地に行って短期間生活してみること。短期の夏期講習会や春期講習会に参加したり、語学学校に通ったりして、現地の雰囲気を確かめてから、本格的な長期留学を決めるという人が最近は多くなっています。

4.国や学校ごとに違う、制度や留学条件。
学校に入学できる条件や、卒業までに必要な年数、卒業して取得できる資格など、教育制度は国や学校によって様々。例えばドイツでは、ドイツ語ができないと入学できない学校があったり、フランスでは、日本の音大を卒業してからでは年齢制限にひっかかって受験できない学校があったりします。また、イギリスの多くの学校では、入試時期の1年も前に願書受付が締め切られてしまい、驚かされることがあります。また、ビザの申請や渡航手続き、現地での住まい探しや練習室探しの方法なども、国によって微妙な違いがあるのでご注意を。こういった細々したことまで入念に調べ、準備を万全にしておくことが長期の留学を成功させる秘訣といえるでしょう。

長期留学体験談
神田望美さん
ベルギー王立モンス音楽院を卒業/ベルギー王立ブリュッセル音楽院教職コース在学中
日本と外国の、カリキュラムの違いにビックリ。日本だと室内楽の授業がない大学もありますが、ベルギーでは室内楽の教授と何人かのアシスタントがいて、室内楽もレッスンです。試験も普通の試験と同様何曲か準備します。和声もすごく違いますね。日本だと90分枠の授業でぽんと入っているだけでしたが、ベルギーでは個人レッスンか少人数の授業で、出来るようになるまでやらされますよ。
 

5.長期留学サポートプログラム
「Best Choice!」
Best Choice! 長期留学サポートプログラム「Best Choice!」は、留学実現への最短コース。
アンドビジョンの「Best Choice!」は、留学に必要なお世話を、何から何までカバーするパッケージプランです。留学の全部も、一部も、必要なサービスを必要なだけ。たくさんのプランの中から選べるので、とってもリーズナブルです。

Y.Y.さん/ウィーン冬期音楽講習会

Y.Y.さん プロフィール-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。 Y.Yです。東京音楽大学3年、ヴァイオリン専攻です。 -今まで講習会などに参加したこと...

★3/10・(月) 18:00-【☆オビドス夏期国際ピアノマスタークラス☆】現地講習会担当者がプログラムについて解説致します!★

オビドス夏期国際ピアノマスタークラス
Information Session
~オビドス夏期国際ピアノマスタークラスオンライン説明会~
参加費無料・完全予約制・オンラインでの参加も可能です

ゲストスピーカー:講習会事務局 Silvia Schmidtさん
日時:3月10日(月)18:00-18:30
場所:≪アンドビジョン・東京オフィス≫
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2階
JR御茶ノ水駅御茶ノ水口から徒歩7分、東京メトロ半蔵門線神保町駅から徒歩5分程度

♪参加ご希望の方は、こちらからオンライン予約フォームを送信して下さい。

※説明会予約を選択→その他ご要望等に“オビドス”とご記入下さい。

お電話・FAX・メールでのご予約も承っております♪    
電話:03-5577-4500  FAX:03-4496-4903 メール:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

インド共和国

インド国旗インドは一言では言い表せないほどの多様性を持つ国である。5000年の歴史のもと、公用語が18もあり、民族、宗教、気候など何もかもが混沌をなしている。インドならではの文化に触れるのもよし、ITの進んだ近代的なインドを見てみるのもまた一興かもしれない。

基本情報
正式国名&英語表記 インド共和国 Republic of India(Bharat Ganarajya)
首都 ニュー・デリー
面積 3,287,263km2(印側資料:パキスタン、中国との係争地を含む)
人口 10億2,702万人(01年国勢調査)
人口増加率1.8%(1990〜2000年平均:世銀報告2002)
人種 インド・アーリヤ族、ドラビダ族、モンゴロイド族等
言語 連邦公用語はヒンディー語、他に憲法で公認されている州の言語が17
宗教 ヒンドゥー教徒82.7%、イスラム教徒11.2%、キリスト教徒2.6%、シク教徒1.9%、仏教徒0.7%、ジャイナ教徒0.5%
通貨 ルピー。補助通貨パイサ。
為替レート Rs1=P100=2.4733円(2005年6月3日)
紙幣 1、2、5、10、20、50、100、500
硬貨 5、10、20、25、50パイサ、1、2、5ルピー
電圧 240V、50Hz
時差 マイナス3時間30分。
祝日 1/26共和国記念日、8/15独立記念日、10/2ガンディー誕生日
*上記国民の祝日以外に、組織や宗教などによって異なる祝日がある。
在留邦人数 1,939人(2003年10月1日現在)
電話国番号 91
緊急電話番号 警察100、消防101、救急車102

物価
インドの物価は非常に安い。が、あくまでも一般市民の生活レベルでのことなので、旅行者にとっては幅広い料金設定があると言ったほうがいいだろう。インドは知ってのとおり、貧富の差が非常に激しい。1食あたり安ければ45ルピー高くても230ルピー程度。宿泊もさらに幅広く、140ルピーから9000つピー程度までとなる。どのような生活をしたいのかを考えた上で予算を組もう。
GDP 6,765億ドル(2004年 IMF)
一人当たりGNI 6,506ドル(2003年、世銀)
GDP成長率 4.6%(2004年、 IMF)
物価上昇率 5.19%(2004年、 IMF)
失業率 3.8%(2004年、 IMF)
主要貿易相手国 米国、カナダが全貿易の8割を占める。

