K.Kさん/ホルン/バークリー音楽大学語学+音楽サマーコース/アメリカ・ボストン

K.Kさんプロフィール

中学生のころ、学校の部活でホルンを始める。今はアメリカの高校に在学中の17歳。音楽も英語も勉強できる良いコースがあると先生から聞き、夏休みを利用して本コースに参加。

 
-よろしくお願いいたします。まずは、簡単な自己紹介をお願いいたします。

K.K  中学の吹奏楽クラブで楽器を始めました。卒業してからは、吹く頻度は減りましたが、ときどき吹いています。

-講習会は初めてのご参加ですか?

K.K  はい、初めてです。NYの高校に通っているので、学校自体は海外ですが、音楽の講習会は初めてです。

-この講習会へ参加したきっかけはなんでしょうか?

K.K 学校の先生のおすすめでした。語学の勉強にもなるし、音楽も学べるし、私にぴったりじゃないかと勧めてくれました。

-参加者はどのくらいの人数がいましたか?どんな人たちがいましたでしょうか?

K.K ESL+音楽のコース自体には14人程度でした。ただ、音楽のコースには1000人以上いたと思います。というのも、ESLのコースの音楽レッスンの部分は、5週間のサマーコースに参加している方たちと同じレッスンを受けることになっているからです。
参加者は、秋からバークリーの本科コースに参加する方が多かったと思います。国籍は様々でした。ロシア、ドミニカ共和国、ジョージア、韓国、台湾、イタリア、フランスなどでした。年齢もいろいろでしたが、ESLのコースは、20歳前後位の方が多かったと思います。
 
-1000人とはすごいですね!いろいろな楽器の方がいたのでしょうか?

K.K  はい、楽器は本当にさまざまでした。私はホルンで参加でしたが、ホルンはたった2名だったのですが・・・・。でもアンサンブルでは個人の楽器に関係なくグループを組みますし、特に人数の多い少ないは関係なく学ぶことができると思います。

-なるほど。講習会はどんなスケジュールが組まれていましたか?

K.K 最初の2週間はESLだけの授業でした。2週間たったところで5week のコースが始まるので、そこから音楽の授業も始まります。
英語は午前中、午後が音楽、という形です。英語はかなりみっちり勉強しました!楽譜の読み方、のようなことはもうわかるという前提で、音楽史の勉強などもありました。
音楽は、週1回プライベートレッスン、週1回アンサンブルのレッスン・・・というように、毎日ちがうプログラムが曜日ごとに組まれていました。

-先生はどんな人でしたか?

K.K  語学は、近隣の語学学校や大学で英語を教えている先生が来てくれていました。音楽はもちろんバークリー音楽大学の先生でした。
主にJAZZを学んだのですが、とても楽しかったです。私の楽器は楽譜の読み替えなどがあるので、初見は大変でしたが・・・

-レッスンはもちろん英語で行うかと思いますが、ESLクラスの英語のレベルはいかがでしたか?

K.K 秋からバークリーに入る方たちはやはり少し英語も他の生徒よりできていましたが、グラマーなど基本的なことから学びました。日本語を話す環境が無かったので、とても勉強になりました。

-英語だけを学ぶのではなく、英語で音楽について勉強したりするのも良い勉強になりそうですね!

K.K はい、普段NYの学校にいるよりか、英語は勉強になりました!

-あとは、音楽のレッスンも楽しめましたでしょうか?

K.K はい。私はJAZZを学びたいとずっと思っていたのですが、その勉強はしたことが無かったので、初めはとても大変でした。JAZZは楽譜がない部分も多いので、自分でアレンジをしたりするやり方が最初はわからなくて・・・でも最後にはだんだんできるようになってきました。

-楽器の練習はどこでおこなったのでしょうか?

