海外準備編

コンクール出場準備に最適 講習会 短期留学の定番であり、コンクール出場準備として最適なのが、著名な先生から直接指導を受けられる夏・春・冬の講習会。コンクールによっては申込書に、過去の講習会参加歴を書くよう、指示されることもあります。 講習会への参加は、コンクール出場前にかならず踏んでおきたいステップのひとつです。
自分に合ったところがきっと見つかる 夏期講習会 夏期はヨーロッパやアメリカを中心に、毎年100以上もの講習会が開かれています。レベルやカリキュラムは実にさまざま。参加するにあたって年齢制限があったり、オーディションや推薦状が必要なものもあれば、先着順で誰でも参加できるものも意外にたくさんあります。
心に決めたコンクールがもしあるならば、下見を兼ねて、コンクールの開催される街で講習会がおこなわれていないか、ぜひチェックしてみましょう。
海外のコンクールの多くは通常、現地の音楽教育機関やホールを会場にしていますが、代わりに修道院や教会、古城などが使われる場合も珍しくありません。講習会も同様のため、日本ではなかなか巡り会えない空間での音の響きを前もって経験しておくことは、コンクール本番で慌てない、ひとつの秘訣とも言えそうです。
音楽留学専門サイト 夏期講習会 じっくり取り組めて航空券も安い 春期講習会 夏期ほどの数はないものの、春期は小規模でアットホームな講習会が揃っています。定員が少ない分レッスンの密度が濃く、先生や他の受講生との絆を深めやすいのが特徴です。
春と言えば、ヨーロッパでは音大・音楽院の入試直前に当たる時期。演奏実技の最終チェックを目的として講習会に参加する人も多く、海外国際音楽コンクールに限らず、長期留学をも視野に入れているならば、いろいろと参考になる話を聞ける絶好のチャンスでもあります。
と同時に春は、航空券が比較的安く、時には夏の半額近くになることも。かかる費用の総額を少しでも抑えたいという方には狙い目です。
音楽留学専門サイト 春期講習会 数は少なくても国際色豊か 冬期講習会 世界中を探しても、数えるほどしかない冬期講習会。有名なのは、ロシアの名門モスクワ音楽院が約2週間に渡って開催しているもので、各国から参加者が集まります。また、ウィーン国立音楽大学の教授陣による、アンドビジョン主催『ウィーン冬期音楽講習会』も好評です。
自分だけのオーダーメイド プライベートレッスン 提携している世界各国の音楽家や音大教授の中から、自分で先生を選び、プライベートレッスンを受講する短期特別留学プログラムです。
ウィーン・フィルの現役メンバーや元メンバー、ウィーン国立音楽大学をはじめとする名門音大の教授陣、今も第一線で活躍するジャズミュージシャンなど、提携先は何と300名以上! 原則として、事前のオーディションも書類選考もありません。一度は習ってみたいと思っていた憧れの先生より直接の手ほどきを受けられるという、まさしくオーダーメイドな学びの場をご提供しています。
 対象は入門からプロレベルまで。音大受験準備やコンクール出場準備のための、特別レッスンをしてくれる先生方も多くいます。お申し込みは1週間単位。1週間ごとに先生を替えることも、講習会や語学学校との組み合わせも可能です。
音楽留学専門サイト プライベートレッスン とにもかくにも現地へ 語学留学 比較的短期間のうちに語学力を伸ばしたいなら、直接現地で学ぶに勝る方法はありません。 世界の語学学校500校以上の正規代理店として、ヨーロッパはもとより、アメリカ、カナダ、中南米諸国、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど、あらゆる国の信頼できる語学学校をご紹介しています。 留学期間は最低1週間から最大1年程度まで。講習会やプライベートレッスンと一緒に手配することもできます。  たとえ片言でも、自分の口から相手に直接伝えてこそ意味がある。音楽は世界共通語とは言え、そこに言葉が加わることでさらに、より一層コミュニケーションの幅が広がります。相手の世界へ一歩近づく。そして相手にも、自分の世界へ一歩近づいてきてもらう。語学力は相手と自分の世界をつなぐ架け橋になります。 音楽留学専門サイト 語学留学

