バークリー音楽大学と言えば、ジャズやコンテンポラリーミュージックの名門校。他にはない大学独自の強みを生かし、コンテポラリーミュージックを歌うためのユニークな歌手のためのプログラム「ボーカルサミット」が開催されます。歌手のみならず、ソングライターや、弾き語りなど楽器を演奏しながら歌も歌うといった方にも適した内容です。ポップス、ロック、R&B、ジャズ、ミュージカルから選択し、ボーカルアンサンブル、ソロレッスンを中心にボーカルテクニック、スタイル、パフォーマンス技術、バンドとの共演、グループ歌唱、アカペラパフォーマンスなどを学びます。期間中に開講される必須科目は、ボーカルソロとボーカルアンサンブルを受講。選択科目は、毎年変わりますが、過去には、即興演奏、バックコーラス、ボーカルの録音とミックス、ビートボックス、シンガー・ソングライターワークショップ、R&Bやソウルミュージックの現在・過去・未来などバラエティ豊か。コンテンポラリーミュージックの歌い手として知っておくべきことはすべて、短いながらも濃いこの1週間にたっぷり詰め込まれています。ボーカルサミットを担当する教授陣は、バークリー音楽大学の誇るボーカル科の教授陣のほか、第一線で活躍するプロのボーカリストたち。日々の実践で培った彼らのボーカルテクニックとテクノロジーはきっと、何よりもプロのミュージシャンを目指す方の手本になるはず。ふだんからコンテンポラリーミュージックを歌っている方はもちろん、オペラなどクラシックを専門に歌っている方も、新たなレパートリーの発掘と、新しい自分の声の発見に新鮮な驚きを覚えることでしょう。なお、宿泊場所は学生寮とホームステイの選択が可能ですが学生寮は人気が高くお早めのお申込が必要となります。講習会前後のボストンの自由時間を堪能できますので観光にも最適です。
※この講習にご興味がある場合は、講習を担当するカッサンドル・マッキンリー先生のオンラインレッスンなどを渡航前に受講することをオススメします。