イタリアの高級リゾート地に、最高峰の舞台で活躍してきた名歌手たちを講師に迎えて開催される講習会。トップレベルのイタリアンオペラを学ぶチャンスです。

イタリアの「最も高級な避暑地」と言われるサンタ・マルゲリータ・リグレで毎年夏に開催される声楽の講習会、サンタ・マルゲリータ・リグレ国際声楽セミナーは、今年で26回目を迎えます。由緒あるサンタ・マルゲリータ・リグレ・オペラ演奏家協会が主催するこの講習会の最大の特長は、世界の一流劇場で活躍してきた名歌手たちから、毎日、直接指導を受けることができることです。ヴェローナをはじめ世界中の舞台で活躍し、現代オペラ界に一つの時代を築いたソプラノ・リリコ・スピントのルイーザ・マラリアーノや、70~80年代のイタリアを代表する往年の名テノール、ジャンフランコ・パスティネ、そして、現役歌手としてだけでなく教育の場でも第一線で活躍を続けるファブリツィオ・カライやロザンナ・リッピら４名から成る講師陣は、まさにイタリアンオペラのエッセンスが凝縮されていると言ってよいでしょう。講習会期間は、2008年7月28日〜8月16日の20日間。レッスンはほぼ毎日あるので、非常に充実したレッスン内容が期待できます。参加資格者は、音楽大学卒業またはそれと同程度の実力がある方となります（応相談可）。

講習会の期間中に当たる2008年8月6日、9日には、サンタ・マルゲリータ・リグレ・オペラ演奏家協会が主催するオペラフェスティバルが開催されており、うれしいことに、本講習会の受講生にも出演するチャンスが与えられています。演目はプッチーニの「ラ・ボエーム」（６日）と「トスカ」（９日）の２作品。出演ご希望の方は、希望する役名を明記の上、希望役の代表的アリアをCDに録音して2008年5月1日までにアンドビジョンまでご送付ください。

予定演目：
8月6日「ラ・ボエーム（Bohème）」 (プッチーニ)　
8月9日「トスカ（Tosca）」 (プッチーニ)　
＊演目は予告なく変更することがあります。