◆ダンス留学アンドビジョン◆最新情報◆

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   ◆ダンス留学アンドビジョン◆最新情報◆ ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━ ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━      もくじ ∥【1】ごあいさつ&ご案内 ∥【2】講習会情報 ∥【3】学校情報 ∥【4】国内語学レッスン情報 ∥【5】編集後記/次回予告 ∥ 発行:アンドビジョン株式会社        ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━╋━ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【1】ごあいさつ&ご案内 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー __c0__ 様 こんにちは!アンドビジョンの井水です♪ まだまだ寒い冬が続いている今日この頃ですが、夏の講習会を視野に動いてますね!! 新しく上がってきた今年の講習会最新情報!! 是非チェックしてみて下さい♪ ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【2】講習会情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー ◆デンマーク・ロイヤル・バレエ団サマーコース デンマーク・ロイヤル・バレエ団サマーコースで体感する1~3週間のバレエコースが魅力 「北欧のパリ」コペンハーゲンにある世界最古の伝統を持つ名門スクールのサマーコース。クラシックバレエのレベルアップと、次のステップにつながるチャンスが用意されています。 【期間】2017年7月10日~7月29日 第1期:2017年7月10日~7月15日 第2期:2017年7月17日~7月22日 第3期:2017年7月24日~7月29日 https://www.dance-abroad.com/major/6143-the-royal-danish-ballet-summer-school.html ◆ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンスサマースクール 国際的な評価基準RADを確立したダンススクールで、この夏、一歩夢に近づこう! 子供から大人まで、様々なレベルで楽しめるクラスやイベントが盛りだくさん。伝統に基づいた教育法で、あなたの資質を短期間で最大限に引き出します。 【期間】▽ロンドン 第1期:2017年7月17日~7月22日 第2期:2017年7月24日~7月29日 第3期:2017年7月31日~8月5日 第4期:2017年8月7日~8月12日 ※1~2期間のご参加が可能です。 ▽ダーティントン 2017年7月24日~7月29日 https://www.dance-abroad.com/major/6215-royal-academy-of-dance-summer-school-rad.html ◆アナハイム・バレエスクール国際夏期集中コース 南カリフォルニアにあるアナハイム・バレエスクールで、4週間みっちり、様々な身体表現を学びとる。 ディズニーリゾートにほど近い、アナハイム。四季を通じてすごしやすいこの街で、ひと夏をバレエと多様なダンスフォームを学ぶために費やしませんか? 【期間】2017年6月26日~7月22日 https://www.dance-abroad.com/major/6172-anaheim-ballet-school-summer-intensive.html ◆エリソン・バレエ夏期集中コース 憧れの街マンハッタンで、この夏、プロダンサーとしての技術と感受性を磨こう。 ダンスの聖地ニューヨーク、ブロードウェイやリンカーンセンターが徒歩圏内!刺激的な環境とハイレベルなレッスンは、あなたの才能を短期間でグーンと伸ばします。 【期間】2017年6月26日~8月4日 バレエ集中コース:2017年6月26日~7月21日 パ・ド・ドゥ集中コース/バリエーション集中コース:2017年7月24日~8月4日 https://www.dance-abroad.com/major/6470-ellison-ballet-summer-intensive.html ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【3】学校情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー ◆セントラル・スクール・オブ・バレエ 世界を魅了する文化と伝統の都市ロンドンの中心で、プロダンサーとして歩きはじめる。 ヨーロッパ最大、そして中心地として世界中から学生が集まる教育都市・ロンドン。この伝統と今が濃密に入り混じる場所で、バレエを学びませんか。 https://www.dance-abroad.com/country/5838-central-school-of-ballet.html ◆ジョン・クランコ・バレエ・スクール 世界中から優秀な生徒が集まるバレエ学校、ジョン・クランコバレエスクール ドイツ南西部の街・シュトゥットガルトにある、シュトゥットガルト国立バレエ団付属のバレエ学校では、踊りに関する全ての教養を学ぶことが出来ます。 https://www.dance-abroad.com/country/5857-john-cranko-schule.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【4】国内語学レッスン情報 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー アンドビジョンでは留学のための語学レッスンも行っています。 先生はもちろん各国のネイティブスピーカー。レッスン時間や 内容は、すべてあなたに合わせて、フレキシブルに更可能。 ご自分にあったカリキュラムをリクエストできます!実際、 留学経験者の多くが、渡航前に準備すべきだったこととして、 語学をあげられます。 100%ダンスに集中するために、語学の準備はしっかりと! https://www.dance-abroad.com/program/language/1262-language-lesson-in-tokyo.html 資料のご請求、ご質問などある方は TEL:03-3278-3450 MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 までご連絡ください! ーーーー♪♪♪ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【5】編集後記/次回予告 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー♪♪♪ーーーーー 気になる情報はありましたか?夢への最初のステップになれた ら嬉しいです☆ 皆さんからのご意見・ご感想をお待ちしてます♪ MAIL: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 そして、ご友人にも是非ご紹介ください!(゜▽゜) メルマガ登録は、やメールアドレス変更は簡単に登録できます!! HPから登録できるので、やってみてくださいね! https://www.dance-abroad.com/ 次回のメルマガは、 2月28日(火)発行予定です。 お楽しみに!p(^^)q ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 担当:井水類 E-mail:このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。 TEL:03-3278-3450 FAX:03-4496-4903 ■□ アンドビジョン株式会社 □□ 東京都中央区京橋1-5-5京橋共同ビル5F □□ 音楽留学:https://www.andvision.net ■□ ダンス留学:https://www.dance-abroad.com/