気候
インドというと暑いイメージがあるが、実際は地域によって気候が異なり、50度を超えるようなところもあれば、冬場は10度前後のところもある。1月が最も気温が低く、4〜6月は気温が高く、最も暑い季節となる。7月から9月はモンスーンが多い。行く地域の情報を事前に調べておこう。
現在の天気
Click for New Delhi, India ForecastClick for Kolkata (Calcutta), India Forecast

ビザ ビザ申請が必要。ビザについてはこちらをご参照ください。
パスポート ビザ申請時に、6ヵ月以上有効期間があることが条件。

大使館などの在日政府機関
インド大使館 Embassy of India in Japan
〒102-0074  千代田区九段南2丁目2-11
Tel:03-3262-2391/7 FAX : 03-3234-486
在大阪インド総領事館 Consulate-General of India in Osaka
〒541-0056  大阪市中央区久太郎町1丁目9-26 船場I.S.ビル10階
Tel: 06-6261-7299
管轄区域:近畿、中国、四国、九州
インド政府観光局 〒104-0061 東京都中央区銀座6-5-12 アートマスターズ銀座ビル6F
TEL 03-3571-5062 FAX 03-3571-5235
営業時間 9:30〜18:00
休業日 土、日、祝祭日とまれにインドの祭日

現地日本大使館
在インド大使館 India
Embassy of Japan
50-G, Chanakyapuri, New Delhi 110021, India
Tel: (91-11)2687-6564、2687-6581〜3
Fax: (91-11)2688-5587
在インド大使館は、在ブータン大使館を兼轄する。
在コルカタ総領事館 Calcutta
Consulate-General of Japan
55, M.N. Sen Lane, Tollygunge, Kolkata 700 040, India
Tel: (91-33) 2421-1970 Fax: (91-33) 2421-1971
在チェンナイ総領事館 Chennai
Consulate-General of Japan
No.12/1, Cenetoph Road Ist Street,Teynampet, Chennai 600 018, India
Tel: (91-44) 2432-3860〜3 Fax: (91-44) 2432-3859
在ムンバイ総領事館 Mumbai
Consulate-General of Japan
No.1, M.L. Dahanukar Marg, Cumballa Hill, Mumbai-400 026, India
Tel: (91-22) 2351-7101 Fax: (91-22) 2351-7120

大島莉紗さん/ヴァイオリン/パリオペラ座/フランス・パリ

大島莉紗さん プロフィール 「音楽家に聴く」というコーナーは、普段舞台の上で音楽を奏でているプロの皆さんに舞台を下りて言葉で語ってもらうコーナーです。今回パリ・オペラ座管弦...

