Y・Sさん/ ウィーン国際音楽ゼミナール
Y・Sさん プロフィール-まず簡単な自己紹介、現在までの略歴を教えてください。
Y・Sさん:武蔵野音大を卒業後、ピアノ教室で少し働いた後に、個人でピアノ教室をやりながら、たまに演奏会に出演したりしています。
-今まで講習会などに参加したことはありますか?海外に行かれたことはありますか?
Y・Sさん:コロナが流行する2.3年前に、アンドビジョンさんのプランでプライベートレッスンという形でウィーンにレッスン受けに行ったことがありますが、講習会に参加するのは今回が初めてでした。
-この講習会に行きたいと思った理由やきっかけはなんでしょうか?
Y・Sさん:演奏力の向上と、生徒に教えるのにも自身のレベルを上げていきたいと感じていたので参加することを決めました。ドイツも迷っていたのですが、もう一度ウィーンに行きたいと思い、今回ウィーンの地を選びました。
-参加者は、どのくらいの人数がいましたか?また、どんな人が参加していましたか?
Y・Sさん:アレキサンダー・ロスラー先生のクラスは、私を含め10人でした。日本人の方がほとんどで、数名ヨーロッパ出身の方も参加されていたりもしていました。
-講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか?
Y・Sさん:1日目にオリエンテーション、オープニングコンサートがありました。期間中は60分のレッスンを4回と選抜者コンサートが2回、コンクールがありました。コンサートかコンクールに参加するかは、先生がレッスン中に決めてくださいました。
-先生はどんな人でしたか?
Y・Sさん:お年を召されている先生で、とても暖かく優しいレッスンでしたが、言うことはズバッと言ってくださる方でした。
-レッスンでは、どんなことを教わりましたか?教わったことで、印象に残っていることはありますか?
Y・Sさん:ペダルのことだったり、アクセントの位置など細かい部分を指摘していただいたレッスンでした。最初の方は出来が良くなかったのですが、そんな時は「ここは何も考えていない音だ」とスバっとおっしゃってくださったので結構響きました。
-レッスンは何語で受けましたか?
Y・Sさん:ドイツ語でレッスンしていただきました。生徒によっては英語でレッスンされている方もいました。。
-講習会中に、人前で演奏する機会(コンサートやコンクールなど)はありましたか?
Y・Sさん:コンサートやコンクールの他にクラス内コンサートがありました。先生によって、実施されないクラスもあったようです。
-練習はどこでしたのですか?どのくらい練習出来ましたか?
Y・Sさん:宿泊ホテルの地下にピアノが置いてある部屋が3室あったので、そこで練習できました。基本は1時間ですが、空いている時は練習できました。その他、有料ですがホテル外の練習室を事前予約で借りることもできたので、結構練習できました。
-レッスン以外の時間は何をしていましたか?
Y・Sさん:観光をしました。
-街のようすはいかがでしたか?(治安、人々の様子、外観など)
観光客も多かったですがアジア系の方はあんまりいなかった印象です。治安も問題ありませんでした。
-宿泊先はどこに泊まりましたか?どうでしたか?
Y・Sさん:ホテルに宿泊しました。お部屋は綺麗で毎日清掃もしてくれました。
朝食は毎日同じでしたが、毎日しっかりといただきました。フロントでケトルを借りることができたので、日本から持っていったレトルトのお米を食べたりもしました。
-宿泊先と講習会場はどのように移動しましたか?
Y・Sさん:地下鉄を使いました。たまに違う駅で降りて歩いて行ったり、トラムを使ってみたりもしました。
-お食事は何を食べましたか?外食は1食何円ぐらいですか?
Y・Sさん:お昼はカフェに行ったり、スーパで買い物してホテルの部屋で食べたり。夜も部屋で食べたり、たまに外食したりしました。
外食すると1食3,000円ぐらいでした。スーパーでの買い物は1,000円ぐらいぐらいでした。
-海外の人達とうまく付き合うコツはありましたか?
Y・Sさん:英語です。現地では語学力の無さを痛感しました。
講習会は全部英語だったので、英語ができるとどこ行っても大丈夫だろうなと感じました。
-留学中に、困ったことなどはありますか?
-今回講習会に参加して良かったと思える瞬間はありましたか?
Y・Sさん:参加者が圧倒的に20代が多かったですが、将来の留学目的だったり、私と同じよう立場で参加されている方もいて、そういう方達とお話できる機会があったこと。あとは、現地で活動している方ともお話しすることができたので、とても刺激になったことです。
-留学して、何か自分が成長したなと思う事はありますか?
Y・Sさん:演奏技術が向上したことと、コミュニケーション能力が高まったかなと思います。
-日本と留学先で大きく違う点を教えてください。
Y・Sさん:日曜日はお店がやっていないことですね。日本人は勤勉で時間守って、土日だろうが仕事する感じですが、現地の方は土日は仕事したくないという感じでした。それはピアノ伴奏の世界でも同じようなことがあると、現地で活躍されている日本人の方からお話を聞きました。
-今後留学する人にアドバイスしておきたいことなどありますか?
Y・Sさん:講習会に関しては、コンクールがあるので課題曲のウィーン古典派の準備をしっかりとしておくといいのかなと思いました。
参加者がそこまで多くないので、賞取りたい!って方は十分にチャンスがあるのかなと思いました。
-今後の活動は?進路などありましたら教えてください。
Y・Sさん:今度はドイツあたりに行ってみたいなと考えているのと、ピアノ教室のテンポを増やぞ!と意気混んでいます!
-ご協力ありがとうございました。