7〜35歳のヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを対象としたロシア国際夏期音楽祭マスタークラスでは、ロシアの教授陣を中心に著名な教授陣を招聘します。ヴァイオリンは、モスクワ生まれでモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の首席を務め、現在モスクワ音楽院教授のアシア・クシュナー、ソ連人民芸術家の称号を持ちモスクワフィルなど多くのレコーディングを録音するだけでなく、多数の生徒をコンクールなどに入賞させた事からロシアの雑誌で3度もロシア最優秀教授となったモスクワ音楽院教授のエドゥアルド・グラッチ、ヴィオラは、1975年ユーリ・バシュメット国際ヴィオラコンクール優勝者で、べルギーのゲント王立音楽院やオランダのマーストリヒト音楽院の2校で教鞭をとるミヒャエル・クーゲル、チェロはロシア功労芸術家で録音も多いモスクワ音楽院教授のアレクセイ・セレズニョフ、ギドン・クレーメルやアンドラーシュ・シフなど超一流音楽家とも共演しているヨーゼフ・ハイドン音楽院教授のアンナ・カンディンスカヤなど名手揃い。各教授の持つ幅広いレパートリーと深い音楽的知識、魅惑の音色。知識、技術、表現力の三方からのアプローチで、各々の演奏をより一層の高みへと持っていってくれるはずです。期間中は、特定の教授による4回の個人レッスン以外に、その他の教授のレッスンも聴講が可能。また、7〜11歳、12〜17歳、18歳〜35歳の3部門に分かれての、マスタークラス参加者によるコンクールも同時開催されるため、我こそはと思う方はぜひ挑戦を。ロシアの首都モスクワの郊外に位置するポクロフスコエ。偉大なるロシアの音楽家達に想いを馳せながら、自身の音楽を見つめ直す。いつもと違う夏があなたを待っています。