久保紘一さん/NBAバレエ団芸術監督・コロラドバレエ団元プリンシパル/日本・アメリカ

1989年6月 第6回モスクワ国際コンクールでトップの成績を16歳でジュニア・シニア男女合同にて獲得する。 1990年8月 ボストンバレエ団のゲストダンサーとして招聘、客演1991年10月コロラドバレエ団のプリンシパルとして迎えられた。 1991年~2009年 米国コロラドバレエ団プリンシパルとして在籍 1994年11月 ニューヨーク公演ではNYタイムスで「完璧なるバレエの巨匠」といわれるほど、小柄ながらもダンスクラシックの精神を体現している舞踊家として米国で高い評価を確立。 1998年9月 日本人で初めてダンスマガジンの表紙を飾り、彼の特集が紹介された。 1999年10月 モスクワボリショイ劇場やNY、また米国のベイル市などの世界ガラ公演に出演、風格在る様式美からなる彼の踊りは辛口の評論家からも絶賛されている。 2000年5月 米国市民権取得  今までに「ドン・キホーテ」「ジゼル」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」「コッペリア」「ロミオとジュリエット」「シンデレラ」「白鳥の湖」等、殆どの古典の全幕作品のタイトルロールを踊り、バランシン、創作作品などでの全てに主演している、又彼の為に作られた作品も数多くある。 2010年 NBAバレエ団にバレエマスターとして、招聘される。 2012年6月 芸術監督に就任。 -アメリカと日本のバレエ団の大きな違いはなんですか? 久保 一言で言ってしまえば、プロフェッショナルであるかないかですね。ちゃんと海外だと給料もらって、労災にも入って、怪我したときのサポートもあるし、もうとにかく待遇面でまったく違うじゃないですか。職業として向こうは給料もらって成り立っているけど、こっちはそうじゃないって、そこがまず一番の違いですよ。 -NBAバレエ団としてもやはり目指すところはその海外のバレエ団と同じようにダンサーとしての地位を確立できるようなところですか? 久保 そりゃそうですよ。 -その為にはどうしたらいいとお考えですか? 久保 まずは構造改革じゃないですか。ただウチのバレエ団だけがそういうふうにしようと思ってもできないから、こりゃもう、本当は日本にあるバレエ団が全部一致団結してやらないとできないとこではあるんですが、そこが非常に難しいですよね。そりゃ皆仲良く手繋いでって世界じゃないから。でもやっぱりひとつは集客率。(プロフェッショナルなバレエ団が先か資金集めが先か)「鶏が先か卵が先か」の世界ですけど、文化の違いってはありますね。おそらく都内でバレエ団は密集してて、おそらく10以上。これだけ密集してて、しかも海外からも来て、お客さんにしても分散しちゃいますよね。日本の場合縁故関係でダンサーがチケット売ってるから、「この舞台今度観に来てください」って言われても1ヶ月に10も20も行けないわけですよ。そうなるとワァっと舞台がある中で今月はこれだけにしようとか、来月はこれにしようってなる。文化芸術に興味のある企業さんもこれだけあると分散しちゃうじゃないですか。(集客率が上がらない)原因はいっぱいありますよ。でも、あまりにも東京近郊に舞台が多すぎる、バレエ団が多すぎるっていうのが理由のひとつ。もし、東京にバレエ団が2,3しかなかったらそれだけお客さんは観に行きますよ。 -その点コロラドバレエは地域に密着した活動なのでしょうか? 久保 そうですね、リージョナルカンパニーって言って地域に1つしかない。大体各大きい都市には1つバレエ団があるじゃないですか。そのシティとかステート(州)とかの名前のバレエ団があるじゃないですか。そこは地域の誇りとして盛り上げてくれる。だからアメリカのバレエ団なんてほとんどドネーション(寄付)、ほぼ普通の人の寄付で成り立っている。もちろんスポンサーとかもあるけど、航空会社とか銀行とか、あとはほとんど個人。 -そのあたりを日本でも変えていこうとお考えですか? 久保 時間はかかるけどね。でも言い続けてないと変わらないっていうのがあるからね。自分にも言い聞かせていかないといけないってね。 -バレエの指導方法で海外と日本の違いを教えてください。 久保 まず海外は子供を厳しくしない。海外って、僕アメリカしか知らないけど、「嫌だったらどんどん辞めちゃいなさい」というように子供たちも甘やかされてスポイルされて育ってるから「行きたくない、辛い」ってなったときに「じゃあ辞めなさい」ってなっちゃう。褒めて育てるのは良いとは思うけど、反面ちょっとでも辛いことがあるとすぐ辞めちゃう。そこで個人差はあるでしょう。アメリカ人でも辛くてもガッツがある子は居るけれど。傾向としてやっぱりそうじゃないですよね。 -バレエに必要な要素としてどちらの方がいいと思いますか? 久保 これは僕の持論になるけど、やっぱりなるべくリラックスさせて本人の持っている実力を引き出してあげる方が理にかなっていると思います。結局、こちら側が緊張したりが怒ったりしたら、(生徒が)萎縮しちゃうじゃないですか緊張したり。緊張した中からいいものは生まれない。特に芸術ってバレエみたいなものって感情を出すじゃないですか、あれってリラックスしてないと出ないですから。だからいかにダンサーの実力を引き出すか、それには声を荒げたりするのは駄目なんじゃないかな、って思いますよ。難しいですよね、これって。 -NBAバレエ学校でもそのような環境づくりを重視されているということですか? 久保 そう、最近体制がガラッと大きく変わって、まだね、僕が学校の方に携わるようになって3,4ヶ月なので、そこまで浸透しているかどうかはあるけど。