後藤裕美さん/声楽オペラ/プライナー音楽院/オーストリア・ウィーン

後藤裕美さん プロフィール

音楽留学体験者でなくては分からないような、音楽大学、音楽専門学校、音楽教室のコースプログラム、現地の生活情報などを伺ってみます。将来の自分の参考として活用してください。

 

プライナー音楽院声楽
後藤裕美さん

大分県大分市出身。大分県立芸術文化短期大学卒業後、武蔵野音楽大学に編入学、卒業。2001年よりウィーン在住。現在、ウィーンのプライナー音楽院 (Prayner Konservatorium)、オペラ科に在学中。2005年、第7回『別府アルゲリッチ音楽祭』大分県出身若手演奏家コンサートに出演。
(インタビュー 2005年12月)

—  簡単な自己紹介をお願いします。

後藤 四歳からピアノを始めました。ずっとピアノの道で進もうというか音楽教師になりたくて、大学受験まで頑張りました。でも、音楽教育で国立の大学を受けるのは、ピアノだけじゃなくて声楽も必要だったんです。そこで声楽を始めたのがきっかけで、今声楽の道に進んでいます。結局、大分県立芸術文化短期大学に進みまして卒業後、3年次編入で武蔵野音楽大学に入り卒業。それから2年間くらいは東京でまだ声楽の勉強を続けていたんですけれども、やっぱり留学したいということで2001年からウィーンに留学してきました。

—  もともとは先生になろうと思っていたのですね?

後藤 そうですね。ピアノをいかしていきたいとは思っていたんです。音楽の先生は、ピアノ弾きますから。

—  転機は大学に入ってからですか?

後藤 声楽という世界を知った大学受験です。高校2年から声楽の勉強を始めたんですけど、ピアノと違って、歌っているとストレス発散になります(笑)。ピアノというのは本当に何時間も練習して部屋にこもってやるというイメージだったので、音楽を楽しむというよりは、少しストレス気味な事もあったんですね。声楽を始めた時にああ音楽って本当に楽しいなというのを感じて、受験にしろ、声楽を始められるきっかけがあったのがよかったです。

—  声楽のほうが圧倒的にご自分にあっていたという事ですね?

後藤 はい。性格的なものなんでしょうか。基本的に目立ちたがり。もちろん舞台に立つ時は今でも緊張するんですけど、人前で歌うことの喜びというか拍手をもらった時の感動というのが病み付きになります。今までいろんな勉強をして、自分が楽しいと思えるものは他になかったですから。

—  留学したきっかけというのは特に何かありますか?

後藤 私の声楽の先生が、若いころウィーンで勉強されていて、ドイツなどの劇場で歌っていました。そういう話を聞いているうちに私もぜひ本場で勉強したいなと思いました。同じ門下生で留学した人の話も聞いて、さらに勉強したい意欲は高まりましたね。

—  日本で大学に入ったことから留学したいな思ったのですね?

後藤 入学した当初はまったく留学のことは頭にありませんでした。日本でずっと育ってきて、海外へ出たこともなかったので、日本から離れるのが怖かったんですね。ただ、卒業後も歌の勉強はもっと続けたい!と思ってはいました。そこで、先生の話や知人の話を聞いて留学のことを考えはじめたんです。

—  大学をご卒業してからしばらくはどうしていたのですか?

後藤 東京で2年間ほどアルバイトをしながら先生の家にプライベートレッスンに通っていました。勇気がなくて、なかなか留学するのを踏み切れなかったんですね。ドイツ語学校には通っていました。

—  では語学も日本で勉強してその後にウィーンに行かれたのですか?

後藤 はい。留学する半年前にドイツ語学校に毎日通っていました。でも毎日だったので勉強はなかなか追いつかなかったですけど(笑)。復習も出来ていないうちに先進んでしまう。やっぱりゆっくり勉強したほうがいいだろうなと思いました。

—  日本で半年勉強してだいぶ力はつきますか?