三好朝香さん/ピアノ/ラフマニノフ国際コンクールinモスクワ

岡山市出身。3歳よりヤマハ音楽教室にて音楽を学び始める。現在東京藝術大学音楽学部器楽科4年に在学中。2018年2月「ラフマニノフ国際コンクールinモスクワ」にて第1位及び審査員特別賞受賞、その他 PTNAピアノコンペティション特級銅賞、北本ピアノコンクール大学生部門3位、ショパン国際ピアノコンクールinASIA高校生部門金賞、同コンクールコンチェルトC部門全国銅賞、全日本学生音楽コンクール大阪本選高校生の部入賞、山陽学生コンクール高校生部門1位、受賞。学内にてモーニングコンサート出演者に選出され、藝大フィルハーモニア管弦楽団とラフマニノフピアノ協奏曲1番を共演。その他、東京交響楽団、大阪チェンバーオーケストラ、岡山フィルハーモニック管弦楽団と共演。日本財団ランチタイムコンサート、大阪すばるイブニングコンサート、岡山ピアノフェスティバル、『I am a SOLOIST』等に出演。小山実稚恵協奏曲マスタークラスを受講。2017年岡山にてリサイタルを開催。これまでに、守屋俊子、平井礼子、Cソアレス、明田真弓、松本和将、川島基、鷲見加寿子の各氏に師事。学内にて角野裕氏に、室内楽を藤本隆文、津田裕也の各氏に師事。東京藝術大学大学院に進学予定。 -今までの経歴、どういったご経験をされてきたか、簡単にお話を伺ってもよろしいでしょうか。 三好様:2歳からヤマハの音楽教室に通って歌やリズム遊びを楽しみ、3歳からピアノを習い始め、幼稚園からピティナピアノコンペティションというコンクールに参加し始めました。小さい子ども向けの級もあるのでそういった部門にはずっと出ていました。その他にもいろんなコンクールには挑戦していたのですが、その中で1番大きかったのが、2016年、一昨年ですが、ピティナの特級で銅賞をいただいた事です。それをきっかけに海外のコンクールを受ける事も考えるようになりました。 現在は、東京芸術大学4年生です。来年度は大学院に進む予定です。 -今回受講されたコンクールのお名前を教えていただけますか。 三好様:ネットでは、「インターナショナル ラフマニノフ コンペティション」と題されていますが、異なる和訳もされていて、「ラフマニノフ国際コンクール・イン・モスクワ」だったり「若いピアニストのためのラフマニノフ国際コンクール」と言われたりもするようです。 -結構バラバラですね。こちらのコンクールはどういった経緯で出場されることになったんですか。 三好様:高橋多佳子さんという日本人のピアニストさんがいらっしゃって、その方がツイッターで、「こういうコンクールがあって、まだ締め切り間に合いますよ」と紹介していたんです。そこで、コンクールの課題曲を見て、これは出れるなと思って出場を決めました。 -すごいですね。SNSがきっかけになったんですね!いろいろなコンクールがあると思いますが、今回のコンクールを選んだ理由、先ほどチラッと曲とかっておっしゃっていたんですが、選ばれた理由は何だったんでしょうか。 三好様:個人的な話になりますが、大学の卒業試験が12月にありまして、そこで私は、ラフマニノフの『ショパンの主題による変奏曲』という曲を演奏しました。有名な曲というよりは、かなりの難曲と言われているのですが、残念ながら卒業試験で上手に弾けなかったんです。悔しくて、どこかでリベンジできないかなと思っていた矢先にこのコンクールの存在を知ったんです。32〜33分ある曲なので、その曲を演奏できるコンクールはなかなか有りません。このコンクールはラフマニノフコンクールという名の通りラフマニノフの曲を重点的に弾かなければならないので、こんないいコンクールはないなということで出場を決めました。 -予選と決選では何段階までありましたか。 三好様:ファーストラウンドとセカンドラウンドだけです。 -海外のコンクールは他にも参加されたご経験はあるんですか。 三好様:ないんです。日本で開かれる小さい国際コンクールは受けたことはあったんですけど、海外では初めてでした。 -初遠征ということだったんですね。 三好様:そうですね。 -何か心配なこととかありましたか。 三好様:それはもう、言語ですね。ロシア大使館のホームページに載っているロシアの情報とか、日本人が遭遇した事件とか調べていたら、ちょっと怖いなとは思っていたんですけど、でもやっぱり言語が一番心配でした。 -モスクワでのコンクールだったんですけど、運営事業部の方はロシア語のみの対応でしたか。 三好様:そうですね、運営の方も英語が通じる方が2人ぐらいしかいなくて。初日にアンドビジョンさんのご紹介の現地スタッフの方にずっと付き添っていただきました。いろんな手続きや疑問点などを聞いてくれたりして下さったのですが、その方が居なかったら多分私出場できないレベルで英語は通じませんでした。練習室の予約もできなくて。 -なかなかハードルが高いですね。 三好様:そうですね。向こうの人はロシア語オンリーで突き通してくるので。なかなか大変な国だなと思いました。 -参加される方は基本ロシアの方が多いという感じですか。それともヨーロッパからも来ていますか。 三好様:6割ぐらいはロシア人で、残りの4割が日本人、韓国人、中国人、ベルギーとかですね。ロシアの隣国のウクライナやベラルーシの方とか、あとはアジアやフランスの方もいらっしゃったりしました。 -外国の方は皆さん言語の問題はどうされていたんですか。 三好様:どうなんでしょう。私の順番が結構遅かったもので、他国の参加者がどのようにクリアしていたのか わからないんですけど、多分英語ができる事務局の人を探して、英語で交渉していたと思います。 -リハーサルの時間が夜の7時でしたっけ。 三好様:そうですね、7時半ぐらいだったかな。 -何時ごろに会場へ入られましたか。 三好様:ファーストラウンド前は練習を1人1日あたり2時間いただけたので、グネーシン大学自体には割と早い時間、5時ぐらいに入りました。最初は通訳の方と一緒に12時頃に会場入りし、練習室の予約や リハーサルや本番の確認をしていただきました。その後ちょっと時間をつぶして5時ぐらいに戻って、それからずっと練習して、ホールに時間通り入りました。 -コンクールを受ける際に先生とか周りの方にいただいたアドバイスで一番役に立ったことってありますか。 三好様:ロシアに行くというのが初めてだったので、ロシアに行ったことある友達にいろいろ聞きました。「とにかく言葉が通じないよ」と言われました。あと「交通手段が大変だから」とか、演奏に関わることというよりは、生活に関するアドバイスを沢山もらいました。 -ホテルから会場まではどうやって移動されましたか。 三好様:地下鉄では不便な場所だったので、毎日タクシーで。ヤンデックスタクシーというアプリを使い 言葉が通じなくても安心して移動できました。 -練習室で2時間ほど練習されていたということなんですが、練習の環境は整っていましたか。 