前はねぇ厳しかったみたい。でも今体制変わったからそういった意味では(指導方法、環境づくり)してますよ。 -海外で学ぶことについてどう思いますか?メリット/デメリットなどあったら教えて下さい。 久保 両方ありますよね。日本では先生と一対一で密着型に近い距離で内弟子みたいな感じで一から十までこと細かく教わる感じだけど、それがいきなり海外に行っちゃうと、衣食住全部自分で管理しなくちゃいけないし、ようするに上手くなりたいんだったら、自分で這い上がっていかないといけないスタイル。海にポーンと投げ出されるようなスタイルだから、一から十までこと細かく教わらないとできない子には向かないかもしれないですよね。逆に逞しくて、マイペースで図太いのは上手になるかもしれない。もちろん海外でも良い先生いっぱい居るけど、基本的にいっぱい生徒が居る中で一人だけ日本人のこの子だけ「よしよし」ってやるわけじゃないから、控えめな性格は駄目ですよね。ドンドン、ガンガン来ないと。奥に居たら、遠慮してるのが美しいっていうのが日本で言われてるんだったら、遠慮してたら海外だとやる気が無いと思われる。 -海外生活で苦労した点とかありますか? 久保 いやぁ~いろんな人に「苦労してきたねぇ」って言われるけど、あんまり苦労したと思ってないんだよね。そりゃ言葉の問題とかあるかもしれないけど。アメリカに引っ越して2週間くらいでね、アパートの窓をショットガンで打たれたこととかあったけどね(笑)生まれて初めて死ぬ気で匍匐前進(ほふくぜんしん)したってね(笑)。それでアパートの大家さんに「こんなことがあったから部屋変えてくれ」って言ったら、「あ~じゃぁもう一回同じことあったら考えてあげるよ」って言われました。 -それで帰りたくなったりしなかったんですか? 久保 帰りたくなったりしなかったね、でもそこで気づいたのは文化の違い。18で初めての海外生活でガス、水道、電気全部自分で手配しなくちゃいけなかったからねぇ~。例えばアメリカにはクレジットという制度があって、ヒストリーがないとローンが組めないとか、そういうことも初め分かんないじゃないですか。とにかく知らないことだらけで、それが苦労だったんだろうけど“喉元過ぎれば熱さを忘れる”みたいな♪ -海外へ行く前に語学の勉強はされて行きましたか? 久保 3ヶ月くらい駅前留学したかな。でもやっぱり(学んだのは)現地に行ってからかなぁ~♪でも助かったのは、バレエはわりと喋らなくても出来ちゃう仕事だから、稽古場の中だけ通じてしまえば、プライベートは喋らなくてもなんとかなるから(笑)。そういった意味では例えば医療とか、絶対喋らなきゃ仕事にならないのとは違いますよね。 -最初にアメリカを選ばれた理由とかありますか? 久保 いや~それがね~特にないです。  -流れとかですか? 久保 そうですね。僕身長が高くないから日本でバレエやってくのに向いてないってなって思って。アメリカだったら実力主義で見てくれるから良いっていうのはありましたね。 -留学するにあたっての心構え、準備しておいた方がいいことがあったら教えてください。 久保 英語圏じゃなくても英語は喋れた方がいいですね。言葉の交流ができればみんなと打ち解ける。ただ言ってる事が矛盾しているように聞こえるけど、孤独じゃなきゃいけないところも絶対ある。他の人に合わせて、自分は練習したいのに「もう帰ろう」っていうから自分も打ち切って帰るっていうのはね。絶対そういうのはマイペースの方が良いけれど、逆に周りと打ち込めないのも良くないと思う。だから言葉が駄目で孤立して帰ってきちゃうっていうのはかわいそうだけど、そうならない為にオープンマインドっていうか、社交性っていうかどんどん話し合っていかないとね。よく日本人グループで固まっちゃうのはあるけど、僕は、あれはオススメしないですね。なるべくそこに居る皆と話して、そうすればまた喋れるようになるし。それでやることは必ずやり遂げて帰る。体調管理は当然だけど、そのためにも羽目外さないってことだね。 -では、次回公演ドラキュラのみどころを教えていただけますか。 久保 そりゃぁもう、今まで見たことない素晴らしい装置とリアルな衣装とオリジナルの楽曲と、そして天才振付家の織り成す今まで見たことないエンターテイメントバレエですよ。バレエっていうか、喋らないミュージカルみたいなものかな。 -今後のバレエ作品とはどのようなものが必要だと考えますか? 久保 やっぱり、新旧織り交ぜてバランスとるのが大事だと思う。やっぱり昔のことも知らなきゃ前に進めないし。古典も踏まえて新しいものにチャレンジしていくってことですよ。 -ダンサーの技術的にもですか? 久保 もちろん。技術的には日々ダンサーが頑張らなきゃいけないとこです。 -日々ダンサーの可能性は広がっているように思うのですが、 久保 なんていうのかなぁ、昔の方がより個性的な人も多かったし、とんでもないような、信じられないような人って多かったですよね。今はわりと粒は揃っているけど、爆発的な、スター不足。世界的にも言われていることじゃないですか。今、スター不足って。インターネットが発達してみんないろんなことが出来るようにはなったけど、突出した才能ってのはないよね。皆大人しいよね。さっき図太いって話しましたけど、大雑把では駄目ね、繊細さは必要だからね。動きとかにしても、「まぁいいや今日は帰っちゃおう」っていうのは駄目ですよ。図太さは必要ですけど、譲れないってことは必要だし、自分が納得するまで帰らないっていうのは大事だよね。 -留学を目指される方々の参考になるお話を伺えたと思います。本日は貴重なお時間をどうもありがとうございました。 http://www.nbaballet.org/