後藤 文法を重点的に勉強したんですけど、聞き取りとかしゃべることは、なかなか上達しませんでした。学校の先生はドイツ人の先生だったんですけど、生徒はみんな日本人ですし、しゃべれなくてもそんなに困ることもなかったですから。

—  留学当初はかなり言葉などで戸惑いましたか?

後藤 戸惑いました。本当に語学学校の帰りは泣いて帰るみたいな日もありました。先生が何言っているか分からないし、語彙力もないので言いたいことも言えなくて。さらに、街にでれば、ウィーン訛りのドイツ語。まったく違う言語かと思いました。それに、外国に住む寂しさもあったんでしょうね。

—  どの位たったら慣れましたか?

後藤 半年以内にはもう慣れていたと思います。私は幸いにも同じ時期に留学してきた日本人の方がいたので、その彼女と一緒にペンション生活して。ドイツ語もあまりしゃべれないのに、「なんとかなるだろう」と思うようになりましたね。

—  今通われているプライナー音楽院はどのように見つけられたのですか?
 

プライナー音楽院声楽
プライナー音楽院のみんなと

後藤 私のウィーンでの声楽の先生の門下生の方から教えていただきました。その彼女が通っていた学校だったので、見学させてもらったんです。それで自分も気に入りました。

—  最初は語学の習得を目指して、あと先生探しという形だったのですか?

後藤 語学の習得が目的ではなくて、やっぱりウィーンに来て何が問題って、意思疎通が出来ないと学校に行っても何も出来ないと思いました。それで、とにかく集中して語学を初めだけはやってしまおうと思ったんです。日本で私は、先生や学校の情報がなかったので、学校や先生を探す時間が長くかかったんです。もし日本で学校を知っていたらもちろんすぐ通えたと思うんですけどね。

—  学校は、試験は特になくて入れるものですか?

後藤 うちの学校はクラスの先生の前で歌うという形です。その先生がいいと言ったら入学できるみたいな感じです。このVorsingen(オーディション)で、入学は出来ましたね。

—  実力がないともちろん落とされる方もいらっしゃるんですよね?

後藤 私も一体何が基準か分からないんですけどね(笑)。ちょっとオペラをやるには早いんじゃないか、もうちょっと声楽の技術を身に付けてからもう一度いらっしゃいということで、落とされる人はいました。

—  学校のコースもいろいろ分かれていますか?

後藤 声楽だけでも、リート・オラトリオ科、オペラ科、声楽科と分かれています。作曲、ピアノ、楽器、演劇、ジャズなども学べます。

—  同じレベルの方をまとめてレッスンしているのですか?いろいろなレベルが混ざっているのでしょうか?

後藤 混ざっていますね。日本人の方も何人かいるんですけど、日本で大学を卒業してきた方ばかりですね。

—  レッスンは大体どういうふうに進められていくのですか?

後藤 私の学校のオペラクラスでしたら週に3日ありまして、月水金の月曜日と金曜日が舞台稽古で、演出をつけて勉強する時間です。水曜日は、コレぺティションといって音楽稽古の時間です。

—  毎回何時間くらいですか?

後藤 月曜日、金曜日が3時から6時。水曜日が3時から7時です。あとはフェンシングと体操のクラスと演劇、オペラの歴史の授業が、2週間に一回あります。私は、日本の大学の単位が(プライナー音楽院で)認められたので、他の授業はなかったのですが、他にも和声などの授業もあります。日本の音大と一緒ですね。

—  やっぱりオペラだからグループでやっていくのでしょうか?

後藤 そうですね。グループですね。

—  ほとんどプライベートレッスンみたいなものがないのですか?

後藤 また別です。結局みんな他の人たちは声楽の先生は別にいて、学校の先生についている人もいれば、学校以外で声楽のレッスンに通っている人もいるし。声楽のテクニックだけは、みんな別で勉強していく形です。オペラクラスに限って言えば。

—  学校ではオペラの動きなどを勉強していくのですか?

後藤 そうですね。私はオペラクラスですから。声楽科(gesang)といって本当に歌のテクニックを勉強する科もあります。

—  もし歌を重点的にやりたい方は声楽科に行ったほうがいいのでしょうね?