三好様:コンクールに出場する人に、会場であるグネーシン音楽大学の練習室を無料貸与しているのは素晴らしいと思いました。ただ、本番のピアノはとても良かったのですが、練習室のピアノがかなり古く状態が良くないものも多くて、良いピアノが借りれるよう 身振り手振り交渉したり、少し悩まされたりはしました。でもそこは大きな問題ではなかったです。セカンドラウンドに残った人には1日4時間の練習時間と 直前の手慣らし時間が与えられたので、出演者への考慮がなされたしっかりしたコンクールだなと思いました。 -ファーストラウンドはどれぐらいの人数が参加していたんですか。 三好様:60人超だったと思います。 -セカンドラウンドはその中からどれぐらいの方が行かれたんですか。 三好様:10人でしたね。10人近くまで落とされた気がします。 -そこで1位をとるということは、やっぱりずば抜けて良かったということですよね。 三好様:いえ、そんなことは。ロシア人の方、皆さん上手だったので。私は本当に、選曲もよかったと思いますし、順番もよかったのかなと思っています。 -曲とか順番もすごく重要なんですね。 三好様:そうだと思います。ラフマニノフのガッツリした曲を弾いたし、みたいなところもあるんじゃないかなと私は勝手に思っています。 -でも皆さんもラフマニノフの曲を弾いてますよね。 三好様:はい、課題なので、皆さん弾いてます。私の弾いた曲が珍しいのもあって、それが功を奏したのかなとか思っているんです。 -今回のコンクールを受けて、演奏が変わったな、とか、心境が変わったな、ということは何かありますか。 三好様:あります。日本で見る景色とロシアで見る景色はやっぱり全然違うものでした。グネーシン大学の練習室はすごく窓が大きいんですが、今回行ったロシアは真冬で、すごく雪景色がきれいなんですよ。窓からそれを見ながらラフマニノフの練習するとなると心象も変わってきますし、ラフマニノフはこういう景色を見ながら作曲していたんだな、という想像を膨らませ、すごく楽しく練習できました。また、私が大きな影響を受けたのが、ある1人の参加者の存在です。ロシア人のコンペティターは全員すごくレベルが高かったのですが、リハーサルのときに聞いたその人は、「貴方はプロのピアニストですか?」みたいな…。たった五分の演奏を聴いただけですが、「なんでコンクール出てるんだ?」っていうぐらい音質も技術も高いレベルの方でした。その人の演奏を聴いて、自分の演奏への意識がガラッと変わった気がします。その奏者はコシャコフっていう男の人なんですけど、コシャコフさんのその演奏があまりにも脳裏にこびりついて離れなくて、どうやったらあんなにキラキラした音がだせるんだろう?とか考えながら、ずっと意識して練習していました。 -今回実際に海外のコンクールを受けてみて、日本のコンクールと似ているなとか逆に日本とはちょっと違うな、なんて思う事はありましたか。 三好様:もともと私、コンクールがすごく好きなタイプなんです。昔から褒められることが大好きなので、コンクールに出まくって、褒められたいという気持ちだったんですけど、今回、日本と違うなと思ったのは、一般の方のクラシックへの意識がすごく高い点ですね。今回私が出たコンクールは小さいコンクールにも関わらず、一次予選から見に来てくださるお客さんが沢山いて、マイナーな曲(と私が思っている)を弾いても「ブラボー!」が出たり、涙を流して「すごくよかったわよ」って話かけてきてくれたりハグしてくれたりしました。私が同じ曲を日本で弾いた時は、「わからなかった」とはっきり言われてしまったんです。「理解できなかった」「難しい曲だね」とか。やっぱりわかりやすい曲や有名曲しかまだ日本では浸透していないんだなって思いました。今回はロシアものを演奏したので、母国の曲だからというのもあるかもしれないんですけど、客層の意識の差が大きく違うなというふうに海外のコンクールを受けてみて気づきました。 -そうなんですね。お客さんの反応が、リサイタルとかコンサートではなくて、コンクールでそうやってフィードバックをいただけるのはすごくいいですね。 三好様:貴重な経験だと思いました。 -これまでにコンクールで知り合った方と今でもお付き合いとかつながりはありますか。 三好様:ラフマニノフコンクールで出会った方ですか?日本人の方は必然的に仲良くなれたんです。やっぱり日本人は少なかったので、審査員の高橋多佳子先生、ご主人の下田幸二先生、3位になられた山西君や、モスクワ音楽院へ留学している方にも仲良くしていただきました。あと、全く知り合いでもなんでもなかったベトナム人の女の子が現地ですごく仲良くしてくれて。私のセカンドステージの演奏を聴いて「感動した」と言って話しかけてきてくれて、私がロシア語できないから、「通訳をしてあげるよ」っていうふうにずっとそばにいてくれた子がいたんです。その子とは今でもSNSを通じて仲良くしています。 -そのベトナムの方はロシアに留学されているんですか。 三好様:そうなんです。モスクワ大学に、経済か何かで留学していて、それで来ている方でした。日本がすごく好きで、クラシックに興味があるんだと言ってました。私は英語しか使えないので、英語が通じないコンクールの事務局の方と頑張って話をしようとしていたら、「私、英語もロシア語もしゃべれるよ」と声をかけて、その子が助けてくれました。そこからすごく仲良くしています。 -いいですね。新たな出会いがあって。いろんなエピソードが盛りだくさんなんですが、今回のコンクールで忘れられない出来事はほかにもありますか。 三好様:さっきお話したコシャコフ君ですね。彼は一次予選を通過出来なかったにも関わらず 表彰式に参加し、私達とコンタクトを取ってくれました。人間的にも素晴らしい方で、すごく大きな影響を受けました。あの後 彼は イギリスの大きなコンクールで優勝されました。 あとは、アンドビジョンさんが紹介してくださった方が なんと偶然にも大学の先輩だったんです。もちろんピアノにもコンクールにも詳しくて、留学についてもいろいろ伺えました。おまけに 大学の話で盛り上がり、仲良くしてくださって、とてもお世話になりました。 -さっき審査員のお話がチラッと出ていましたが、実際審査員は何人ぐらいいらっしゃったんですか。 三好様:7人ですかね。 -その中に日本人の方がいらっしゃって。 三好様:1人。 -ほかはロシア人の方ですか。 三好様:ロシア、イスラエル、日本、スペイン、中国、韓国ですね。 -ワールドワイドですね。 三好様:ロシアも2人しかいませんでした。 -今後挑戦していきたいコンクールはありますか。 三好様:海外のコンクールにはたくさん挑戦したいなと思っています。どれと限らずにいろいろ受けていきたいと思っています。 -来年度から大学院のほうに進まれる、とおっしゃっていましたが、コンクールも含め、今後のご活躍を期待しております。本当いろいろと楽しいお話とか貴重なお話を伺えてよかったですどうもありがとうございます

