フランス・パリから郊外電車(RER）で西10キロ程度進むとセーヌ川沿いに、印象派の画家たちが愛し、そして描いた街シャトゥーが現れます。モネ、シスレー、ドガ、クールベなどがこの街からインスピレーションを受け、ルノワールが「舟遊びをする人々の昼食」を描いた街としても知られています。ムジカルタ春期音楽講習会は、そんな美しい街シャトゥーの中心部にある、市が運営するシャトゥー音楽院で行われます。本年度の開催科目は、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ハープ、フルート、ピアノ。フランスやドイツを中心にヨーロッパから著名教授陣が集まり、公開スタイルでレッスンが行われます。音楽を学ぶにはベストと思われる雰囲気の中、若く有能な音楽学生やソリストが、最高レベルのクオリティで1週間のマスタークラスを受講します。レッスン後には美しい街並みを散策したり、セーヌ川をサイクリングやウォーキングするには最適なコースがいくつもあります。印象派の画家たちにように、心を開いてこの春期講習会に参加すれば、音楽的な発見がたくさん見つかるに違いありません。春期講習は、夏期に比べ、航空券が安く手に入ります。短期講習に何度も行きたい方や、フランスの下見留学をしたい方にも超オススメ。また、ヨーロッパの音大の受験シーズン直前の時期ですので、総仕上げとしてももってこいのマスタークラスです。講習会前後には、パリを楽しむことも可能です。もちろんフランスの美味しいお料理や文化芸術を堪能できるのも、この講習会の最大の魅力です。