ラヴィニア・フェスティバル音楽夏期講習会
アメリカで最も歴史のある野外音楽祭、「ラヴィニア・フェスティバル」の一環として行われる高水準の講習会
シカゴから電車で約40分。五大湖のひとつ、ミシガン湖沿いにあるラヴィニアパークは、36エーカーの自然豊かな公園です。ここで毎年5月末から9月にかけて行われる「ラヴィニア・フェスティバル」は、シカゴの夏の風物詩。1905年に始まったこの野外音楽祭は、アメリカで最も古い歴史を持ち、1936年以来、シカゴ交響楽団の夏の拠点となっています。クラシックやジャズだけでなく、有名ミュージシャンを招いてのロック・ポップスのコンサートも開催され、地元住民だけでなく国内外のファンに愛されています。この音楽祭期間中に併催される夏期講習会は、ピアノ&弦楽器、声楽の5週間プログラム。それぞれの楽器で厳しい事前オーディションを突破した参加者を対象に行われる講習会は、少人数制でハイレベルな内容に定評があります。また、講習費、すべてのアクティビティ、学生寮の宿泊費、ほぼ全ての食事、キャンパス内の移動費は奨学金として支給されます。ピアノ&弦楽器プログラムは、35人限定。著名講師とのプライベートレッスン、室内楽、マスタークラスから、レパートリー曲にアプローチする方法を様々な角度から探ります。楽器演奏よりも、音楽や音楽解釈にフォーカスするため、参加者は他の楽器の講師からも学ぶチャンスが与えられます。また、週にいくつかのコーチングセッション、マスタークラス、非公式の楽曲解釈ディスカッションなどに参加可能。声楽プログラムでは、ドイツとフランスのアート・ソングにフォーカスを当てています。ボーカルスタディに加え、語学の教授による、楽曲の詳細な解釈講義なども提供。さまざまな角度から深く楽曲を学ぶことができます。また、参加者は、音楽祭で行われるシカゴ交響楽団のコンサートの前座として、公式リサイタルに出演するチャンスも。音楽漬けの5週間で大きくステップアップしましょう!