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O・Eさん/ウィーンでの語学+バレエ研修

-O.Eさんの簡単なプロフィールをお話いただけますか? O.E様:クラシックバレエを3歳ごろからやっていて、今は少しだけですけど、アシスタントとしてクラシックバレエの教室でやっています。 -今回短期留学をしてみようと思ったきっかけがありましたら教えていただけますか? O.E様:単純に、この時期しかやりたいことができないというか、今だけならいろいろな好きなことをやって、いろいろ学べる時期だなと思ったので、今だなと思って、決めちゃいました。 -今しかないと思ったということは、大学をご卒業されたあとは就職をお考えということですかね? O.E様:それの見極めもありました。就職をしなきゃいけないという時期に入ったらもう何もできなくなっちゃうから、だから今就活をする前にも、就活をするのか、そのほかの道を選ぶのかということも考えるために行きました。 -今回語学のクラスとダンスのクラスと両方受講されたかと思うんですけど、1日の向こうでのタイムスケジュールを教えていただけますか? O.E様:朝は、私は5時過ぎぐらいに起きて。 -早起きですね。 O.E様:朝食6時からとれるので、朝食は6時からとって、身支度とかいろいろして、10時くらいから語学の学校を、グループのときは10時過ぎに語学の学校に行って、お昼くらいに終わって、そのあとは、レッスンが夕方からあったので、その間はウィーン通りとかを歩いたりして、お買い物をしてレッスンに行くようなかたちでした。個人レッスンのときは、朝ちょっと遅めに起きて、朝食を6時、7時ぐらいにとって、お昼ぐらいに個人レッスンのほうに行くか、その前にちょっとだけ出かけてショッピングしたりして、夕方レッスンに行ってました。 -グループレッスンと個人レッスン両方受けられて、ご自身の中で、こういったところよかったなとか、こういったところは残念だったな、というのがあったら教えていただけますか? O.E様:語学のグループレッスンのときは、みんなの会話を聞いたりいろんな人の意見もあったり、あとその人自身から発したことからいろんなことを知れたり、あと同じグループの人と仲良くなって何回か一緒にいろんなところに行ったり、ご飯を食べに行ったりもできました。あと語学の個人レッスンのときは、自分と先生だけなのでいろいろ細かいところを見ていただいたりして、発音もいろいろ細かく見ていただけたので、両方味わうことができて自分的にはよかったと思っています。 -バレエのダンスのレッスンなんですけど、実際に受けてみて率直にどういう印象を受けましたか? O.E様:日本と違う感じが率直な意見でした。向こうの本場のレッスンというのは日本のレッスンと教え方も違いますし、皆さん年下とか同い年くらいの人でもものすごくレベルが高くて、1日目とか2日目は時差ボケがまだあったので、ものすごく体が大変だったんですけど、でもだんだん体が慣れてきて、いろんなことを集中しながらやれるようになってきたときからは、先生もいろいろ細かく指示してくれたらので、最終的に自分が苦手なところも克服できたり、日本の形式とは違うような感覚とか教え方が、こちらとしても教えるという目線でものすごく勉強になりました。 -アシスタントとしての目線で、こういう教え方あるんだ、みたいな感じで見ていたということですかね? O.E様:それもありますし、自分が教わる側で、どうやって教われたら、というふうに考えたりしたとき、ものすごく日本との差を感じたので、とても勉強になりました。 -ここが大きく違うな、と感じたところがありましたら教えていただけますか? O.E様:あまり日本では、私は立っている時点で上体が反っているというふうにはあまり言われなかったんですけど、ウィーンの先生は、ものすごく上体が後ろになっているって毎回のように注意をされていたので、向こうの人は上体をものすごく前へ前へ、と言っていて、それを意識しながらレッスンをしていたときに、ものすごく安定していたり、日本でレッスンをしたときも、ちょっと重心ずれたなと思ったときに、そのときの感覚で前にするようにすると、重心が直る感じで、日本ではなかったことが向こうで注意されて、とても学びました。 -バレエ以外にどんなクラスを受けましたか? O.E様:コンテンポラリーと、ストレッチのクラスを受けました。 -コンテンポラリーのクラスは、受けてみてどうでしたか? O.E様:日本でもコンテンポラリーのレッスンを受けたことはあったんですが、日本のコンテンポラリーとはまたちょっと違った感じで、床との差とかをものすごく感じて。床を這いつくばったりする振りもとても多かったり、日本の踊りとはまた全然違うような。あと使い方とか、できなかった部分もあったんですけど、肩の入れ方とかもものすごく難しくて。最初使い方が慣れなかったので、あざもよく作ったなと。 -結構フロアとかやると、あちこち青たんできますよね。 O.E様:結構ひりひり痛かったです。 -コンテとかは、先生が振りをくれて、それをみんなで一緒にやるというかたちですか?それとも、課題を与えられて、それに対して動くというようなかたちですか? O.E様:初めていった日は、皆さん生徒さんたちは、先週か先々週からもらっている振りもやっていて、それに私も加わって、その2週間くらいは、2回ぐらいはその同じ振りを復習というかたちで終わって、最後、コンテンポラリーのレッスンのときは、新しい振りとかで、あと動きをつけるような振りをその場でもらって、その場で生徒さんたちが踊るというかたちでした。 -O.Eさんの入られたクラスは、先ほど年下の子もいたり同年代の子がいたり、っておっしゃってましたけど、年齢層はどんな感じでしたか? O.E様:そうですね。基本的には、同じ年齢層が多かったので。ちょっと年下の子か、それか同い年ぐらいの人でした。 -レッスンは英語ですか?ドイツ語ですか? O.E様:基本的にはドイツ語で、先生が、英語かドイツ語、どっちができる?と言われて、英語です、と言ったら、最初のほうは英語で言ってくださったんですけど、やはり先生方も普段はドイツ語でしゃべられているので、普通にドイツ語に戻ったりして数字とかはドイツ語ができたので、基本的にはドイツ語でした。 -バレエはある程度見たらできると思うんですけど、コンテとか結構大変でしたか? O.E様:コンテは、まず慣れない振りが多かったので、見よう見まねでやる感じでした。 -個人的に注意をもらうときは英語だったんですか? O.E様:そうです。基本的には英語で注意していただいていました。 -英語での注意はある程度、なんとなく理解できる感じでしたかね? O.E様:はい。 -今回行ってきた中で一番印象的になっている、行ってよかったなと思うことがあったら教えてもらえますか? O.E様:まず、レッスンを受けて、自分の実になることばかりだったということと、あとは現地でフォルクスオーパーのほうでチケットがとれて。本当はオペラハウスのほうで『白鳥の湖』を観たかったんですけど、満席でチケットがとれなかったので、フォルクスオーパーのほうで『コッペリア』を見に行きました。『コッペリア』を観たときに、日本の表現と向こうの人の表現の人の差もありましたし、レッスンを受けているときに、上体が前だよと言われたときを思い出させるような向こうの人の踊りで、『コッペリア』を踊っている人たちって基本的にものすごく上体が前だったり、日本人との踊りの差を感じました。 -普段の生活のことに戻りますが、ホテルがスタジオからすごく近いところにあったかと思うんですけど、何かホテルの生活で困ったこととかありましたか?洗濯とか、部屋が寒かったとか。 O.E様:ヒーターは暖かったです。家の中はすごく暖かったので、どこ行っても基本的には暖かくて。初日に、向こうの建物なのでしょうがないんですけど、2階で29.9キロでギリギリのラインの重さのトランクを持っていったんですけど、29.9キロを2階まで、階段しかなかったので、頑張って一段一段持ち上げながら2階まで運びました。食堂とかもものすごく暖かったり。あと、朝ご飯も、生活に慣れれば、向こうのご飯も慣れました。 -朝はビュッフェみたいな感じで、パンとチーズがあって、コーンフレークとかを自由にとって、という感じですかね? O.E様:はい。 -お昼や夜ご飯はどんなものを召し上がってましたか? O.E様:屋台というか出店みたいな、オペラハウスの近くにあって、日本食がものすごくおいしかったので、タイ米だったんですけど、お米を食べたり、あと向こうの郷土料理を、お昼に食べに行ったり。あとは、スーパーの中の量り売りされているものを、ご飯と、あと野菜とかを中心に買ったりして、お昼は食べたりしました。 -それはお一人で買い物されたんですか? O.E様:基本的に一人で行ってました。 -買い物とかしてて、怖いこととかなかったですか? O.E様:基本的にはなかったです。治安はすごくいいと思いました。ホテルの近くのバスから歩く間、ほんの少しのところが、フォルクスオーパーから帰ってきた日がちょっと夜遅かったので、そのとき気がついて、そんな夜遅くに出たので、ちょっと怖かったですけど、基本的にそんな遅く帰ることなんてなかったので、そんなに怖いと思うことはなかったです。 -劇場行くと、終演が遅いですもんね。 O.E様:そうですね。 -これから留学、ウィーンに行きたいなと思っている人にアドバイスか何かあったら教えていただけますか? O.E様:同じコースというか、バレエと語学で行かれる方ですか? -そうですね。もしくは語学に集中したほうがいいのか、バレエならバレエのほうがいいのかとか、何かご意見があったら教えていただけますか? O.E様:観光地も集まっているので、観光もできますし、バスとかトラムとか電車も、乗り方を覚えてしまえば案外遠くまで行けますので、観光面についてはものすごくいろんなところに行けるので楽しいと思いますし、向こうの人も優しい人が多かったので、語学学校に通ったときにもいろんな人に教われると思います。あと向こうの人は日曜日お休みなので、日曜日は外に出ている人が多いので、お天気のいい日とか、日向ぼっこしに私も行ったんですけど、日向ぼっこしに公園に行って、そこで私も話しかけられて、ずっと長い時間しゃべっていたんですけど、そこでもいい出会いもありますし、語学の面でも、バレエも本場なので、ものすごくいい刺激になると思いますし、一人で出ていってわからないことばかり、というのもありましたけど、でも出てみると、日本の違いを学べていいかなと思います。 -今回行ってみて、いろいろ今後のことを考えたいとおっしゃってましたけど、現段階ではどうお考えですか?留学するのか、就職するのか、とか。 O.E様:まだ決めかねてはいるんですけど、根占さんとお話させていただいて、根占さんは、ワーキングホリデーでこっちに来て、それでレッスンをしにまたこっちに戻ってきたら?ってという提案もしていただいて。そういった感じで、ワーキングホリデー向こうに行くという道と、あと、留学をする道と、あとは、全くバレエと関係ない道の就職をするかの3択に今なっています。 -そうなんですね、今日は貴重なお話しをどうもありがとうございました。