後藤 そうですね。学校に自分のつきたい先生がいればですね。

—  学校はどういう雰囲気ですか?日本とはやっぱり全く違いますか?
 

プライナー音楽院声楽
プライナー音楽院にて

後藤 違いますね。本当に開けているというか、みんなが自由に音楽を楽しんでいる感じが伝わってきます。日本だと音楽と言ってもやらされている、これをや らなければならない、課題としてこなさなきゃならないという気がしていたんですけど、私の場合ですが(笑)。あとやる気のある人、勉強してくる人に対して すごく先生が熱心です。だから本当にやる気がない人とか、勉強してこないと、どんどんおいていかれる。自分からどんどん動いていかないと、勉強できないな と思います。

—  具体的にはどういうふうにしていったらいいのですか?歌を歌っている時にいろいろ意見を言う、ということですか?

後藤 オペラクラスの授業で、同じ役の人が何人もいるわけですね。それで例えばそこで自分から歌いたいと言わないと絶対歌えない。日本だと順番に、という ふうに大体なるじゃないですか。ここでは、そうじゃなくてたとえ同じ人が何回もやろうがやりたいといった人が勝ち、あとは演出の先生に対して、ただ「はい はい」と言っているだけじゃなくて、どう自分が思うかを言っていかないと相手に伝わらないんです。そうでないと、ドイツ語が分からないのね、と言われてし まうんです。あとは、日本人の遠慮は伝わりません。日本人はすべて、口で伝えなくても、『言わなくてもわかるでしょ?』という気持ちが常にあると思うんで す。でも、言いたいことがあるときは全部、直接口で伝えないと、誰も分かってくれませんね。

—  それって最初はかなり戸惑いますよね。

後藤 そうですね。日本とかなり違うと思います。

—  その辺は日本の美徳じゃないけど、遠慮がちな部分は捨ててどんどんアグレッシブにということの方がいいのでしょうね。

後藤 やりすぎくらいで丁度いいかもしれません。

— それでへこんじゃう人もいそうですね。

後藤 いそうですね。でも基本的に歌をやっている人というのは、そういうのは少ないんじゃないでしょうか。割と性格的にも明るい人達が多いですからね。

—  学校では主にオーストリアの方が多いのですか?

後藤 そうでもないですね。それはうちの学校だけではなくて全体的に言えると思うのですが、外国人が多いです。オーストリア人ももちろんいるんですけど、外国人の方が多いですね。日本人、韓国人は多いなぁと思います。

—  アジアから来ている学生同士も、ドイツ語でコミュニケーションを取っていますか?

後藤 韓国人や中国人の友達とドイツ語で話していたら、周りの人がどうして母国語でしゃべらないの?っていわれますね(笑)。見た目は似ていても違う国なんですよーって言いますけどね。

—  いろんな国の人達と交流していて、大変なことはありますか?

後藤 何を話していても、「あなたはどう思うの?」ってすぐ意見を求められることです。日本で、そんなに自分の意見を言う機会がなかったものですから、大変です。『同じです』って言えませんから。

—  視点も広がる感じですよね。

後藤 日常生活から学べることも多いです。いろんな国の友達と話したり、パーティしたり。感情表現が豊かになる気がします。毎日を精一杯楽しむっていう感じが好きですね。感情表現ってすごく大事だからそういう意味でも留学して良かったかな、と思います。授業で、怒る演技をやってみなさい、と言われてやったら、それじゃ何か分からないわと言われたんです。なぜかというと、やっぱり私達は、体で感情を表現することがないからだと思うんです。だから、とても難しい。普段、外国人の友達と話したり、遊んだりすると感情表現の仕方がオーバーアクションだなーとよく思います。でも、そこから日本人とは違うんだなと思って。勉強になります。

—  そういう日常から学ぶことって多いですね。

後藤 気がついたら私もオーバーアクションになっていたりとか(笑)。うつっちゃうんですかね。日常生活がオペラです(笑)。

—  日ごろ練習はおうちの中でもするんですか?