ダンス留学アンドビジョン【最新情報 vol.10. 2016-01-19 07:00:00】

  *☆            ☆* ○o。【1】ごあいさつ&ご案内 。o○   ○。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 。○ ★彡:・:☆彡:・:★彡:・:☆彡:・:  様 ★彡:・:☆彡:・:★彡:・:☆彡:・: こんにちは!アンドビジョンのです♪ 冬のコンクールも一段落して次は春のコンクールに向けて準備に入っていますか?! いかがお過ごしでしょうか 今週も様々な講習会情報/学校情報を配信させていただきます。 ┏…☆┏…☆┏…☆┏…☆┏…☆┏…☆┏…☆ ┃講 ┃習 ┃会 ┃情 ┃報 ┃ ┗… ┗… ┗… ┗… ┗… ┗… ┗…  ◆ヒューストン・バレエ・アカデミー・サマー集中コース 全米屈指の伝統・実績・規模を誇るスクールで学ぶクラシックバレエ ヒューストン・バレエ・アカデミーが開く中・上級者向け夏期講習会。 ニューヨークに次ぐ芸術都市ヒューストンを楽しみながら、大きく成長できます。 【期間】 レベル1〜4:2016年5月31日〜6月18日 レベル5〜8:2016年6月20日〜7月29日 ※オーディション後、レベル5に該当する場合は、2016年6月20日〜7月9日(3週間)の参加が可能です。 http://www.dance-abroad.com/major/6818-houston-ballet-academy-summer-intensive.html ↑↑↑↑↑ 締切り間近!! ◆スクール・オブ・アメリカン・バレエ・サマーコース-SAB ニューヨーク・シティ・バレエ団の附属学校で学ぶ。さらに上のレベルを目指す5週間 伝説的振付師バランシンが設立した名門スクールのサマーコース。 舞台の本場ニューヨークで多くのトップダンサーを輩出したレッスンを体感できます 【期間】2016年6月27日〜7月30日 http://www.dance-abroad.com/major/6816-the-school-of-american-ballet-summer-course-sab.html ↑↑↑↑↑ 締切り間近!! ◆マイアミ・シティ・バレエ・スクール・サマープログラム マイアミ・シティ・バレエ・スクールのサマースクールでプロを目指す夏。 マイアミ・シティ・バレエ・スクールの芸術監督やカンパニーのバレエマスター、芸術監督などが直接指導。優秀者は通年コースの道が開きます。 【期間】2016年6月20日〜7月23日 http://www.dance-abroad.com/major/6153-miami-city-ballet-school-summer-intensive.html ↑↑↑↑↑ 締切り間近!! ◆セントラル・スクール・オブ・バレエ・ワークショップ イギリス屈指の総合的なバレエ学校で学ぶクラシックバレエ ロンドンのバレエ学校セントラル・スクール・オブ・バレエが開催する中級者向けの春・夏の講習会。 1〜2週間のプログラムで、技術と表現力を身につけます。 【期間】春期講習:2016年4月4日〜4月8日 夏期講習:2016年8月1日〜8月13日(第一期:2016年8月1日〜8月6日/第二期:2016年8月8日〜8月13日) ◆アントワープ王立バレエ学校サマーコース ベルギーの国際都市、アントワープで本格的なバレエ短期留学を! 数々の国際コンクールで受賞者を輩出してきた名門バレエスクールで行われる、夏期講習会。 良質なトレーニングで、あなたの資質を最大限に引き出します。 【期間】2016年8月20日〜8月27日 http://www.dance-abroad.com/major/6792-royal-ballet-school-antwerp-summer-program.html ◆ドレスデン国際バレエサマースクール 一夏を名門ドレスデン・パルッカ・ダンス大学でバレエを学び、未来をたぐりよせる。 ドイツの古典的な街並で知られるドレスデンの名門バレエスクールで開催される、2週間のサマースクール。 14歳から25歳のダンサーが、バレエを中心に技を磨きます。 【期間】2016年7月25日〜8月6日 http://www.dance-abroad.com/major/5908-international-ballet-summer-school-dresden.html \☆/           \☆/ ∴★∴ 【3】学校情報   ∴★∴ /☆\           /☆\ ◆マイアミ・シティ・バレエ・スクール アメリカのビーチ都市・マイアミにある世界有数のバレエ学校で、未来の切符をつかむ。 一年中を過ごしやすい気候に恵まれた、アメリカで最も人気のあるビーチリゾート都市・マイアミにある、国際的に評価されるバレエ学校で、ダンスを学びませんか。 http://www.dance-abroad.com/major/5977-miami-city-ballet-school.html ◆イングリッシュ・ナショナル・バレエ・スクール 世界トップレベルの舞台芸術があふれるロンドンで、バレエに没頭しよう。 名門イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の付属校。3年間のフルタイム・トレーニングで、プロとしての技術、心構えを築く。 http://www.dance-abroad.com/major/5977-miami-city-ballet-school.html ↑↑↑ DVDオーディションがございます♪♪ ◆サンフランシスコ・バレエ・スクール アメリカ最古のバレエスクールで、世界を舞台に活躍するダンサーを目指す! サンフランシスコ・バレエ・スクールでは、著名な教授陣による質の高いレッスンが、世界に通用するダンサーを育てます。 http://www.dance-abroad.com/major/5879-san-francisco-ballet-school.html ↑↑↑ 現在ビデオオーディション受付中!! 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ○o。                。o○  \\ 【4】国内語学レッスン情報 // アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。 先生はもちろん各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や 内容は、すべてあなたに合わせて、フレキシブルに更可能。 ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、 留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、 語学をあげられます。 100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと! http://www.dance-abroad.com/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【5】編集後記/次回予告 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれた ら嬉しいです☆ トビタテ留学JAPANの第5期の募集が始まっております!! ↓↓↓↓ http://www.tobitate.mext.go.jp/ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! http://www.dance-abroad.com/      ○⌒\      ミ'""""'ミ      /(´・ω・`)    //\ ̄ ̄旦~   // ※ \___\  \\※ ※ ※ ※ ※ヽ    \`ー──────ヽ     ──────── 次回のメルマガは、 2月2日(火)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q

音楽留学 - 2024年最適な費用でおすすめの国へ!