音楽の都ウィーンに音楽留学する

ウィーンで音楽を学ぶ

オーストリアの首都であるウィーンは音楽の都、森の都、バロックの都として知られ、ハプスブルグ家の神聖ローマ帝国、オーストリアハンガリー帝国の都として栄え、何世紀にもわたりヨーロッパの政治と文化の中心地でした。その軌跡はウィーンの街に今も残るハプスブルク時代の壮大な建築物や、膨大な美術、工芸品などにもうかがい知れます。

音楽に至っては、国立オペラ座(ウィーン国立歌劇場)や、ウィーン楽友協会、ウィーン・コンチェルトハウスにのみならず、シェーンブルン宮殿や王宮、シュテファン寺院やカールス教会、かつての貴族の館などで、一流の演奏家によるコンサートが毎日のように開かれていて、どの演奏会を訪れようかと迷うほどです。

音楽教育機関も充実していて、入学が難しいといわれるウィーン国立音楽大学に限らず、ウィーン私立音楽芸術大学や私立の音楽院という選択肢もあります。それらの学校に在籍してウィーンで音楽留学生活を送ることが可能です。

ここではウィーンでの生活、音楽を学ぶメリットとウィーンにある音楽教育機関についてご説明します。 なお、ウィーン以外のオーストリアの都市への音楽留学については、オーストリア音楽留学を一望してみよう!で特集し、ここではウィーンの音楽大学をご紹介します。

【目次】

  1. ウィーンで音楽を学ぶメリット
  2. ウィーンの音楽大学(音楽院)の就学システム
  3. ウィーンでは、どんな専攻科目を選べるのか
  4. ウィーンにある音楽大学
  5. ウィーンにある音楽院
  6. まとめ

ウィーンで音楽を学ぶメリット

ウィーンで音楽を学ぶメリット。それは何といっても音楽にどっぷりと浸れる素晴らしい音楽的環境です。 冒頭でも紹介したウィーンにある数多いコンサートホールでは昼夜を問わず、様々な音楽イベントが催され、 ウィーンにある音楽大学のホールでは学生たちのコンサートが頻繁に公開演奏されています。 それらのコンサートホールはウィーン市内に住んでいれば、一時間以内にアクセスでき、大変身近に、しかもお安く(あるいは無料で)、 一流の音楽を、そして演奏を楽しむことができるのです。

ウィーンで好きな時代にタイムスリップしてみよう

ウィーンで音楽を学ぶ、第二の魅力はバロックからクラシック、現代の作曲家に至るまで、 ウィーンで活躍した音楽家たちが住んだ時代とほぼ変わらない環境があるということです。 ベートーヴェンが散歩したウィーンの森、食事をしたホイリゲやガストハウス、シューベルトが仲間と語り合ったカフェハウス、 すべてが昔のまま今でも存在しているのです。

ウィーンで過ごせば、タイムスリップしたように、 その時代の息吹を感じとることができるでしょう。そして、それだけではありません。 膨大な美術品のコレクションをいくつもの美術館で鑑賞でき、街中が美術館とも言えるほど、歴史的建築物や文化遺産が点在し、 各時代の様式で建てられた建築物を見れば、バロックからルネッサンス、 ユーゲント・シュティールに至るまで音楽の時代様式とリンクして、 容易に作曲家が想像した楽曲のイメージを膨らませることができるのです。

ウィーンの暮らし

ウィーンの地図 東京と同じく23区からなるウィーン市は「美しき蒼きドナウ」川が横切っており、 それを挟んで東側に21区と22区、西側にそれ以外の区が、ど真ん中の1区を中心に広がっています。

ウィーンの大学が集結する、1区、3区、4区~9区近辺が学生にとっては便利で人気の高い居住地となっています。 それに対して、ウィーンの森近くの郊外の区域13区、14区、18区、19区は閑静な住宅街です。 どこに住んでいても、文化の中心である一区には便利な公共交通機関を利用して30分以内で出かけられる距離です。

また自転車専用道路も多く、コロナ禍では、地下鉄やトラムなどの密を避けるため、 あるいは、マスク着用義務を回避するために、自転車や電動スクーターに乗り換える人たちも多くいます。 市内にレンタルサイクルやスクーターが多く設置されており、レンタル料をスマホにチャージしながら移動できたりします。 今は(2021年8月31日現在)、ロックダウンが解除されているため、 飲食店も営業を再開し、ウィーンの街にいつもの賑わいが戻ってきています。

ウィーン音楽留学の生活費

食費ですが、自炊しても、テイクアウトしても、物価は東京と変わらない程度です。 違うところはコンビニがないというところ。日本と比べて比較的安くておいしいと思う食品は、 青果、乳製品や食肉加工品、ワイン、ビールなどです。日用品や化粧品なども値段はほとんど日本と変わらないと思います。 最近はリサイクル可能で環境にやさしい商品が人気で、プラ容器を避ける傾向があります。

そのほか、ウィーン市内の交通機関の定期券は年間で365ユーロ(約5万円)。 1日1ユーロと思うとお得ですよね。学生だと割引になります。 演奏会は定期予約券(Abonnement)などを利用すれば安く聞け、 オペラ座(ウィーン国立歌劇場)やウィーン楽友協会などでは立見席もあり、 お値段は5ユーロから10ユーロ(約650円から1300円)と非常に安く、誰でも音楽を楽しめる環境となっています。

ウィーン音楽留学の住居費

住居費は借りるフラット(アパート)にもよりますが管理費込みで一般的に約6~10万円程度(住居費は本当に条件によりますのであくまで一般論としてお考えください)。 それ以外にも契約時には敷金、礼金、登録料、そして、月々の光熱費と災害保障保険料、インターネット代、携帯代などが必要です。 他のヨーロッパの大都市に比べてダントツで治安がよく、物乞いや、浮浪者は少ない方です。

市民のエコ意識は非常に高く、市内は清掃が行き届き、住み心地はとてもいいです。 その代わり、ウィーンに住むからにはウィーン市民と同じようにマナーを守って暮らす必要があります。 それは楽器をアパートで練習しなければならない音楽家たちにとっても、少なからず問題となることろです。 楽器を演奏してもよいアパートだとしても、権利だけを主張せず、周囲の住民から苦情が来ないように、 静かな環境を好む人たちにとっても、音出しが騒音とならないよう、十分に気を配ることが大事です。

