闘牛やフラメンコの本場として知られるスペイン南部の街、セビリア。この街が生んだ作曲家、ホアキン・トゥリーナに捧げる音楽祭期間中に開催されるマスタークラスです。「音楽の街」として発展するために立ち上げられたこの音楽祭は、今ではヨーロッパを代表する音楽祭に成長しつつあります。マスタークラスでは、ソロおよび弦楽器、管楽器の方の室内オーケストラや管楽器の方の吹奏楽などが開催されます。音大や音大レベルからプロレベルまで若い音楽家へ門戸が開かれ、世界中から受講生が参加します。ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、クラリネットは、2回のプライベートレッスンと室内オーケストラまたは吹奏楽、ピアノは3回のプライベートレッスンとグループが作れた場合の室内楽、声楽は3回のプライベートレッスンを受講可能です。クリストバル•デ•モラレス音楽院を会場とするため、練習室も多数用意しています。音楽祭では「若い音楽家のためのコンサート」プログラムが用意されていて、選抜された受講生は、コンサートに出演するチャンスもあります。コンサートの会場になるのは、有名な教会やスペイン広場のコンサートホールなど。数多くの歴史遺産があふれる街でのコンサート出演経験は、あなたの音楽に大きな影響を与えることでしょう。申し込みには音源か演奏を記録したDVDの送付が求められます。選曲は自由ですが、選抜のため、異なるスタイルの2曲を提出する必要がありますので、事前準備をしっかりと。宿泊は、歩いて10分程度のレジデンスなので便利です。街をあげての音楽祭に、音楽家の一員として参加できるチャンスです。情熱の国で、あなたの音楽に磨きをかけ、夢への一歩を踏み出してみませんか？