音楽留学というと急に敷居が高く感じられますが、実は旅行のように短期間での音楽留学もできるんです。 「音楽留学してみたいけど、どんなふうに行けるのかわからない」、「どの国がいいのか、わからない」、「どれだけお金がかかるのかが心配」、「どのくらい前から準備すればいいの?」など、様々な疑問について、解説していきます。 これを読めば、どの音楽留学が自分に合っていそうかが、わかりますよ。

【目次】

  1. 音楽留学に短期でいける? どんな人が行っているの?
  2. 音楽留学できるジャンルと音楽レベルとは?
  3. 音楽留学の種類やスタイルは?
  4. 音楽留学の国毎の特徴は?
  5. 音楽留学にかかる費用は?
  6. 音楽留学のメリット、デメリットは?
  7. 音楽留学のよくある質問(FAQ)
  8. まとめ

音楽留学に短期でいけるの? どんな人が行っているの? 一般にビザの取得なしで、パスポートさえ合えば行けるような3か月未満の音楽留学が音楽留学(短期)とみなされるものになります。 音楽留学で多くの方が参加しているのが、夏のサマーアカデミーや、休み期間中の音楽大学やお城を借りての講習会など。 講習会は3日間~5週間ぐらいまで、期間は様々ですが、クラシックのジャンルだと1週間~10日間ぐらいの講習会が一番多いです。 また、プライベートレッスンという形であれば、旅行中の1日のみ、レッスンを受けたり、語学学校に通いながら、週に何度かレッスンを受ける、といったことも可能なので、気軽に参加できそうですね。

【関連リンク】

  1. 音楽留学の基礎知識
  2. 初めての海外
  3. 現代留学事情
  4. 長期音楽留学
  5. 長期音楽留学の国別特徴

音楽留学は、どんな人が行っているの?

クラシックの場合は、今後の音楽留学(長期)で師事する先生を探すことを目的に講習会に行く方が多いです。 そのため、参加者は必然的に音大生や進学を考えている高校生、または既に先生をしている方がさらなる研鑽のために参加、というケースが多いです。 ただ、音楽愛好家の方にこそ来てほしい、という講習会もあるのでそういったものに関しては、趣味でずっと続けている方もたくさん参加していらっしゃいます。 また、子供向けの音楽講習会もあり、同じ年代の子たちと寝食を共にして、共同生活を送る体験もできます。 ※自分のレベル、目的にあった講習会を選ぶのが大切です。詳しくは専門カウンセラーに相談してみましょう!

音楽留学できるジャンルと音楽レベルとは?

クラシック、ジャズ、ロック、ポップス、音楽制作、映画作曲、古楽など、ほぼオールジャンルでの音楽留学が可能です。

講習会の場合

●クラシック…初心者や趣味の方でも参加できるものから、事前オーディションが必要なものまで、レベルは様々です。 音楽留学(長期)の下見を兼ねて短期で行ってみる、という方が多いので、参加者としては音楽高校、音楽大学の学生さんや長年趣味でやっている方などが多い印象です。

●ジャズ、ロック、ポップス…著名なバンドから学ぶ、というコース以外は未経験でなければどなたでも参加可能、というパターンが多いです。 アンサンブルなどグループレッスンは、レベルに合わせたグループ分けもなされるので、一人だけ全くレベルが違うということもなく安心です。 学校のプロモーションも兼ねていることも多いので、現地の高校生など若い方の参加も多いです。 バークリー音楽大学などでは、プロで活躍中の方も参加しています。

●音楽制作…DTMの基礎から学ぶコースや、ある程度できている方向けのコースなどプログラムによってレベルわけがされています。 オリジナル作品を制作したうえで、持参していくというのが一般的です。

●映画作曲…作曲の基礎がある方向けのプログラムが多いです。 音楽をつける画像が課題として与えられて、曲をつけたものを、参加者と先生でディスカッションをしたり、と語学力も必要なプログラムとなります。

●古楽…愛好家の方も多いので、どんなレベルの方でも受け付けますという講習が多いです。 楽器の演奏のみならず、バロックダンスのレッスンもあったりなど古楽が演奏されていた時代についても学べます。

音楽留学の種類やスタイルとは?

夏期講習   一番人気!

音楽留学(短期)の中で最も参加者の多いプログラムになります。 ただし、講習会の多い時期が北米6-7月あたり、ヨーロッパ7月上旬―8月上旬と日本の夏休みとの期間に多少ずれがあるので、学生の場合は、参加できるコースに制限があるようです。 8月のお盆時期は、現地もバカンスシーズンでほぼ講習会がないので気をつけましょう。 それでも夏は、気候も良いですし日も長いので、観光やコンサート鑑賞などもしながら、音楽漬けの生活を送れる絶好の機会です。

春期講習

夏期講習に次いで、人気のプログラムです。開催時期が2-3月ということもあり、大学生の参加が多めです。 4月にもフランスではたくさんの講習会が毎年開催されていますが、日本の新学期ということもあり、参加できる人は少なめです。 音楽留学(長期)の場合の入試前の時期にあたるため、試験前の最後の仕上げとして参加し、ということもできます。 夏に比べて航空券が安い時期、というのも見逃せません。 春期講習会の様子

冬期講習

年末年始の時期に開催される講習会です。 実際は、現地のクリスマス休みが日本でいうお正月のようなものなので、ウィーンの冬期講習会など、開催されているプログラム自体かなり限られています。 社会人の方でも参加しやすい時期なので、いろいろな世代の方との交流ができる講習時期になります。 冬期講習会の様子

プライベートレッスン

先生とのスケジュールさえ合えば、いつでも渡航が可能なプログラムです。 聴講生のいない一対一のレッスンとなるので、落ち着いた環境でのレッスンを希望している方、将来の相談などもじっくりしたい方にお勧めです。

マスタークラス

夏にも開催されていますが、年間を通して、いろいろな楽器の先生を招聘して開催しています。 マスタークラスでしか指導をしない先生、演奏家もいらっしゃるので、希望の先生がいたら、ためらわず参加してみることをお勧めします。 ※講習会やマスタークラスは開催時期が固定されているので、予定を合わせるしかありませんが、プライベートレッスンだと自分の予定に合わせて考えられるのが魅力ですね。

音楽留学の国毎の特徴と予算は?