もしどうしても遠慮せずに音出しができる環境に身をおきたい場合、市内に練習室を貸し出している施設がいくつかあるので、 そういうところを利用するのも一つの方法です。レンタル代は一時間500~3000円ほどです。 また、音楽大学では、学生に解放している練習室がありますので、どんどん利用するべきです。

ウィーン音楽留学の学費

ウィーンで音楽留学するには、もちろん学費も大事です。 学校については後述しますが、ウィーン国立音楽大学で年間で約20万円。 ウィーン私立音楽芸術大学は年間30~40万円、研究科だと約78万円程度。 ウィーン音楽芸術アカデミー(AMP)は、芸術デイプロマコースで年間約100万円程度です。 就学と同時にオーストリア健康保険基金の学生保険に加入すると年間約10万円の支払いが必要となります。

ウィーンの音楽大学(音楽院)の就学システム

ウィーンにある、どの音楽大学や音楽院にも入学試験があり、 それに合格することが就学を始める必須条件となります。 実技試験には、数曲からなる演奏プログラムを用意します。学校や学部によっては、それに聴音や理論の試験、 ドイツ語の試験が加わることもあります。

実技試験の課題曲などは事前に公表されるので、それをもとに曲選びをします。 日本と異なり、曲そのものが指定されるわけではありませんので、 事前に希望の音楽大学や音楽院で指導に当たっている教授からレッスンを受けて、 先生と相談しながら入学試験のための演奏プログラムを準備するのが合格への近道であり、効果的でしょう。 入学試験に合格し入学を許可されたら、ウィーンの音楽大学(音楽院)の6年間のカリキュラムを終えると、 修士号としてのMaster of Arts (MA)という資格を獲得できます。

学士コースと修士コース

原則として、8セメスターの学士(バチュラー)課程、 それに引き続き4セメスターの修士(マスター)課程を経て、全部で6年の就学期間に履修単位を取得し、卒業試験という流れです。 日本で音楽大学を卒業し学士号がある場合は、修士課程からの入学が可能ですが、 その場合は学士の卒業試験と同レベルの演奏スキルを求められます。 修士課程からの入学条件は入試を受け合格すること、学士号の修了証明書と成績証明書を求められます。 ただし、移行期のため、学士と修士が分かれていない専攻もありますので注意が必要です。

また、器楽および声楽専攻にはIGPという教育学部もあり、音楽院や音大の専攻楽器の教師を目指すことができます。 教職課程(Lehramt)コースを選ぶと、 Master of Education (MEd)という資格を獲得し、 オーストリア(ウィーン)で、小中高等学校の先生になれます。

研究科コース

修士課程卒業後、まだ学び足らないという人は2セメスターの研究科コースに籍を置き、さらに研鑚を積むともできます。

プレカレッジ・プレスクール

学士(バチュラー)課程の入学試験のための準備コースというのもあり、2セメスターの就学カリキュラムの後、 学士(バチュラー)課程の入学試験が、そのコースの卒業試験となります。

ウィーン音楽留学で学べる専攻科目

器楽科 演奏家/教育科コース(IGP)

ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、ギター、コントラバス、オーボエ、クラリネット、バスクラリネット、チューバ、バスチューバ、フルート、オルガン、ホルン、ハープ、ファゴット、トランペット、トロンボーン、打楽器、サクソフォーン

ジャズ、ポピュラーミュージックコース

アコーデイオン、コントラバス、エレキベース、縦笛、ハーモニカ、エスノパーカッション、ギター、声楽、サクソフォーン、トランペット、トロンボーン、ハープ、ピアノ、チューバ、ヴィブラフォーン&マレット、バイオリン、フルート、パーカッション

古楽器 演奏家コース

いわゆる「古典派音楽」は現代のコンサート市場において、重要で非常に活気のある人気のジャンルです。 初期の音楽の分野における多様な演奏技術や様式について、パフォーマンスの実践を通じて、 未来の古楽器演奏家を育てるコースです。専攻楽器は以下の通り。

バロックヴァイオリン/バロックヴィオラ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロックチェロ、ハンマークラヴィーア、チェンバロ

作曲家/音楽理論コース

作曲の分野での知識を提供するだけでなく、すべての様式に対応し、学生の創造的な能力を引き出すことに尽力します。 芸術と技術の両方の分野で、作曲における構築性とその実現のために必要なスキルを学びます。 その中には、音楽のすべての領域(声楽、器楽、電子、マルチメディア)、自分の芸術作品を批判する能力、 他の芸術形態(視覚芸術、文学、ダンス)を扱う方法を学ぶことも含まれます。

指揮科コース

指揮科コースでは、あらゆる種類のアンサンブルの芸術的方向性、様式、音楽理論を学び、 コレペテイの能力を鍛え、必要に応じて、アンサンブルをピアノでリードできるようにします。 最終的には合唱の指揮とオケの指揮の二つのどちらかを選択し、より専門的技術を磨くことに専念します。

‎声楽 演奏家/教育科(IGP)コース

学士(バチュラー)課程の3年間では‎総合的な発声や音楽性のトレーニング、 そして演技や音楽劇のパフォーマンスの基本的なレッスンが行われます。‎ 修士(マスター)課程では、声楽、オペラと演劇、リートオラトリオの三つのコースに枝分かれし、 そのいずれかの分野で専門的な知識を学びます。
オペラ(修士課程)
リートオラトリオコース(修士課程)

‎ピアノ劇場伴奏科コース(修士課程)

音楽劇場の伴奏(リハーサル、オーディション、歌手の指導)、オペラ、 オペレッタ、ミュージカルやオラトリオのジャンルで、基本的な指揮知識、 組織のスキルの向上を目的とするコミュニケーションの取り方を学びます。

室内楽コース(修士課程)

※ウィーン国立音楽大学では室内楽ピアノコースが学士課程から就学可能です。
ピアノトリオ、弦楽四重奏、ピアノデュオ、ピアノリート伴奏、 新音楽アンサンブル (電子ミュージック、インプロヴィゼーションを含む)などが学べます。

ウィーンにある音楽大学

※ウィーンの音楽大学は別途特集します。

ウィーン国立音楽大学(ウィーン国立音楽芸術大学)

世界で最高峰の音楽大学‎と呼ぶにふさわしい知名度の高い音楽大学(芸術大学)です。 それを証明するように、‎音楽と舞台芸術の分野で、ウィーン国立音楽大学(ウィーン国立音楽芸術大学)は、 世界音楽大学ランキング2019で1位を獲得しました。

