ウィーン国際ピアノアカデミー
音楽の都ウィーンで、4名の教授から存分に音楽を習い、観光も楽しむ3週間。
オーストリア・ウィーンで開催されるこのピアノ講習会は、20年間ウィーンのベーゼンドルファーで行われた講習会です。ベーゼンドルファーの移動に伴い、2010年から本講習会は、ピアノ会社、ウェンドル&ラングで開催されています。指導にあたるのは、ピアニストとして世界の第一線で活躍し、アメリカの著名大学とウィーンで教鞭をとる4人。20世紀を代表する巨匠のひとりに数えられるエミール・ギレリスに学んだウィーン国立音楽大学元教授で、現在アメリカ・ベイラー大学音楽学部のクラジミーラ・ヨルダン教授、ニューヨークタイムズやサンフランシスコ・クロニクからヴィルトゥオーゾとして賞賛され、ベートーヴェンからフィリップグラスまでを弾きこなすネブラスカ大学リンカーン校音楽学部のポール・バーンズ教授、巨匠ルドルフ・ゼルキンに学び、「ウィーン・インターナショナル・ピアノ・デュオ」などで現役ピアニストとしても精力的に活動しているウィーン国立音楽大学のヴォルフガング・ヴァッツィンガー教授、ニューヨークのリンカーンセンターなど全米各地の著名ホールでリサイタルを行っているクリーヴランド音楽大学のシュアイ・ワン教授が、プライベートレッスンとマスタークラスで皆様の演奏に磨きをかけます。レッスンは期間中、6回受講でき、レッスン曲目は自由です。受講生の年齢制限は特になく、中学生以上ならばどなたでも申し込み可能です。うれしいことに、オーディションもありません。講習会の最後には、受講生が出演するコンサートが開催されます。このコンサートには、教授に選ばれた方だけが出演するのですが、できる限り全ての受講生が参加できるようにできる限り配慮してもらえます。そして、この講習会ならではの特長がもうひとつ。ウィーンの街をたっぷり見て回れるように、美術館や歴史遺跡、著名作曲家の家などを巡るツアーなども企画されています。コンサートやオペラを観る機会も。自由時間も豊富なため、たっぷりウィーンを満喫できます。宿泊はキッチンが使用可能な、5つ星のレジデンスホテルを他の受講生とシェアします。別途料金で、ザルツブルグ、ブタペストへの小旅行も計画されています。