アメリカへの音楽留学

6月-7月にかけての講習会が多く、大学を借り切っての3-6週程度の比較的長期間の講習会が多めです。 ほかの参加者との寮生活や、ランチタイムや夜に行われるコンサートへの参加など、音楽漬けの生活が送れます。 また、ヨーロッパに比べてジャズや、ロック、ポップス系での音楽留学プログラムも多いです。 代表的なプログラムとしては、バークリー音楽大学の5週間プログラムなどがあげられます。

イギリスへの音楽留学

大学が行っている講習会や、先生方が集まって主催している講習会など、様々です。 アメリカ同様、夏休みで空いている学校を借りて、というパターンも多く、レッスン場所と滞在先が隣接しているプログラムも多いです。 コンサートがあるようなプログラムだと、地元の方が聴きにきたりと、講習会参加者以外の交流もあります。 どんなレベルの方でもウェルカムなダーティントン国際音楽サマースクールなど、定期的に通うのが楽しくなるような講習会もあります。

イタリアへの音楽留学

お国柄なのか講習会のスケジュールなど詳細確定が直前となることが多いです。 日本人的な感覚からすると不安になりますが、実際に行ってみると最終的には何とかなっている、という不思議。 なにごとも臨機応変に対応してくれますが、こちらにも同様のことを求められるので、事前にすべて決まっている、という環境が好きな方は避けた方がいいかもしれません。 最低限のイタリア語ができていた方が、楽しめるでしょう。 トスカーナの古都シエナで開催される、キジアーナ音楽院夏期マスタークラスや、ヨーロッパの高級避暑地、サルディーニャ島でのカリアリ夏期国際音楽アカデミーなどが人気です。

フランスへの音楽留学

アートとバカンスをこよなく愛する国、フランス。 音楽と絵画、建築、文学などの他分野との融合を深く感じたいなら、行先として選ばない手はありません。 夏期講習会は先生や参加者のリゾートも兼ねて、ニース夏期国際音楽アカデミーのように海辺で開催されたり、ムジークアルプ夏期国際音楽アカデミーのように山での合宿など、日ごろは行かないようなお所に足を延ばす機会に恵まれます。(行くのが大変とも言いますが…。) 自主性を重んじる国なので、言いたいことがあるならきちんと言葉にして伝えるように心がけましょう。

オーストリアへの音楽留学

短期の講習会で通訳が付くプログラムが最も多いのがオーストリアです。 住みやすい都市1位にもなっているウィーンでの講習会は毎年たくさんの方が参加しています。 また、ウィーン以外でもモーツァルト誕生の地ザルツブルグや、サウンドオブミュージックの舞台となった山間の地域など、日本とは全く異なる、自然と音楽が融合した環境で学べるのも大きな魅力です。 モーツァルテウム音楽大学夏期国際音楽アカデミーは、期間中にザルツブルク音楽祭も鑑賞できたり、学生寮の生活も体験できたりと、盛りだくさんな講習会です。

ドイツへの音楽留学

音楽留学(長期)の留学先としても最も人気なのがドイツです。 学費の安さもありますが、オーケストラ楽器の方の音楽留学希望先として最も候補に挙がる国だといえます。 講習会は、大学が主催しているオーディションありのものや、音楽にまつわる場所や修道院、お城での講習会などがあります。 ただ、いずれの場所も都心部ではなく、通訳が付かない講習がほとんどなので、度胸とドイツ語または英語の基礎コミュニケーション力が あった方がよいでしょう。 ミュンヘン音楽大学サマーコースやオクセンハウゼンマスタークラスなど、知る人ぞ知る、著名な演奏家、指導家に学べる機会があります。

スイスへの音楽留学

スイスの山間やイタリア近くの音楽院での講習会など、様々な場所での講習会があります。 弦楽器の先生が多数集まるシオン夏期音楽アカデミーや、オーケストラを組んで各地をツアーで回るルツェルン音楽祭アカデミー、木管楽器のスーパープレイヤーが指導に来ているアローザ夏期国際音楽アカデミーなど。 世界中から参加者が来るので、お目当ての先生がいるプログラムがあれば、早めに申し込むのが得策です!