この音楽大学の卒業生は、雇用主からの評価も高く、 学長は自信をもって「私たちの卒業生は、就職市場で最高のチャンスを持っている」と言及しています。 また、音楽大学ランキングではニューヨーク市にある有名なジュリアード音楽院と同等の一位とされています。 「今年は(2019)、ウィーン国立音楽大学(ウィーン国立音楽芸術大学)以上にこの分野の指導者の間で高い評価を得ることができる大学はない」と、 QSのリサーチディレクター、ベン・ソウターは解説しています。 また、オーストリア全体でも、音楽、芸術分野での卒業生の就職率の高さを誇っています。
ウィーン国立音楽大学について詳しくはこちら

ウィーン私立音楽芸術大学

ウィーン市にある私立音楽芸術大学の歴史は、1938年に設立されたウィーン市が所管している市立音楽学校に遡ります。 2004年にはウィーン市の自治体から分社され、その後、2005年に私立大学として認定されました。 音楽、ダンス、演劇の研究を行う芸術総合大学です。 ‎世界的に活躍する演奏家たちが後進の指導に当たっており、ウィーン国立音楽大学(ウィーン国立音楽芸術大学)に負けずとも劣らぬ一流の教育機関としてウィーンでも人気の高い音楽大学です。
ウィーン私立音楽芸術大学について詳しくはこちら

ジャム・ミュージック・ラボ私立大学

ジャム・ミュージック・ラボ私立大学は2011年からある比較的新しいジャズとポピュラー音楽のための私立音楽大学です。 姉妹校のウィーン音楽芸術アカデミー(APM)が4〜5年の芸術デイプロムコースを提供しているのに対し、 こちらではジャズとポピュラー音楽での学士号(バチュラー)と修士号(マスター)を取得できます。 この大学の音楽教育スタイルはクラシック音楽以外のタレント育成において、ヨーロッパ全体の先駆的な存在であるといえるでしょう。‎

ウィーンにある音楽院

ウィーン音楽芸術アカデミー(APM)

ウィーン音楽芸術アカデミー(APM)は、公的に認められた音楽院(コンセルヴァトワール)です。 ジャム・ミュージック・ラボ私立大学に属しており、ウィーン市11区のガソメーターウィーンに拠点を置きます。 AMPの教授陣は長年の指導経験を持ち、オーストリアとドイツの様々な音楽大学、音楽院でも活躍しています。 クラシック、ミュージカル、ダンス、ポップ、ロック、ジャズなど、あらゆる芸術分野や教育分野で音楽と舞台芸術のディプロマプログラムを提供しており、4年から5年の就学コースを終了すると、国が認可する芸術デイプロマを獲得できます。

まとめ

音楽の都ウィーンの地の利を最大限に利用して、ウィーンでの音楽留学生活を充実させましょう。 練習や授業の合間を縫って、コンサートを聴きに行き、 その帰りに歴史的カフェハウスに座ってメランジェ(泡立てたミルク入りコーヒー)を飲み、 置いてあるデイリー新聞に目を通したりして、ゆったりと時を過ごせば、 その隣のテーブルに葉巻をくゆらせるブラームスやリヒャルトシュトラウスを見つけられるかもしれません。

また大学では公開レッスンや、クラスコンサート、一般公開のワークショップなども数多く企画されています。 アンテナを張り巡らし、ドイツ語が多少わからなくとも参加してみましょう。必ず得ることはあるはずです。

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  5. 長期音楽留学
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音楽留学という夢を支える企業で、
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対象となる方 私たちが求めるのは、正確な業務処理能力とチームワークを大切にできる方です。音楽留学という特殊な業界だからこそ、様々な取引先との連携が必要となります。

【具体的には】
◼️簿記3級程度
■PC操作に慣れている方
■コツコツと正確な作業ができる方
■企業経営に近いところで働きたい方
■チームワークを大切にできる方
■業務知識を学ぼうとする意欲と理解
■業務を整頓し、案件全体を俯瞰して見渡すことができる方
(学校や航空会社など、様々なところから請求書等が届くため)

【こんな方を歓迎します】
■へこたれず、常に前向きに仕事ができる方
■社員の希望や心理(想い)をくみ取り、真摯に対応できる方
語学力については、最低限のレベルで構いません。社内には英語など語学力に長けたメンバーもいるので、分からないことがあればすぐに確認できる環境です。
☆マジメに粘り強く仕事に取り組める人を求めています。
☆長く当社で働きたいと考えている方のみご応募ください。
★国籍は不問ですが、日本語のビジネスレベルが必要です。

<以下の方、歓迎>
●経理総務経験者
●音大、吹奏楽部、合唱部、オーケストラ部、バンドなどの音楽経験者
●外国語が得意
勤務地 御茶ノ水(東京千代田区)
御茶ノ水駅徒歩8分、神保町駅徒歩6分の好アクセス♪

JR中央線・総武線:御茶ノ水駅(御茶ノ水橋口)徒歩8分程度
都営地下鉄 新宿線/三田線:神保町駅(A5出口)徒歩6分程度
半蔵門線:神保町駅(A5出口)徒歩6分程度
丸ノ内線:御茶ノ水駅(2出口)徒歩10分程度
千代田線:新御茶ノ水駅(B3出口)徒歩6分程度
東西線:竹橋駅(3b出口)徒歩10分程度

※一年以降、一部状況によりリモートワークが可能な場合があります。
勤務時間 週5日フルタイム(9:30~18:30)
※実働8h 休憩1時間
※決算期は残業あり(月平均20h程度)
給与 月給23~25万円(初年度)
※経験・能力を考慮
※試用期間3~6ヶ月(評価によって判断)

【年収例】
420万円/28歳・入社3年目/月給28万円
待遇・福利厚生 昇給年1回/人事考課による
賞与年3回/業績による
交通費月2万迄支給
各種社会保険完備
健康診断
休日・休暇 ★年間休日数120日程度

完全週休2日制

祝日
夏季
年末年始
慶弔
有給
誕生日休

応募にあたって


応募方法 興味をお持ちになった方はお気軽にご応募下さい!

▼ご応募は…
履歴書と職務経歴書を、以下の応募フォームからアップロードするか、郵送またはメールで送りいただければと思います。
<送付先>
アンドビジョン株式会社 採用担当
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2F
または

Email: このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。

▼ご質問のある方は…
お電話にて、お気軽にどうぞ。

Tel: 03-5577-4500

※応募の秘密厳守します。
選考プロセス ご応募受付 お気軽にご応募下さい。

書類選考 一人でも多くの方にお会いしたいと思っております。

面接 2回を予定

総務との打ち合わせ 給与や待遇面等も含めて話し合いましょう。

内定 一緒に頑張りましょう!

※応募から内定までは約2~4週間を予定しております。
※面接日・入社日等について、ご相談に応じます。
連絡先 アンドビジョン株式会社
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3-8 神田駿河台ビル2F
03-5577-4500/採用担当

海外音楽講習会の参加をアンドビジョンがフルサポート!リストにない講習も対応します。

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