アメリカ・フィラデルフィアの超名門校、カーティス音楽院は、才能に恵まれた若い音楽家を最高水準のアーティストに養成することを目的とし、アメリカに止まらず世界随一のトップレベル教育を誇ります。入学難易度が非常に高く、入試は狭き門ですが、生徒は全員奨学生という、徹底したサポート体制でも知られています。そのカーティス音楽院が、14歳から22歳までの若き音楽家に門戸を開く、3週間の「サマープログラム」は、当音楽院の教育メゾットを凝縮。作曲、指揮、オーケストラ楽器（弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器）、ピアノにおいて、カーティスの教育カリキュラムのエレメントに従い、濃度の高い音楽教育を受けることができます。毎日のセミナークラス、週単位の個人レッスン、リハーサル、理論などに加え、音楽院の講師、卒業生、そして現役の在校生と共に演奏することで、参加者の知識、スキル、経験値が大きく飛躍。毎日、朝から晩まで、びっしりと授業が組まれていますが、この厳格なスケジュールと、ひとりひとりに支援的な環境を惜しみなく提供するのがカーティス・スタイル。生徒の専攻する音楽に対してのディスカッションや対話の時間も多く取られており、ひとりひとりが音楽家として扱われ、その考えが尊重されるのも魅力的。世界中から集まる向上心の高い仲間たちや、支援的な講師たちとの意見交換は、大きな刺激に。音楽に集中して過ごす3週間の経験は、非常にチャレンジングで、このプログラムを達成したころには、参加者の大きな自信となっていることでしょう。ハイレベルな環境に身を置きたい方にオススメの講習会です。