ポーランドへの音楽留学

ポーランドで有名な音楽家といえばショパン。 その名を掲げたショパン音楽大学での夏期講習会は、毎年ショパンを学ぶピアノ演奏家はもとより、器楽、声楽家にも人気です。 例年ちょうど日本の大学のテスト時期にかぶってしまっているのですが、それさえ何とかなるなら是非ともショパン音楽大学の教授陣からショパンの神髄を取り入れてみたいもの。 ※夏の講習会は先生方のちょっとしたリゾートも兼ねているので、山、海など避暑地での開催が多めとなります。 そのため、開催地にたどり着くまでが一苦労、ということも。初海外でいろいろ心配という方は、直行便で行ける主要都市で開催されている講習がおすすめです。

音楽留学にかかる費用は?

気になる音楽留学(短期)にかかるコスト。 期間によってもまちまちですが大体講習会費が30万前後プラス渡航費用の航空券代、がかかります。 航空券はゴールデンウイーク、お盆、年末年始がピーク料金となりその前後で波線のように料金がアップダウンします。 ヨーロッパはピーク時は往復料金で25-30万程度、北米は20万前後、といったところでしょうか。 閑散期になるとピーク時に比べ10万円近くお安くなるので、プライベートレッスン等で行く場合は、閑散期もねらい目です。 というわけで、合計金額でいうと大体10日間-14日間ぐらいの音楽留学で、45-60万ぐらいかかる、と思っておいた方がよいでしょう。 だったら音楽留学(長期)のために音楽留学(短期)は、節約したいな、と思う方もいらっしゃるでしょうが、音楽留学(短期)よりもはるかにコストのかかる音楽留学(長期)に、いきなり行くのはお勧めしません。なぜなら・・・・ ※音楽留学(長期)をご覧ください。

音楽留学のメリット、デメリットは?

音楽留学のメリット

  • 講習を通して、今後の進路、展望について考えられる
  • 音楽留学(長期)の下見にピッタリ
  • 音楽留学(短期)も立派な異文化体験。自分が今後この国で生活していけそうか、体感できる機会です。
  • ごはんが口に合わないから自炊しないといけないな、とか、現地の人の気質があっていて、日本にいる時よりも楽かも!とか、いろいろな発見があるはず。
  • 現地の生活が合わなかったとしても、なんとか我慢できる
  • 100人が100人、全員海外生活ができるとは限りません。食事、言葉、文化の違いなどが相当なストレスとなる方も確実に存在します。ただ、そんな場合でも短期間であれば「あと何日」、と指折り数えていれば両手で足りるぐらいの日で帰りの飛行機に乗る日が来ます!

音楽留学のデメリット

  • ずっといたい、と思っても帰国する必要あり海外生活がとっても水に合うし、このままいたいなぁと思っても、不法滞在者になるわけにはいかないので、一度帰国する必要があります。
  • それなりにコストはかかる

※デメリット、考えてみましたが、さしたることも思い浮かばず…。メリットの方はるかに大きそうですね。 ご自分にとってプライスレスな体験ができますように!

音楽留学のよくある質問(FAQ)

Q.講習会とプライベートレッスン、どっちがいいの?

たくさんの人のレッスンも見学してみたいなら、講習会がおすすめです。 自分のレッスンも見学されることになるので、それがいや、という場合はプライベートレッスンの方が落ち着いて受けられます。 講習会の場合は、演奏会の機会もあったり、その後にもつながるような仲間ができたり、という良さもありますね。 プライベートレッスンは、時期を選ばないという点と、語学学校を組み合わせたりと、目的に合わせたプランが組める点、また先生と一対一で、しっかり学べるという点でもおすすめです。

Q. どの国がいいのかわかりません

ご自分の興味のある国に行ってみるのが一番ですが、せっかくいかれるのなら、2か国、3か国と回ってみるのもおすすめです。 短期でレッスンを受けて、その前後にほかの国に行ってみたり、ということもできますし、それをきっかけに、進路を変える方もいらっしゃいます。 まさに百聞は一見にしかず、なので体感してみるのが一番ですね。

Q.一人で行くのがこわい

初めての海外だったり、一人での行動が初めて、という場合は心細いものですよね。 講習会であれば、行った先ではいろいろな人との出会いがあります。また、多くの場合単独で参加している人達が集まることになるので、現地でお友達ができるチャンスにもなります。 アンドビジョンで音楽留学する場合は、同じ講習会の方たちで集まっての事前の説明会もあるので、渡航前に知り合いができて安心ですね。

Q.言葉が通じるのかが不安…。どのくらいしゃべれるようになっておけばいいの?

残念ながら日本語は世界共通語ではないので、できる限り最低限の英語、またはその国の言葉を覚えておくとよいでしょう。 言葉に関しては、できなくても乗り切れる人もいれば、さっぱりわからないまま終わってしまった、という人もいたり、で元々の気質によるところも多そうです。 ご自分の性格も見極めたうえで、渡航先を選んでいきましょう。 ただ、音楽は世界共通なので、その点でそんなに心配しなくてもいいのかな、と思います。 とにかく心配、という方は専門カウンセラーに相談すると、ご自分では気づかないようなポイントも踏まえたうえで、おすすめを選んでいけますよ。

まとめ

音楽留学を考えているなら、まずは短期でいってみるのがよさそうですね。 国ごとのカラーもあるので、学びたいことや先生のことも考えたうえで、渡航先を選んでいくのが後悔が少なさそうです。 考え始めたばかり…、情報が多すぎてわからない、という方はまずは専門カウンセラーに相談してみてはいかがでしょうか?

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