後藤 私はピアノを借りていまして、オーストリアにいる日本人の調律師さんから借りて、家で練習できるようにしています。一応夜9時まで大丈夫です。

—  学校行く前にも練習して、帰ってきてからも練習するのですね?

後藤 そうですね。新しい曲だと音を取るのに時間がかかったりしますね。もちろん調子が悪い時には声を出さないで歌詞の意味を調べたりだとか。声を出すだけじゃなくてそういう時間も必要かなと思います。

—  やっぱり歌の背景を分かっていなきゃいけないとか、そういう宿題みたいなものも出るのですか?

後藤 宿題はないんですけど、結局やっていないと自分が困るだけじゃないでしょうか。とにかく来週はこれをやるからと言われたらその時に出来なきゃいけないな、と思いますから。理想ですけど。

—  授業が発表の場ですね?

後藤 だといいんですけど。やっぱり一番勉強してくるのは日本人ですね。

—  他の国の人はどうなんですか?

後藤 家にピアノがないから練習できるわけないでしょ?と言われたときびっくりしました(笑)。ここで今音取るんですかとか、授業中ですよ。そういういいかげんさも日本人にないなと思いますね。すべての人がそうというわけではないですよ。本当にいろんな人がいるということです。だからおおらかでないとやっていけない。いちいちカチンときたりしていたら駄目ですね。暮らしていけないですね。

—  ウイーンもそうなんですね(笑)。

後藤 うーんそうですね、ウイーンでも(笑)。もちろん学生だからというのもあるんでしょうね。仕事だと、もちろん通用しませんよね。

—  でもそのほうが伸び伸び出来る感じがしますね。

後藤 そうですね。伸び伸びやっていますね。

—  学校以外でセッションやコンサートなどの活動もあるのですか?

後藤 割と気軽にみんなコンサートはやっていますね。区で持っているコンサートホールが安く借りられたりしますから。ちょっと何人かで集まってコンサートという形で結構やっています。

—  チャリティーコンサートみたいな?

後藤 かごを置いておいて、お願いします、という形でやっていたりとか。もちろんお金をとってやったりする場合もありますね。

—  何か面白い事、良いことが起こった事はありますか?

後藤 私の学校の先生は、ウィーン国立オペラ座で現役で働いている方なんです。それで練習場がウィーン国立オペラ座ということがありました。そういう所でミーハーな私としては非常に嬉しい(笑)。あとは、プロの練習風景を見せてもらったりもしました。フィガロの結婚だったでしょうか。

—  話は変わりますが、ウィーンの物価は日本と比べてどうですか?

後藤 昔は安いと思っていたんですけど、ユーロになってから日本と同じ位なのかなと思う時もあります。

—  食費も同じ位ですか?

後藤 日本と安い物が違うんですね。野菜は安いです。でもレストランとかそういう所に行くとああ同じくらいかなと思うことが多いんですね。でもオペラのチケットとか演奏会のチケットは安いと思います。日本でこれを聞くとなると、いくらするんだろう?ってよく思いますから。オペラを見るのは、いつも立ち見ですが、2ユーロです。

—  そんなに安いんですか!

後藤 もう本当に安いんです。毎日通っている方も多いみたいです。日本でいえば300円もしないくらいですよね。それで一流の音楽が聞けるというか、本当にありえないことですね。

—  やっぱり音楽環境が圧倒的にウィーンの方がいいですね。

後藤 もう町に根付いているというか、誰とでも音楽の話が出来るっていう感じがするんです。日本だとクラッシックって一部の人たちがやっているものという感じじゃないですか。そういうのではなくて、音楽をやっていない普通のおじちゃんおばちゃんも、モーツァルトの音楽くらい知ってるよみたいな。みんなでそういう音楽の話が出来るというのがいいですね。当たり前に生活に根付いているという感じがします。立ち見でよく会う方におじいちゃん、おばあちゃんっているんですけど、この年でもやっぱり立ち見で頑張りますかと思う時あります。

—  今は大体どのくらいの頻度で行かれているのですか?

