パリピアノ国際夏期講習
エコールノルマル音楽院で、フランスものを得意とする名手6人から教わろう。
文化と芸術が溢れる都市、パリで開催されるピアノ講習会です。会場は、建物の美しさでもよく知られた世界的な名門エコールノルマル音楽院。ここに、ヨーロッパやアメリカの各地から6人の名匠たちが集まり、フレンドリーな雰囲気の中で、マスタークラスやセミナー、そしてたっぷりのプライベートレッスンを行ないます。では、その6人をご紹介しましょう。まずは、「NHKスーパーピアノレッスン」にも登場したジャン・マルク・ルイサダ。エコールノルマル音楽院教授であり、フランスものやショパン演奏で名声を確立している彼は、ショパンを課題曲としたマスタークラスを担当します。次に、ピアニストとしてフランスACCディスク大賞を二度も受賞しただけでなく、指揮者としても活躍するジャン・フランソワ・アントニオーリ。ローザンヌ音楽院で教える彼は、指揮とピアノの両面の経験を活かして、モーツァルトの協奏曲を課題としたマスタークラスなどを担当。そして、ドビッシー研究家としても有名な、ロンドン王立音楽院のロイ・ホーワトは、フランスものの解釈をテーマにしたセミナーやマスタークラスを開講します。加えて、パリ国立高等音楽院で教える若手フェルナンド・ロッサノ、ドビッシーのCDでヨーロッパ最高の賞ともいえる「金のディアパソン」賞を贈られたニューヨーク・マネス音楽院のJ.Y.ソン、アメリカ・インディアナ音楽大学教授を務めるジョーン・ルイ・ハーゲンナウアーの3名は、主に個人レッスンを担当します。個人レッスンは、この3名の先生方全員から受けることができ、曲目は自由です。マスタークラスは、選抜された受講生のみが直接指導を受けられます。