1960年から毎年スイスで開催されているインターラーケン国際春期講習会は、最も歴史のあるクラシック音楽フェスティバルのひとつ。2010年に50周年を迎え、毎年さらなる飛躍を目指し、世界的演奏家を招いてマスタークラスを開催しています。チェロは、巨匠ダヴィッド・ゲリンガス。1970年のチャイコフスキー国際コンクール優勝以来、チェリストとして、また指揮者としても多彩に活躍。バロックから現代音楽まで、実に幅広いレパートリーを誇ります。世界各地で若い音楽家のためのマスタークラスを指導した経験があり、門下生には国際コンクール優勝者や入賞者も多数。そして、ヴァイオリンのマスタークラスは、ヴェンゲーロフをはじめ、世界的演奏家を多く輩出しているザハール・ブロン。トランペットは、現代音楽への取り組みが注目されるイエルーン・ベルワルツとマヌエル・ブランコ。いずれもこれ以上ないすばらしい教授陣が揃い、世界最高レベルのレッスンを直接受けられるという大変貴重な機会を用意。この春はスイスで、世界をめざす若手演奏家の挑戦を待っています。