後藤 9月から(12月まで)3回くらいしか行っていないですね。ウィーンに来た年はそれこそ毎日のように見ていました。今は、見ていない演目とか、演出が変わった時に行っています。

—  留学して良かったと思える瞬間はありますか?

後藤 演奏会後などに、お客さんですが、知らない人に演奏を褒められたときでしょうか。

—  留学なさってみて日本にいた時よりもこんなところが成長したなというような事は何かありますか?

後藤 自分の意見が言えるようになりました。昔も言っていたと思うんですけど。というよりはイヤなことがイヤと言えるようになったことです。昔は、イヤというかそういう気持ちを出すことが良くないと思っていたものですから。自分ひとり反対意見だったら、どうしようと思うことがなくなりました。結局それで言ってみて、同じような意見の人がいたりとかもありますしね。あとは感情を出せるようになったことです。それはオペラを通じてだと思います。やっぱり恥ずかしさがなくなったということだと思います。

—  いろいろ言えるようになったりすると生活自体も楽になってきますね。

後藤 そうですよね。いろんな考えが変わると思います。前向きにというか。

—  日本に戻って来たりすると周囲の人に変わったねとか言われますか?

後藤 どうなんだろう。昔からそういう傾向はあったのかもしれないですけど(笑)。でもやっぱり歌を歌うと変わったと言われますね。

—  歌の表現の仕方というか?

後藤 そうですね。何かそれで感動して泣いちゃったわと言われると、ああやってて良かったと思います。

—  それは感情の表現の仕方とかそういうものが変わったということなのでしょうか?

後藤 ある意味楽に歌えるようになりました。

—  声楽だと声をつぶしてしまうというのが割と良く聞くのですが。

後藤 よく聞きますね。私も。私は今のところ大丈夫です。何が良かったと考えたとき、もしかしたら、語学を全部理解していなかった事が良かったのかなと思うときはあります。先生の出す声とかしぐさとかで自分が感じたことをやって、それでオッケーサインが出たらいいということじゃないですか。そういうのを例えば言葉で細かく説明されて、例えば横隔膜を開いて喉をちょっと開けてなんて言われていたらもしかしたら出来なかったかもしれない。そういうことがストレスで歌えないという人もいますから。そういう意味で、テクニックは。感覚で感じ取ったほうがうまくいくんじゃないですか。あくまで、私の場合です!(笑)

—  そのへんは個人の差というかとらえ方ですよね。

後藤 自分の先生を信じるということですね。信じることの出来る先生を見つけるのが、難しいんですけど。新しい先生についた時というのは発声の仕方が今までと変わるということなので、絶対に一度は良くなると思うんです。それで、良くなった!と一瞬思うんですけど、それが持続するかはどうかはわかりません。半年位ついてみないと本当にその先生が良いかどうかは分からない、と私は思います。

—  そうなると見極めが難しいですね。

後藤 そうですね。そういう意味で、大学のほうに聴講に行ったりたくさんしました。いい先生がいると聞けばその先生のレッスンに行きました。あと決め手になるのは先生のクラスの発表会です。そういう所でやっぱりいい生徒さんがたくさんいるということは、その先生のテクニックはいいんだなと思います。

—  他の人の演奏を聞くというのも非常に大事ですね。

後藤 本当に勉強になります。

—  今後の進路はどのようにお考えですか?

後藤 今職探し中です。これからいろいなオーディションを受けていきたいと思います。今はまだこっちでやれることをやりたいという感じです。いずれはもちろん地元に戻って自分の勉強したことを演奏の場で表していきたいんですけど。とりあえずはこっちで頑張りたいです。

—  最後にこれから留学する人にアドバイスをお願いできますか?

後藤 語学は勉強してきたほうがいいと思います。そして、やる気を維持させながら、海外でしか勉強できないことをたくさん学んで、音楽の幅をどんどん広げて欲しいです。

—  今日は有意義なお話をいろいろとありがとうございました。
 

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