中世の時代、レオン王国の中心都市だったスペイン北西部レオン市で、レオン国際ピアノ講習会は2008年からスタート。主催財団は、レオンとバレンシア両市でのソロ/室内楽コンサートや、海外から若手音楽家を招いてリサイタルを開催するなど、若手音楽家の育成と音楽文化発展に貢献しています。スペイン語で、その名も「レイノ･デ･レオン（レオン王国）」というサブタイトルの付いた講習会は、コンサートピアニストを目指す若者のために、毎年世界的ピアニストが教授を務め、スペイン国内はもちろん、世界中から受講生が参加しています。5月には、巨匠教授による最高レベルソロレッスンの講習が、また、9月にはピアニストなら誰でも憧れるコンチェルトへの参加をかけた講習が、指揮者コースと共に開講します。どちらのコースも最後は、選抜者によるコンサートを行い、完成された本物の魅力と美しさを披露します。ピアニストや指揮者にとって、心技体、本当にラグジュアリーな約1週間のコースです。教授陣は、ピアノソロコースは、マドリード王立音楽院で長年教授を務め、チャイコフスキーコンクールなど名だたる国際コンクールでの審査員や世界中のマスタークラスにも登場し、演奏家としても教育者としてもとても実績のある、ホアキン・ソリアーノ、ロシア出身で、2009年までアメリカの名門ジュリアード音楽院で30年以上も多くのピアニストを育てたオクサナ・ヤブロンスカヤなどが担当します。ピアノコンチェルトと指揮マスタークラスは、ホアキン・ソリアーノ（ピアノ）が、また、指揮コースは、イタリア出身で、ピアニスト・指揮者のブルーノ・アプレアが担当します。滞在には、PCルームやTVルームなど共有スペースのある学生寮を利用することが出来ます。巨匠達のレッスンを受講してみませんか？