K.K  学校の寮の地下に防音の部屋が多くあり、24時間使えました。最初の2週間はかなり自由に使っていたのですが、5週間の生徒が来てからは、部屋が埋まってしまっているときもありました。特に事前に予約をしたりせず、行って、空いていたら使う、という形でした。音楽ではない学生も寮にはいたので、お部屋では練習できませんでした。それと、ドラムの方たちは楽器のある、学校の練習室を使っていました。

-寮にも練習室があるのですね。それだと夜も練習できて便利ですね!

K.K  はい、未成年は11時半が門限なのであまり学校の練習室を遅くまでもつかえないですし、便利でした!

-寮は練習室の他はいかがでしたか?過ごしやすかったでしょうか?

K.K はい、ロシア人のルームメイトと仲良くすごしました!ただ、この寮は冷房がなくて、扇風機は貸してくれるのですが最初は暑かったです・・・・。もう一つの寮はエアコンがあるらしく、うらやましかったですが、でも少ししたら過ごしやすい気候になってきたので良かったです。
食事は、そのもう一つの寮の方で取りました。歩いて10分くらいだったと思います。フルーツとかはおいしかったですが、アメリカの食事なので、全体的に重かったです・・・(笑)
3食そこで食べられるので便利でしたが、ときどき外でも食事をしました。

-練習をしたり、レッスンを受けたりしている以外の時間はどうやって過ごしていらっしゃいましたか?

K.K  友達とお茶を飲んだり、町を散歩したり、ビーチに行ったりしていました。土日は完全にOFFだったので、のんびりする時間もとれました。
 
-周りもたくさん見れたのですね!ボストンの町はいかがでしたか?

K.K 怖い思いをしたことは私は一度もなかったです。1人だけ、クライスメイトがホームレスに話しかけられたりしたことがあったみたいですが・・・。電車でも困る事はなかったですし、安心して過ごせる雰囲気でした。

-観光もできたようで良かったです。今後、講習会に参加する方へのアドバイスなどはありますでしょうか・・・?

K.K  そうですね・・・とりあえず、話しかけてみる、ということは大事だと思います。あとは、何か聞かれたとき、「ちゃんと考えてますよ」という意思も伝えることです。
英語の単語で言うと、Let me see… とか、How can I say…. などのつなぎの言葉を最初にいうだけでだいぶ違います。だまって考え込んでいると、質問の意味を分かっていないのかと思われて、会話がつづかなくなってしまったりもするので。

-なるほど。つなぎの言葉、確かに大切ですね!このような言葉を発するだけで、相手を安心させることもできそうですね。

K.K   はい。あとは、積極的に町を歩き回ったりして周りの様子を知っておくことも良いと思います。歩くことは気分転換にもなりますし、「見知らぬ土地に来てさみしい」という感情も薄れます。実際ボストンの町はヨーロッパ調の建物もあったりして、とてもきれいでした。
 
-留学中、何か困ったことなどはありましたでしょうか?

K.K  大きな問題は特になかったですが・・・あ、でも、寮でネズミがでました!夜に小さな音がして驚きました。

-ネズミ!それは驚きますね・・・大きなネズミですか・・・?

K.K  寮で見たのは小さなネズミでした。でも町では大きいのもいました(笑)

-それも一つの異文化体験でしょうか・・・(笑)そのほか、何か普段の生活とは違ったことはありましたか?

 K.K  とにかく、「自由」ということを感じました。普段学校では決められたスケジュールをこなす、という生活なのですが、ここでは11時半の門限にさえ間に合えば、特に午後の時間はとても自由です。勉強をするも、しないも自分次第というか。

-それでは時間の使い方も大切ですね!K.Kさんは会話をしたり、町をみたり・・・と積極的に過ごしていらっしゃったようなのでそうしていると吸収できることも多そうですね。
今回JAZZにふれて、これからも勉強は続けれいかれるのでしょうか?

K.K  私は音楽家にはならないと思いますが(笑)、でも音楽とはずっと関わって行きたいので、とても良い経験になりました。JAZZもこれからも機会があれば学んで行きたいと思っています。

-今日はお忙しいところどうもありがとうございました。K.Kさんの楽しさが伝わってきて、とても楽しくお話お伺いできました。

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